2016年7月19日火曜日

ソフトバンクのARM社買収  2016.7.19

谷本川





写真は昨日の谷本川(やもとがわ)。
谷本川は鶴見川上流の支流だ。
土手を整備した遊歩道では、休日になると多くの人が自転車を走らせたり散歩をして過ごす。



自宅から少し遠いので頻繁に訪れることはない。
昨日は珍しく歩いてみたくなり、暑いことを承知で出かけた。
科学的でない話で恐縮だが、身体に日光が足りない感覚があったのだ。
渡り鳥が本能で移動するように、ヒトにもそうした本能があってもおかしくはないだろう。



ソフトバンクが英国の ARM社を3兆円強で買収するというニュースが入ってきた。
ARM社って何をやっている会社?
買収の目的は?
などなど、ピンと来ない人も多いと思う。
3兆円も払う価値のある会社なのか?



実は2年前、経済雑誌で ARM社の記事を読んで感銘を受け、このサイトに投稿していた。
誰も覚えていないと思う。
なにしろ書いた私ですら ARM社の社名を忘れていたのだから。





孫さんは買収の狙いを記者会見で発表した。
スマホのCPUシェアがとても高いARM社を傘下に収めることにより、来たるべき I o T 時代でのビジネスを有利に展開できる。
その通りだと思う。


私から付け加えると、そもそもこの会社がとても儲かる事業構造であることが孫さんを惹きつけたのだと思う。
ライセンスとロイヤリティ収入で稼げる会社は、少ない人員で大きな利益をあげることができる。
労働集約的にあくせく働かなくとも、極端に言えば居眠りしていても会社にお金が流れ込んでくる。
それは彼が成功したモバイル通信事業と同様なのである。