2020年4月30日木曜日

緊急事態の出口     2020.4.30

東急田園都市線(青葉区市ケ尾町)   撮影:4月29日




緊急事態の出口はいつになるのか。
政府は5月4日に発表する。


東京都、大阪府など主たる自治体の長は延期を要望している。
東京、大阪が延期を主張すれば延期はほぼ濃厚である。
政府の判断はいかに。


感染防止、そして経済への影響。
この2つのバランスをどう取るか。
政府にはいまだかつてない、困難な政治判断が委ねられている。

1.感染の広がり
2.人出の減少
3.医療提供体制

これらが判断基準になるという。


私は国民経済(生活)を守る観点を最重視した、政府の妥当な判断を期待している。
具体的には以下の通り。


緊急事態を延期する。(5月7日~)

.5月7日以降はフェーズ2として、国としての管理項目を2項目に定める。

  ①感染症の重篤患者数(死者数)
  ②医療機関側のキャパシティ(医療従事者、ベッド数、その他の薬剤・医療グッズ)

.フェーズ2では感染症の新規感染者数は参考データへ優先順位を下げる。

4.①重篤患者数(死者数)、②医療機関側のキャパシティから緩和地域と緩和項目を動的に決定する。

※動的に決定とは・・・データが更新されるたび、意思決定を速やかに逐次行うこと


つまり、国民は感染すること(軽症・無症状)をリスクとして受容し、感染症の重篤患者を守る医療体制に移行する。
万が一、新たに陽性反応がわかった場合は自宅または隔離施設(ホテルなど)で静養する。

そして、国民の移動自粛要請と企業・自営業への休業要順次解除する。
企業・自営業が自らの意思で休業することは妨げない。
教育(学校)に関しては知見がないためコメントしない。


また、このサイトで述べているだけでは何も変わらない。
地域の代議士にこれからメールを送るつもりだ。

2020年4月29日水曜日

マスク      2020.4.29

川崎市多摩区    撮影:4月24日




昭和の日。だが、ちっともピンと来ない。
私たちの世代は 4月29日 =(昭和)天皇誕生日なのだ。


今日の話題はマスク。

シャープ、アイリスオーヤマがマスクの製造・販売をするようになった。
わが家でもシャープの抽選に応募したり、購入したアイリス製品が佐川急便で届くようになった。
これをきっかけとして、2月~3月に転売目的で買占められたマスク(Made in China)が街に放出されてきたようだ。
価格は60円/枚あたりが相場と聞く。


シャープ、アイリスオーヤマが国産品をじゃんじゃん製造してくれれば、転売目的品(Made in China)は値崩れを起こす。
今はまだドラッグストア、コンビニでマスクを不自由なく買える状態ではない。
転売屋は今がおそらく最後の売り時だろう。
品薄はもうしばらくの辛抱だが、新型コロナウィルス同様、必ず終息する。


実際のところ、マスクが感染防止に効果があるのかないのか、もうひとつはっきりしない。
しかし、こういう事態になると効果のあるなしは関係ない。
私は新たなエチケット・マナーと思って、外出するときはマスクを着けている。


愛用は ファクテリアの洗える布マスク ←クリック!だ。
Made in Japan である。
なかなか良い製品です。



2020年4月28日火曜日

合唱、再び     2020.4.28

県立市ヶ尾高校(横浜市青葉区)   撮影:4月25日




東京都の新規感染者数が再び3ケタに戻ってしまった。
一昨日、昨日と 72 → 39 で喜んだばかりだが、克服は甘くないことを再認識させられた。
焦らない、諦めない。


さて、今日は合唱の話。

2月23日(混声合唱:みなとみらいホール)を最後に合唱から遠ざかった。
合唱こそ3密(密集、密接、密閉)の極み。
しかたないと思っていた。
しかし、徐々に再開へ向けての動きが出ている。


Gospel は男性指導者がITに強く、今月から ZOOM を使ったオンライン・ライブレッスンを開始した。
さすがである。
私はライブに間に合わないので、アーカイブ、つまり録画された映像で練習をしている。


もうひとつの、地元での混声合唱。
こちらは練習会場もコロナ収束まで閉鎖されてしまったため、活動が完全に停止していた。
練習曲(3曲)だけは指導者から3月早々に示されていた。

昨日、指導者から提案があった。
練習曲をピアニスト先生にパート別(ソプラノ、アルト、テナー、バス)に弾いて頂き、その音源をCD-Rでメンバーに配布するということ。
ピアニスト先生から音源を LINE で受け取り、PCでCD-Rコピーを作成する工程は私が受け持つことになった。


再び歌のある日常に、ゆっくりではあるが回帰しようと動き出した。
前へ!

2020年4月27日月曜日

貴重品     2020.4.27

川崎市多摩区    撮影:4月24日




東京都の発表する新規感染者数が昨日72、今日が39 と減少傾向をみせてきた。
あくまで「確認した」感染者数であり、実際はこの数では収まらないと思うが、発表数値が少なくなってきたことを知り心がちょっぴり落ち着く。
このまま限りなく0に近づくことを願っている。


さて、今日の話題へ。

通販で注文した服が届いた。
段ボールを開けてビックリ。
なんと今や貴重品になったマスクが1枚、サービスで同梱されているではないか。


メッセージペーパーにはこう書かれていた。
「この度、長年お付き合いのある中国の縫製工場にお力添えをいただき、マスク10万枚を購入。
お客様のもとへお届けする取り組みを始めます。
おひとり様1枚と、心ばかりの品で恐縮ですが...(以下、略)」


なるほど、世の中は変化している真っ只中なんだなと感じ入った。
なかなかタイムリーで、かつ、顧客に歓迎される企画だとも思った。
やるじゃないか!

2020年4月26日日曜日

密      2020.4.26

横浜市青葉区    撮影:4月25日




いつの間にか「密」な場所を避ける行動習慣がいてしまった。
皆さんも多かれ少なかれそうではないだろうか。


写真は Staying Home all day long に飽きて、鶴見川べりの遊歩道を海の方向(鶴見)へ歩いていた途中の田園風景である。
実に「密」でない景観だ。
青葉区、素晴らしい。




2020年4月25日土曜日

前へ!      2020.4.25

川崎市多摩区    撮影:4月24日




今日になって、先行きに希望を持たせる知らせが届くようになったことを感じる。


●雇用調整助成金 小規模企業へ100%補助が決定
(商業・サービス:5人以下、製造業:20以下) ※中規模は90%補助

●政府・与野党連絡協議会で、店舗へ家賃支援の制度協議を24日に開始

●トヨタが5月4日に北米全工場(USA、カナダ、メキシコ)で生産再開

●ユニクロが23日からドイツで営業再開(済み)

●日銀が27日に国債購入金額上限を撤廃(予定:間違いなし)


前2つは日本の産業、商業、サービス業を存続させるための仕組み。
中2つは日本のリーディングカンパニーの動き。
最後はお金を日本中に回すための裏付け。
危機だから国債購入青天井、大賛成。
いいぞ、いいぞ、どんどんやれ!
あとから国民が懸命に働いて、税金納めて帳消しにするから。


明治大学ラグビー部のように、皆で”前へ”
私も神立園 ←クリック へ新茶を発注した。
皆で、それぞれできる範囲でお金を世の中に回そうではないか!

2020年4月24日金曜日

We Are The World         2020.4.24

つつじ(横浜市青葉区)





昨日、投稿をアップしてあまり時間がたたないうちに岡江久美子氏の訃報を知った。
この感染症の恐ろしさを改めて認識し、強い恐怖感に襲われた。
冷静・科学的に考えようとする自分と恐怖におびえる自分。
2つの自分が私を引き裂こうとしている。


神立氏 ← クリック!から、サイト We are the World (2020) ← クリック! を教えてもらった。
心が乱れる時は音楽に救われる。
いつも音楽と共に生きてきた。


元祖も聴いてみた。


これこそ、合唱の力強さ、素晴らしさだ。
涙が流れる。

2020年4月23日木曜日

もしかして、悪い夢?        2020.4.23

つつじ(横浜市青葉区)   撮影:4月23日




新型コロナウィルス感染症騒ぎでワーワーやっているうちに、気が付けば外ではつつじの花が咲く季節を迎えていた。


4月7日の非常事態宣言(7都府県)、そして16日(全国展開)を経て、感染者数/死者数はどうなったのか。
見比べてみる。


4月 7日      3,654       85

4月23日   11,512     281  


皆さんもすでに連日の報道でおわかりのように、感染者数はPCR検査をすればするほど増えていく(はず)。
つまり、発表される感染者数は氷山の一角にすぎない(はず)。
実際はこの数値の10倍かもしれないし100倍かもしれない。
正確なところはわからない。
だが、もっと多くのウィルスキャリアがいるであろうことは容易に想像がつく。
感染経路が不明な感染者がかなりいるのだから、そう考えるのが自然だろう。


やはり、重視すべきは死者数である。
お亡くなりになった人数が281人。(事実)
日本の人口(1億2千万強:事実)と比較して考えてみるとよい。


今、国を挙げて取り組んでいる接触8割減が無駄だとは言わない。
未来のオーバーシュート、医療崩壊を防ぐことは極めて重要だ。
だから自分でもできることはやっている。


でも、待てよ。
ちょっとやり過ぎ、騒ぎ過ぎではないのか。
そろそろベクトルを修正すべきではないか。
大事な産業、商業を守るために。
そう考えるようになっている。


もしかしたら、我々は東京都知事とテレビマスコミにしてやられたのではないか。
昨日あたりからそう思えてきた。

2020年4月22日水曜日

虎ノ門ニュース 4月22日      2020.4.22-②

 
横浜市青葉区    撮影:4月21日




虎ノ門ニュース 4月22日(ケント・ギルバート/上念 司)を、ぜひご覧ください。
地上波の報道ばかりを観ていると、正しい判断ができません。



00:04:10 本編

00:07:22 NY原油先物 初の価格マイナス 5月物 投げ売り

00:23:09 米 中小企業へ追加支援32兆円 議会との合意近い

00:31:46 手挙げる方式ではない 給付手続きで西村再生相/休業協力金への活用認める 交付金 政府方針転換

00:43:13 野党 補正予算の審議短縮拒否 安住氏「徹底抗戦」

00:49:33 【独自】WHO上級顧問・渋谷健司氏に物申す!

00:56:23 G20宣言 米の反発で見送り WHO機能強化巡り

01:04:34 米各地で外出制限への抗議相次ぐ 大統領容認姿勢

01:24:34 BTO 地上波に虎ノ門ニュースがお灸をすえる!

01:50:30 金正恩氏 重体との報道 米CNN 韓国は異変否定

私がショックを受けた音楽アーチストたち    2020.4.22

谷本川(横浜市青葉区)   撮影:4月21日




東名青葉インターの近くで撮影した。
春の花が咲き誇っている。


新型コロナウィルスは武漢で人工的に作られた疑いがある。
米国の指摘に対して、中国べったりの WHOが否定する声明を出した。
WHO が否定するということは、実績から判断してその反対の可能性を考えたほうがよいだろう。
ヒト-ヒト感染はない、などと初期の段階で偽情報を流したのは他でもないWHOである。


さて、標題に戻ろう。
昨日、谷本川を散策しながら考えていた。
私が最初に聴いてショックを受けた音楽アーチストは誰だっただろうと。


いちばん初めは Beatles
9歳(小3)。5歳上の兄の影響である。

続いて16歳。吉田拓郎

高校2年。Gilvert O'Suliivan

大学生になって。CAROL
ロックにはやはり英単語がしっくりくることを知った。

同じく大学時代。Eagles
「Hotel Carfornia」の完成度の高さにのめり込んだ。

社会人になった直後。大瀧詠一
札幌にいた 神立くん ←クリック! から教えてもらった。
あまりの多才さに強いショックを受け、今日に至っている。


もんたよしのり(もんた&ブラザース)。
声がユニーク過ぎた。



その後。宇多田ヒカル
あまりの歌の上手さに仰天。


以上が初めて聴いたときに強いショックを受けた音楽アーチストたちだ。
その後、継続して聴いていたかというと、それっきりの人もいる。

初めて聴いて強いショックは受けなかったものの、その後ずっと好きなアーチストも多い。

加山雄三
トワ・エ・モア
井上陽水
荒井由実
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
安全地帯
小田和正
中島みゆき
Southern All Stars
Bee Gees
Simon & Garfunkel
Carpenters
Stevie Wonder
Fleetwood Mac
MIchael Jackson
ABBA


最近、好きになったアーチストもいる。

3年前から。 SEKAI NO OWARI。彼らは才能があると思う。

2年前の映画以来、45年遅れの”遅れてきた”ファンになった。Queen

音楽って本当に素晴らしい!


2020年4月21日火曜日

Never Going Back Again(Fleetwood Mac)    2020.4.21-②

二子玉川駅ホーム(世田谷区玉川)  撮影:2017年4月




「いつも音楽と共に生きてきた(Rumours :Fleetwood Mac)  2020.4.19」を書いてから、さらに輪をかけて頻繁に Fleetwood Mac を聴いている。


知らない方がいたら、ぜひ聴いて頂きたいのが Never Going Back Again ← クリック!


うん、実に素晴らしい!

未来に活かす教訓(その2)     2020.4.21

生田緑地(川崎市多摩区)  撮影:2017年4月




突然、世界を巻き込んだ感染症。


各国とも総力を挙げて封じ込めに対処している最中だ。
医療従事者、政府・自治体・関係機関・企業、国民の協力と犠牲が功を奏し、米欧ではそろそろ感染拡大のピークを打ちつつあると報道から読み取れる。
いっぽう、わが国はまだまだ予断を許さない緊急事態下にある。


今、日本にとって最も大事なことは官民挙げて感染症の封じ込めに努めること。
そして、同時並行で企業、自営業者の今と将来を守ること
この2点に異論はないだろう。
国民は犠牲を強いられるが、明るい将来を見据えて辛抱したいものである。


今回のパンデミックから、未来に活かす教訓を記しておきたい。


その2.

医療従事者の装着品を国家レベルで備蓄しておくこと。
国民も衛生サプライを家庭内に備蓄しておくこと。
特定国に偏った供給を改めること。


まず、マスクが店頭から消えた。
今なお、不足している。
シャープが今日、ネットで個人用を発売するが、アクセス不能状態だ。
マスクに続いてアルコール消毒液、はたまた体温計までが手に入らない。

ここへきて、医療従事者用のマスク、フェースシールド、防護ガウン類の不足が報道されるようになった。
由々しき事態である。
感染症治療活動に必須のグッズほとんどが、中国からの輸入に依存している現実を知るところとなった。


供給を特定の国に大きく依存している状況はきわめて心もとない。
今回の大きな教訓であり、改善が急務となる。

幸いなことに、今回の事態を受けてさっそく数多くの国内メーカーがマスク製造に参入している。
フェースシールド、防護ガウンの製造を新たに行う企業も現れている。
頼もしい限りである。

2020年4月20日月曜日

未来に活かす教訓(その1)        2020.4.20

川崎市麻生区  撮影:2018年4月




外からカラスの鳴き声が聞こえる。
雨はあがったのだろう。
朝からやや肌寒い一日になった。


さて、今回のパンデミックでわが国のウィークポイントがいくつかはっきりと浮き彫りになった。
以下、整理しておきたい。


その1.

危機に迅速・大胆な権力発動ができない統治システム


国民の安全・安心が脅かされた時に、首相が迅速・大胆な意思決定ができない統治システムになっていることが明らかになった。
今のままではパンデミックのみならず、万が一、他国からの軍事攻撃を受けた場合、国民を守ることはできそうもない。
背筋が寒い。


学校の一斉休校、企業の休業要請、国民の外出自粛はすべて強制力の伴わない”要請”だった。
とくに休業要請と補償がセットになっておらず、全国の企業・自営業者が奈落の底に落とされてしまった。
結局、一番肝心な補償は都道府県長に一任(丸投げ)される形となった。


首長たちも中途半端な権限だけ与えられて、辛い立場に立たされた。
「早く決めてくれ」と四方八方から突き上げられるなか、最初の対象地域・7都府県長は七転八倒して結論をひねり出した。
追って全国展開された府県知事たちは、今も生きた心地がしない時間を過ごしている。



これらは安倍政権が無能だからというよりも、日本の統治システムが持っている欠陥である。
平時、危機を区別し、危機においては時の首相が迅速・大胆に強制力を発揮できる統治システムを強く望みたい。
頼むぞ、国会議員さん。

2020年4月19日日曜日

いつも音楽と共に生きてきた(Rumours :Fleetwood Mac)    2020.4.19

春(横浜市青葉区)   撮影:4月19日



Fleetwood Mac は今でもよく聴く。
彼らの音楽を好きな人は多いだろう。


私が Fleetwood Macを聴くようになったのは社会人1年生の頃だ。
10月に札幌勤務が決まり、羊が丘の独身寮に入った。
木造の古い建物だった。


休みになると退屈しのぎに北海道中央バスに乗って街に出た。
羊が丘から札幌に向かう途中、月寒中央というバス停があった。
今もきっとあるだろう。
そこの小さなレコード店で、店のお兄さんに紹介されたのが Fleetwood Mac のアルバム Rumours だった。


彼らのメロディラインは聴いていて心地よい。
個性的だが凝り過ぎてはいない。
自然だ。
異常な緊張にさらされる昨今。
彼らの音楽に癒されている。


Songbird ← クリック!

2020年4月18日土曜日

元の生活         2020.4.18

長津田駅(横浜市緑区)     撮影:4月17日




緊急事態宣言下で時が刻まれている。


駅のホームから東京都美術館の広告看板を見つけた。
「どうせ開いてなんかいない」という、悲観的な考え方が身についてしまった。
残念だが、当分こんな状況が続くのだと覚悟を決めている。


日々、流れてくる情報にアンテナを立て、そのなかから納得できるものを探している。
長引くかもしれぬ場合に備えて、ネットでいくつか買い物もした。
衛生面で安心をもたらすものや、友人・知人とオンラインで集う際に必要な Web カメラも発注した。
Webカメラはやはり在庫なし、入荷待ちだった。


感染が静まれば、いづれは「元の生活」に戻る。
合唱だってできるようになるだろう。
しかし、取り戻した「元の生活」は今回の激変がもたらした新たな試みが間違いなく反映されたものになるはず。


それは、テレワークであったり、疫病に対する備えであったり、さらにはベーシックインカム(basic income) ←クリック! すら実現するかもしれない。
変化に適応する努力は怠りたくない。
そう思う。

2020年4月17日金曜日

新たなステージへ(緊急事態宣言)      2020.4.17

終日臨時休業(横浜市青葉区)  撮影:4月14日




昨日、安倍総理は緊急事態宣言(4月7日)の対象を全国に広げることを発表した。


これで5月6日まで、国を挙げて感染拡大防止に取り組むことになる。
徐々に構えができてきた感がある。
新型コロナウィルス感染症の収束に効果があることを期待している。



<ポイント>

人と人の接触を減らす(8割の接触削減 再徹底)
不要不急の帰省・旅行を絶対に回避


<現金給付>

国民一律10万円


現金給付に関しては、迷走してほぼ1ヶ月を浪費した。
危機における制度設計は「スピード」と「わかりやすさ」が肝要であることを私たちは再確認した。

政府を動かしたのは自民党と公明党。
とくに公明党(山口代表)からの要請は、いつもインパクトがある。
軽減税率は現場を複雑にする政策だったが、今回の現金給付は良かった。


2020年4月16日木曜日

3年        2020.4.16

横浜市緑区から富士を望む   撮影:4月14日



経済は突然、急激に冷え込んだ。

今朝の「モーニング サテライト」(テレ東)で耳にしたフレーズである。


経済データ(収縮率、失業率、稼働率、輸出入・・・)では世界大恐慌以来のピンチを迎えているという。
経済とは世界中の人々が仕事をしたり、衣食住・余暇などすべての生活(活動)の総体である。
都市封鎖、接触8割減がこの規模で行われれば、この結果は仕方がない。
それにしても、私たちの生きるこの世界はこんなにももろかったのか。


このピンチは疫病がもたらした。
わが国でも緊急事態宣言が解ける(予定:今のところ)5月7日から、元の生活が戻ってくると考えないほうがよい。
居酒屋で酒を酌み交わし語り合う、とか、カフェでお茶しながらおしゃべり、皆で集まって楽しく合唱、ジムで運動、などなど元の生活は長ければ3年は難しいと思う。
これは私の直観。
外れてくれればうれしい。

2020年4月14日火曜日

正常性バイアス      2020.4.14

生田緑地(川崎市多摩区)  撮影:4月14日




正月を迎えたのはつい3か月前のこと。
3月、4月の状況がこんなことになるとは夢にも思わなかった。
皆、同じだろう。


さまざまな情報に接しながら日々、緊張はしている。
だが、どこかまだ現実を受け止めきれていない。
情報の更新スピードが速すぎて頭の整理がつかないのだ。
今起きていることは夢か幻か。
そう感じる時もある。


自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人間の特性のことを、心理学では「正常性バイアス」と呼ぶことを最近知った。
脳の防衛本能らしい。
今の私にもそれが働いていることを感じる。


2020年4月13日月曜日

文藝春秋 五月号         2020.4.13

谷本川(横浜市青葉区)   撮影:4月5日



新型コロナウィルス感染症騒動に不安を感じる方、最適解を探しあぐねている方に一読をお勧めします。
内容のあるコンテンツに触れると、正しい恐れ方、冷静な心構えができる実感があります。
つい最近の発売です。


※TVのワイドショーはいたずらに不安を煽る報道傾向だと感じます。
 おどろおどろしい音楽を流しながら、とか、イメージ操作が行き過ぎです。
 まったく無意味とまではいいませんが、ほどほどにしたほうが良いと思います。




<文藝春秋 五月号> 960円

総力特集 コロナ戦争  
   - 日本の英知で「疫病」に打ち克つ -

塩野七生  作家・在イタリア
磯田道史  国際日本文化研究センター准教授
佐伯啓思  京都大学名誉教授
橋下徹   元大阪府知事・弁護士
小池百合子 東京都知事
吉村洋文  大阪府知事
舛添要一  元厚生労働大臣・前東京都知事
岩淵敬介  神奈川県立足柄上病院医師



2020年4月12日日曜日

social distance     2020.4.12

生田緑地内の坂道(川崎市多摩区)   撮影:4月10日




昨日、さまざまな情報に接してみて考え方を変えた。
新型コロナウィルス感染拡大が「収束するまで待つ」のではなく、「今できることは何かを考える」。


首都圏、大阪、兵庫、福岡で接触機会8割減の取り組みは始まったばかり。
愛知、京都も追随した。
地方の人口100万超都市(政令指定都市)でも遠からず始まるだろう。
経済活動の犠牲を払いながら、感染拡大阻止を最優先した。
ただし、感染拡大に歯止めがかかるかどうかはまったく予断を許さない。


仮に感染拡大が下火になったとして、私たちがすぐに元の生活に戻ることができるかといえば、きっとそれも違う。
東京オリンピックも来年開催できる保証は、現時点ではまだない。
友人と飲食・歓談したり、スタジアムでスポーツ観戦したり、合唱活動を楽しむ、といった元の生活ができるのはしばらく先のことだろう。
安心してできるようになるのはいつか?
ワクチンが開発され、広く普及した時である。
つまり、まだ時間がかかる。


明るい話もある。
今朝の新聞記事に光明を見た思いだ。
米国がトランプ大統領肝入りで、ウィルス抗体検査を開始する準備に入ったという。
抗体を確認できた人から social distance(人と距離を置いたり、接触を避けるための対策)を緩和させる。
そんな人を増やして社会・経済活動を元に戻していくプランだ。


知らないうちに感染して無症状や軽症だった人は、体内に抗体ができる。
その人たちは誰なのかを抗体検査で見極めるのだ。
具体的な進捗があることを大いに期待している。

2020年4月11日土曜日

3日経過(緊急事態宣言)     2020.4.11

生田緑地 (川崎市多摩区)   撮影:4月10日




政府から緊急事態宣言が出されて3日が経過した。


政府、自治体、医療機関、企業、人々の協力で、感染の急拡大阻止が狙い通り達成されることを願っている。
ニュース報道を観て、ときに不安を感じることもある。
逆にどこか楽観的に考える自分もいる。
やはり心は揺れる。
「心配し過ぎるな。油断するな。」と思って生活したい。


昨朝、自宅からバスに乗った。
通常時であれば始発から最寄り駅まで計50人は乗るバスが、昨朝は自分を含めて10人しか乗らなかった。
まさに接触機会8割減が実現されていて驚いた。


駅や電車内では他人(ひと)との距離も接近しすぎないように注意した。
バスも電車も窓を開けて換気に努めている。
少し寒いが、真冬ではないだけマシである。
3密のひとつ、”密閉”を避けるうえで換気はきわめて重要だ。

2020年4月10日金曜日

運動と気晴らし     2020.4.10

生田緑地(川崎市多摩区)   撮影:4月8日




運動と気晴らしを兼ねて生田緑地へ出かける回数が多くなった。
2月は8回、3月は9回、今月に入って3回。


アップダウンのある野山を比較的速足で歩く。
時間にして 1.5h ~2h くらいになる。
登りの坂道はなかなかきつい。
けれども「負荷をかけなければ運動にならない。」と言い聞かせて頑張るのだ。









2020年4月8日水曜日

接触機会8割減      2020.4.9

つつじの花(生田緑地:川崎市多摩区)   撮影:4月7日




安倍総理は緊急事態宣言で「人との接触機会8割減」を訴えた。


これは専門家会議委員の西浦博氏(北海道大学教授)の試算に基づいている。
ドイツ並みに1人の感染者が2.5人に感染させる前提で、感染を減少に転じさせるには接触8割減が必要だという。
こうした試算に基づく提言こそ、まさに専門家の役割である。


なるべく接触機会を減らしてください」という表現だったとしたらどうだろう。
一人ひとりの「なるべく」の基準が異なるので、削減行動は主観的・感覚的なものになり効果を期待しづらい。
8割減といわれれば、削減行動を8割ぴったりではなくともそれなりに近い姿へ導くことができる。


考えてみれば、私たちのまわりに「なるべく」は数多く存在する。
それは必ずしも悪いことではないが、ここぞという時には具体的に提示することが必要に思う。


緊急事態宣言       2020.4.8

美人とお茶(横浜市緑区)




政府(安倍総理)から昨夜、緊急事態宣言が行われ未明0時から発効された。


緊急事態宣言を私なりに解釈すると、以下のとおりになる。

<現状認識・前提>

1.新型コロナウィルス感染症の感染者数は米国、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、中国と較べて、わが国は低いレベルにある。
死者数も同様である。

●感染者数/死者数  4月7日 8:28現在(日本時間)

米国    366,614/10,783
スペイン  136,675/13,341
イタリア  132,547/16,523 
日本        3,654/       85


2.わが国の感染者数は増加傾向にある。この先、激増する可能性を国民の協力によりミニマムにすべきである。

3.病院ベッド数の上限に迫っており、重篤な患者を最重点に治療する体制が急務である。


指定7都府県から具体的な協力要請が発せられ、さまざまな経済支援が行われる。
米国、スペイン、イタリアなどで行われているロックダウンを行う段階にはないのも納得できる。
政府の要請にアパホテル、東横インなどビジネスホテル経営側が応えていることも、医療機関の負担を軽減する策として評価できる。


2020年4月7日火曜日

好きな Gospel 曲      2020.4.7

谷本川(横浜市青葉区)   撮影:4月5日




あらゆる音楽ジャンルには秀作と駄作がある。
あのビートルズでも210数曲のなかに駄作は散見される。
もちろんそれをはるかに凌駕する数の名作があるのだが。


Gospel 曲のなかにもいい曲だなぁと思うものと、これはちょっと・・・という曲も存在する。
ご紹介するのは私の好きな曲である。
良し悪しは皆さんが判断してほしい。


Kirk Franklin - Why We Sing ← クリック!


追記:YouTube のCMって邪魔くさいですね。「有料、CMなし」も検討したくなります。でも、それこそ Google の思うつぼかも。

2020年4月6日月曜日

小学校の入学式      2020.4.6

春の到来(横浜市緑区)   撮影:4月6日




未確認だが私が大田区立道塚小学校に入学した日は4月6日だったと思う。
4月6日と聞くと小学校の入学式だ、といつも思うからだ。


幼稚園を卒業し小学校へ上がることは、本人にとっても親にとっても一大イベントだ。
私は「勉強って何をするんだろう?」という興味と共に、「勉強って難しくないのだろうか?」という不安を感じていた。
私の不安に父が答えてくれた。
「先生がわかるように教えてくれるから大丈夫だよ」


この言葉で安心したことを今でも忘れない。
担任が若くて優しい大石八重子先生だったこともよかった。
先生はわかりやすく勉強を教えてくださった。
おかげで学校に苦手意識を持たずに通うことができた。


およそ60年前の入学式。
何をどうしたのか、詳細はまったく記憶に残っていない。
ただ、4月6日という日付だけは覚えているのだ。