日比谷
米国大統領選が迫ってきた。
今年は6月23日に Brexit があった。
住民投票前の報道では「残留」有利だったが、予想を覆す結果となった。
これほどの重大事でも報道は予想を外すこともある、と世界中の人々は学んだ。
私も結果を知った直後は強いショックを受けた。
「まさかないだろう」と思っていたことが起きると頭が混乱する。
今朝の報道ではクリントン氏、トランプ氏が僅差で競っている。
なんだかんだ言ってもクリントン氏が勝つだろうという見方もあれば、Brexit のようにトランプ大統領誕生もありうるのだ。
僅差なのだから。
僅差なのだから。
日本政府も2つの可能性を念頭において、入念なシミュレーションを行っていることと思う。
テレビで映し出される両候補の演説会を見て思うことがある。
USA と書かれたプラカードを応援者たちが掲げている。
政策は違えど、両陣営がアメリカを想う愛国姿勢は共通している。
これは国民として当たり前の姿であるし、とても自然だ。
わが国では愛国を自然に表現しにくい空気がある。
理由はいくつか挙げられる。
第二次世界大戦後、GHQがかつての日本を徹底的に否定する教育プログラムを行ったこと。
左翼思想、反日思想を持つ一部の大手マスコミが、今なお偏向した報道を行っていて国民を洗脳していること。
日本国民が日本を愛することは当然だ。
愛国 イコール 軍国主義、平和否定 という間違ったレッテル張りのない国でありたいと思う。
戦争が終わってもう70年もの年月がたっているのだ。
もちろん現在の日本に欠点もある。
すべて礼賛ということではない。
基本的な精神の置き方を言っているのである。