日比谷
飛び石連休である。
4日(金)を休んで4連休にしている企業もあるようだ。
有給休暇を取得して連休にした人もいる。
この先、ますます国民の祝日は多くなり、有給休暇も取りやすくなっていくことだろう。
集中して働き成果を出す、メリハリある働き方は日本の課題のひとつだ。
その方向に動いていることは間違いない。
アベノミクスではないが道なかばだ。
会社に長時間いることが会社や仕事への忠誠心を表しているという価値観は根強い。
その通りの場合もあるし、ポーズだけのケースもある。
長時間いることが習慣となっていて、さして効率の良くない働き方もある。
逆に成果が上がっていない期間は早めに帰宅しずらい時もある。
「稼げていないのに早く帰りやがって」という声なき声への怯えである。
”生活残業”も存在する。
つまり残業手当が欲しいので、残業になるように働くのだ。
ゆっくり仕事をすればよいのだから簡単なことだ。
この場合、上司の観察眼がとても大切になる。
ぼんやりした上司、部下にきちんとモノの言えない上司ならばフリーパスだ。
営業部門では成果が上がるほど、成果に伴う事務作業が増えて長時間労働になる傾向はある。
ITを活用して改善をはかってはいるが、これも道なかばだろう。
成果が上がらない人は事務作業も発生しないからヒマだ。
リストラが始まれば真っ先にターゲットになる。
効率よく働いて短時間で済ますことが成り立たない仕事もある。
飲食業、小売業など接客業はお客さんに対応しなければならない。
オープンしている時間帯は人が必要だ。
人手不足で猫の手も借りたい業界もある。
今なら宅配業、建設業であろう。
わが家の周辺では、夜遅くまでヤマト運輸のドライバーさんたちが頑張っているのを目にする。
いつも頭が下がる思いだ。