2016年7月1日金曜日

参院選の7月へ   2016.7.1

選挙戦(渋谷)





昨日は実に蒸し暑かった。
これが高温多湿・日本の夏である。
観光に来ている外国客もびっくりしているのではないだろうか。
関東では今日も30℃の予報だ。



さて、Brexit ショックには心理的に揺さぶられたが、その一方でこのショックに慣れてきたように思える。
言い方を変えれば騒ぐのに飽きてきたのかもしれない。
私などはその一人だ。

リーマンショックのような金融危機が起きなければ日本にとっては差し迫った脅威ではない。
英国のEU離脱は欧州の政治経済連携における枠組みの変化である。
ドル・円が103円あたりにあり、心配された100円割れの常態化が起きていないことも経済界が静かに見守っている一因だとみている。
これから長い離脱プロセスが始まるが、そのなかで英国進出企業へ対EU関税がかかる場合に大きな影響は予想される。
しばし沙汰を待て、の心境だ。



Brexit ショックの次は参院選で騒ぐ番である。
自公は民進・共産の野党連合を「野合」と批判し、民進・共産は「憲法改正隠し」「アベノミクス失敗」と攻撃する。
選挙とはこんなものなのかもしれないが、建設的ではない。
有権者は候補者の細かい話に付き合う時間はなく、まずは政党、人選びに専念する。
政策を吟味するのは選挙の後になる。



実際のところ、当選した候補者のその後の言動をフォローする仕組みはものたりない。
探せばあるのかもしれないが、探す気力や熱心さは有権者側にもない。
舛添氏みたいなことになるとテレビ報道でワイワイ騒ぐ。
やはり改善が必要だ。