2016年7月16日土曜日

フランスの無差別テロ  2016.7.16

 WHITE(SUNTORY)






世間では三連休である。




現役時代はいつだって三連休に心がときめいたものだ。
土日を迎える金曜の晩はとてもうれしかったから、三連休となるとなおさらである。
現役を退いた今は三連休を意識することもなく、テレビでそのことを知り「ふーん、そうだったのか」という反応だ。
かつてと今では大きなギャップがある。



フランス・ニースで無差別テロが起きた。
罪のない80数人の人が無慈悲にも暴走トラックに轢かれて亡くなるという、聞いたことのない惨劇である。
フランスではつい先日までユーロ2016が行われていた。
私は決勝戦のフランス vs ポルトガル戦を観ながら、フランス国民は昨年の IS によるテロで傷んだ心もこれで癒されるだろうと思ったばかりだ。



犯人は射殺されたので動機はわからない。
現在までの報道では IS との関係はなさそうだが。
観光地での花火大会までがテロの標的になることは恐怖であり悲劇である。
こんなことでは、人々が集まるイベントというイベントすべてで警戒を強化しなければいけない。
警備の強化にはコストもかかる。



短い間に二度のテロに襲われたフランス国民が気の毒でならない。
オランド大統領はいかなるテロ対策を打つのだろうか。