東大寺 奈良県奈良市(Bing Wallpaperより)
1.2014年1月
理化学研究所(理研)ユニットリーダーの小保方晴子氏らが、英科学誌『ネイチャー』に論文を発表。
動物の細胞を弱酸性の液体に浸すなどの「外部刺激」を与えるだけで、どんな組織にもなれる「多能性」を持った細胞(STAP細胞)に変化するという画期的なものだった。
マスコミは iPS 細胞よりも簡単に作製できる「夢の技術」として、割烹着で実験する姿や研究室の様子が連日メディアで報じられた。
発表直後から、インターネット上の研究者コミュニティなどで論文の不自然な点が次々と指摘された。
その後の騒ぎは皆さん、ご存じの通り。
理科系を自認する私だが、「STAP細胞はあります」と真剣に語る小保方氏の発言にウソを感じられず、擁護派にまわった。
科学の世界では再現性がない事象は「あります」は通らないのだが、そんな私にも魔が差したか。
色ボケと揶揄されて今日に至っている。
2.2014年2月
「現代のベートーベン」と称賛された作曲家・佐村河内守(さむらごうち まもる)氏が、実は別の人間に作曲を依頼していたという、クラシック音楽界やメディアの信頼を揺るがす事件が発覚。
週刊文春にて音楽講師の新垣隆(にいがき たかし)氏が実名で手記を発表し、自身が18年間にわたり「ゴーストライター」を務めていたことを告白した。
佐村河内氏は「両耳の聞こえない作曲家」・全聾(ぜんろう)の天才作曲家として、NHKのドキュメンタリー番組『魂の旋律 〜音を失った作曲家〜』をはじめ、多くのメディアが彼の苦悩と才能を美談として取り上げていた。
3.2016年3月
ショーンK氏は端正なルックスと渋い低音ボイス、そして「経営コンサルタント」としての知的なコメントで人気を博していた。
しかし、週刊文春の報道により、公式ホームページに記載されていた華やかな経歴の多くに裏付けがないことが判明。
【学歴の詐称】
「テンプル大学で学位取得」「ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得」「パリ第1大学に留学」としていたが、実際にはいずれも学位は取得しておらず、一部はオープンキャンパス程度の聴講や、入学後すぐに中退したものだった。
【血縁の詐称】
「アイルランド系アメリカ人の父を持つハーフ」と自称していたが、実際には日本人の両親から生まれたことが報じられた。
本名は川上伸一郎と知らされ、ズッコケた。
【職歴の詐称】
世界的な戦略コンサルティングファームでの勤務経験を語っていたが、実態が確認できなかった。
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小保方さんには世間を騙す意図はなかったと信じたい。まだ、かばってる・・・
佐村河内氏、ショーンK氏は明らかな詐欺・詐称である。