2009年11月29日日曜日

内藤大助 vs 亀田興毅戦   2009.11.29






夜になって雨になった。
秋の終わりに降る雨は「秋時雨(あきしぐれ)」と呼ぶことを
岡本おさみ氏作詞/吉田拓郎作曲の歌で知った。




内藤大助と亀田興毅のタイトルマッチは期待を裏切らない好試合だった。
まず、クリンチがない点が一番良かった。
亀田の無意味なパフォーマンスが皆無だったのも良かった。
判定で亀田がチャンピオンを奪取する結果となったが、私の判定は内藤が
勝っていた。
イニシアチブを握ろうとする積極性は明らかに内藤が勝っていた。
効果的なパンチ数も亀田が勝っていたとは思えない。




勝った亀田は次の対戦相手が決められている。
それはそれとして、内藤とはもう一度グラブを交えることになるだろう。
この二人の対戦は金(カネ)になるからである。
ボクシングは興行だ。
今夜の試合のファイトマネーは結構な金額のはずだ。



両者の再戦が楽しみである。
質の高いボクシングを観ることは楽しい。






マンション理事会   2009.11.29


                    撮影:11月21日




昨日、私の住むマンションで理事会があった。
マンション住民は順番で任期一年の理事を務める決まりだ。
マンションに住んで5年経過するが、今年初めて我が家に順番が
回ってきた。



理事を務めていると、住人からの要望・クレームや隣人同士のささいな
トラブルも管理会社を通じて耳に入ってくる。

1.訪問者専用駐車スペースにいつもマイカーを停めている住人がいる。
2.廊下、階段などの共用スペースにタバコの吸殻が落ちている。
3.ペット禁止の規約があるのもかかわらず飼っている住人がいる。
  隣人がこっそり飼っているネコがバルコニーをわがもの顔で歩く。
4.バルコニー外壁に布団を干してはいけない規約を守らない住人がいる。
5.夜中に洗濯機を回すのでうるさい。 etc


人が集まるところにトラブルはつきものだ。
40世帯が生活するマンションだから、大なり小なりいろいろなことがある
ものだと知る。



こうした問題に対して理事会はまずは穏便に文書で注意を促す。
マンション管理組合名で注意すれば個人が前面に出ないのでカドがたたない。
やはり同じ住人同士だから、シコリを残したくない心理が働く。
それであっさり解決してしまう場合もあれば、効果がない場合もある。




近所づきあい、隣人関係は他人に迷惑をかけない生活マナーが問われる。
マナーだから個人差が大きい。
マナーの良い人ばかりとは限らないのが現実だ。
規約を守り、お互い迷惑をかけないようにして快適な住環境を維持したいと
願っている。

2009年11月26日木曜日

携帯(電話)ルールの定着  2009.11.26


                青空と緑    撮影:11月21日




今夜、会社からの帰りのこと。
東急・田園都市線で最寄駅まで着き、そこからバスに乗り継いだ。
自宅近くのバス停まで、乗れば10分もかからない。



バスの中でひとりの中年男性が携帯電話で話をしている。
聴くつもりはなくても車内は静かだから自然と話し声に注意を引かれて
しまう。
思えば最近、こんなシーンは珍しくなった。
携帯電話のルールが浸透したからである。



携帯電話が普及を始めた頃は、電車やバスのなかで大声で話す人が
後を絶たなかった。
いつの頃からだろうか、「通話はNG・メールはOK、優先席付近はどちらもNG」
というルールが一般化した。
鉄道会社、バス会社、そして電話会社がルールの普及に尽力した結果である。



このルールが定着する以前は、車内での携帯電話のトラブルが頻発した。
コギャル(最近言わなくなった)が山手線の車内でメール操作をしている時に
隣に座っていた初老男性が「やめろ!」と叫んだ場面を目撃したことがある。
私も通勤バスのなかでメール操作中に、隣り合わせた若者からいきり立った
口調で「やめてくれませんか!?」と言われて当惑した経験がある。
その彼は粘着質の性格で、しつこくからまれた。
嫌な思い出である。



新しい商品・サービスが普及していく過程は、新しいがゆえに社会ルールが
存在せずトラブルが発生することが多い。
携帯電話に関してはほぼ社会ルールが定着したようだ、とバスのなかで
実感した次第である。

2009年11月24日火曜日

早慶ラグビー  2009.11.24


             神宮外苑のイチョウ並木  撮影:11月23日



11月23日は早慶ラグビーの日である。不思議と好天になる。
このイベントが私のなかでは秋という季節の象徴である。
私は1995年に大阪から首都圏へ戻ってから一回も欠かさず観戦している。
これもひとえにチケットを用意してくれるシバタ氏あってのことである。



全勝同士で迎えた一戦は、稀にみる接戦となった。
前半が13対13、後半が7対7の引き分けで終わったが、ゲームは慶応が有利に
進めた。前半も後半も慶応がリードし、早稲田が追う展開だ。
終了間際まで20対13で慶応が勝っていたので、慶応を応援するファンは
今年こそ勝てる感触を感じていたに違いない。
最後は早稲田がチャンスをものにして同点に追いつき、そして熱戦は終了。
慶応の夢(優勝)はまだ先のゲーム(帝京戦)に持ち越されることになった。



早稲田としては慶応に「勝たせなかった」意義は大きい。
ライバルに改めて”壁”を感じさせたからである。
強い時の明治がそうだった。
早稲田は健闘すれども同点、というゲームが思い出される。
簡単に勝たせないことが大事なのである。



毎回書くことだが、鍛え抜かれた両校のラガーが一瞬たりとも気を抜かず
死力を尽くす姿は美しい。
無条件に感動させられる。


                                 秩父宮ラグビー場


2009年11月22日日曜日

風が強く吹いている  2009.11.22


                  秋景色  撮影:11月21日




出雲駅伝、全日本学生駅伝も終わった。
学生駅伝最大のイベント・箱根駅伝も近い。
今回はエースのダニエル擁する日本大学、前回優勝の東洋大学が優勝候補
だろう。



走ること、箱根駅伝が好きな人にお勧めしたい映画が「風が強く吹いている」
である。
私はこの映画で青春の素晴らしさ、リーダーシップの尊さを再確認した。
落涙したことを告白しておく。



来週でこの映画は終了するとのこと。
ぜひご覧になることをお勧めしたい。




2009年11月21日土曜日

休日の喜び  2009.11.21


               美しい秋  撮影:11月21日


ようやく迎えた休日。
三連休の始まりである。



今週は毎朝、布団の中で目覚めた時に「今日、休みだったらいいのに」と
思う日々が続いた。
5時半に起床し、洗顔、整髪、新聞を読みながら食事、歯磨き、着替えと
判で押したようにこなす毎日。
目覚めてから時間に追われることなくゆっくりとしたくて仕方がなかった。
年齢からくる疲れやすさのせいもあるだろう。
だから、今朝の解放感は大きかった。



とはいえ、毎朝働きに出かけるからこそ休日の喜びがあることは間違いない。
毎日が休日だったら、一週間でありがたみを感じなくなるのではないか。
休日を楽しみにせっせと働く日々のなかにこそ、幸福の種が宿っているように
思う。




2009年11月18日水曜日

季節は動く  2009.11.18


             クリスマスも近い銀座  撮影:11月18日




昨日、そして今日もぐっと冷え込んだ。
昼間、事務所を抜け出し銀座を歩いたが、吹く風の冷たさに驚いた。



ちょっと前まではクールビズ姿で仕事をしていたのがウソのようだ。
外出すると街の熱気にうんざりする日々だった。
喉もと過ぎればなんとやら、とはまさにこのことである。



季節が大きく動いたここ数日。
まもなく本格的な冬を迎える。
感覚を研ぎ澄ませて季節の移り変わりを感じ取りたい。
自然、そして地球の営みの素晴らしさを味わいたいものである。

2009年11月16日月曜日

オールナイトニッポンGOLD  2009.11.16


                木のある風景 撮影:11月15日




吉田拓郎ファンに朗報である。
シバタ氏の情報提供に深く感謝しなければならない。



ニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD」(月-金 22:00~)の
月曜パーソナリティとして、タクローが坂崎幸之助と共に起用される。
11月30日が最初の放送となる。



楽しみがひとつ増えた気分だ。

2009年11月15日日曜日

秋を撮る(私の愛する散歩道)  2009.11.15





7時前に目覚めてカーテンをあけ、外の天気を確認する。
晴れているとうれしくなる。



朝食もそこそこに散策へと出かける。
暑くもなく寒くもない。
秋は散歩に最適の季節だ。
秋を全身に味わいながら、いつものコースを歩き堪能する。



歩いていると、明日からまた頑張ろうという勇気が湧いてくる。
いつまでも元気でいたい、と心の底から思えてくる。
秋は本当に素晴らしい。







2009年11月14日土曜日

伊東温泉   2009.11.14


            車中から海岸を撮る  撮影:11月14日




昨日(金曜日)から伊東温泉へ1泊旅行に出かけた。



混雑する土・日を避け、有給休暇を使って金・土の旅にしたのである。
数日前からの週間天気予報で覚悟はできていたが、予報どおり悪天候下での
旅となった。
晴れていれば美しい伊豆の海岸線が眺められたはずだ。
お天気ばかりは運頼みであり、しかたない。



とはいえ、温泉宿は本当に素晴らしい。
英語で表現すれば、What a wonderful world ! になるのだろう。
温かい湯に浸かりながら手足を伸ばしていると、心が解放されていくのが
わかる。
湯上がりに受けた全身マッサージ(40分)は圧巻である。
こんな贅沢があっていいのかという気分になるくらい気持ちよい。



先週から”仕事上の課題解決”のため休日出勤、夜間残業が続いていた。
温泉とマッサージでコリがほぐれた感がある。



2009年11月11日水曜日

東北地方  2009.11.11






仙台で仕事があり、昨日久しぶりに東北新幹線で出向いた。



新幹線は早い。
東京→仙台がなんと1時間半である。
かつて在来線しかない頃は特急でも5時間かかっていた。



福島駅を過ぎて車窓左側の景色がとてもきれいなので写真に収めた。
天気に恵まれたこともあり、車窓から撮ったにしては上出来かなと思う。



今回は仕事だったが、いつの日か現役を引退したらゆっくりゆったり
東北を旅してみたい。
特に秋の東北はきれいだと思う。





2009年11月8日日曜日

好調なUNIQLO  2009.11.8


                池、陽光 撮影:11月3日




おだやかな秋の休日。



買いたいカジュアルウェアがあるので、江田の UNIQLO へ出かけてみた。
昼前のことである。
同じことを考える人は多く、既に駐車場待ちのクルマが10数台ずらっと
並んでいる。
順番が来るのがいつになるのかわからない状態で待つのは時間の無駄だ。
近所のコインパーキングにクルマを入れて店内に入る。
私の場合、長居はしないから金額は大したことはない。



店内に入るとかなり混雑している。
急に寒くなったから、多くの人が冬物衣料を買いに来たと思われる。
この不景気のなかでも UNIQLO は好業績を続けている。
かつてフリースでブームを起こしたが、品揃えがワンパターンだったので
飽きられ、いったん業績が落ち込んだ時期もあった。
やはりファッションは価格だけでなく、変化をつけることが必要なのだろう。
そこを反省し、次々とレパートリーに変化をつけるようになって復活した。
ヒートテックなど特色のある商品開発も功を奏している。



私はコーデュロイのスラックスが欲しかったのだが、残念ながら私の
サイズに合うものはなかった。
よくよく探せばあったのかもしれないが、あまりの混雑にうんざりして
何も買わずに店を出た。
混んでいる時に来た私が甘かったのだ。



これだけの客を惹きつける UNIQLO は改めてすごいと思った。
同社が今後どのような変化を演出していくのか、消費者としても企業人と
しても関心がある。

2009年11月7日土曜日

休日出勤と道案内  2009.11.7


                  花と虫  撮影:11月3日



土曜日だが昼前に自宅を出発し会社へと向かった。
休日出勤は久しぶりである。
来週の出張に備えた準備が残っているのだ。



みなとみらい勤務時代は平均すると月に1回は休日に残務処理を
していたと思う。
銀座勤務になって19ヶ月経過するが、秋冬の取引先イベントを除けば
休みの日に出勤することもなくなった。
自宅のパソコンで仕事をすることはたまにあったが、事務所まで出向いて
することはなくなった。



お昼に新橋駅に到着し、会社に向かって歩き始めた時のこと。
アジア系外国人カップルがたどたどしい日本語で声をかけてきた。
六本木に行きたいのだが地下鉄でどう行ったらよいのかと聞いてくる。
女性の雰囲気から、フィリピン人かもしれないなと思った。
こちらの話す日本語があまり理解できない様子だったので、流暢な英語で
説明した。
いや、それは真っ赤なウソである。
英語と日本語を使って、なんとかかんとか切り抜けたのが真実だ。



事務所に行く前にドトールコーヒーショップで軽い昼食をとることにした。
陽気がいいので歩道に面した外のテーブルでコーヒーとサンドイッチを
食べていたら、今度は初老夫婦から道を尋ねられた。
築地市場に行きたいのだという。
休日には東京に不案内な人々が多く出てきていることに軽い驚きを覚えた。



これほど都心には道案内を必要とする人が多いのだから、ボランティアが
活躍する機会がありそうだ。
民主党政権がめざす観光立国・日本。
そんなところから始めるのも大切なことだろう。

2009年11月3日火曜日

いつも音楽と共に生きてきた(花のサンフランシスコ) 2009.11.3


                公園   撮影:11月3日




明日は休日、という夜はうれしい。



昨晩、帰宅して食事を済ませ、くつろいで音楽を聴いていた。
スコットマッケンジーの「花のサンフランシスコ」の段になって、
小学校6年生時代に観ていた「ビートポップス」という音楽番組を
思い出した。



土曜日の午後に放送されていたこの番組を私は毎週ほぼ欠かさず
観ていた。
この番組で Bee Gees や Walker Brothers の存在を知った。
詳細を確認しようとネットで検索したところ、既に先人が思い出を
書き綴っていることがわかった。

60年代・70年代/そこにいた日々

All Things Must Pass  森羅万象 ~ 歩く印象派




当時、クラスメートのオオタ シンイチ氏も同好の士だった。
彼は元気にしているのだろうか?
「花のサンフランシスコ」を聴きながら旧友を思い出した夜だった。




【花のサンフランシスコ】

San Francisco(Be Sure To Wear Flowers InYour Hair)
Scott McKenzie



2009年11月2日月曜日

季節は巡る  2009.11.2


               秩父宮ラグビー場  撮影:10月31日




今朝、虎ノ門から銀座へ歩いていた時に寒風が吹いた。
ほんの一瞬だったけれど、冬が顔を見せた瞬間だ。


まだしばらくは秋だけれども、徐々に徐々に季節は初冬へと
動いていく。
うっかりしていると気がつかないけれども、この僅かな変化を
感じるところに四季の醍醐味がある。
細かく観察すれば四季どころか八季、いや十六季くらいは存在
しているのではないだろうか。


どんなに忙しくとも、どんなに悩みの淵にいようとも
季節の移り変わりを楽しむ感受性は失いたくないものだと思う。