渋谷
昨日、衆議院厚生労働委員会で年金制度改革法案の採決が行われ可決した。
例によって民進党議員たちが事前に準備したプラカードを持って議長席へ殺到し、採決の妨害行為を行った。
テレビカメラ映り、新聞写真映りを意識した、つまらないパフォーマンスである。
まさに「田舎のプロレス」の再現だ。
国民の年金制度を心から心配しての行為ではなく、安倍政権へ何がしかのダメージを与えられればという下心満載の行為である。
恥を知れと言いたい。
反政権を社是とする朝日新聞は、朝刊で「採決強行」、「数の力で」とお決まりの偏向報道を行っている。
法案そのものへの考察がみじんもなく、ただただ政権批判の報道である。
民進党が「年金カット法案」と呼ぶことがポピュリズムであることへの指摘もない。
読者の一部にでも「自公政権は年金カットを行う国民いじめの法案を強行採決したんだ」と刷り込めれば良し、なのであろう。
年金財源が厳しくなっていることは国民の多くに共有された事実だ。
制度改革が必要なことは自明である。
国民に痛みを強いることになるから、政権にとっては辛い選択である。
それでも法案を提出するのは、国民の将来に対する責任感がおおもとにあるからだ。
民進党は批判ではなく提案を。
プラカードなど作っても国民のためにはならない。
採決を妨害しようと暴れたって、その場だけのこと。
知恵を絞って、わが国の年金制度のあり方を提案してみてはどうか。