2017年5月31日水曜日

いつも音楽と共に生きてきた(Love Will Keep Us Together :CAPTAIN & TENNILLE )  2017.5.31

慶應義塾日吉キャンパス



5月の月末の朝。
外でけたたましく鳥の鳴き声がする。


おそらく産卵期、子育て期を迎えたのだろう。
誰に教えられた訳でもないのに命を繋(つな)ぐ営みが行われている。
今朝、外にいる鳥たちは太古の昔から連綿と続く生命のバトンタッチの結果である。


今日の歌は Love Will Keep Us Together 。
すっかりこの曲の存在を忘れて久しいが、先日、突然降りて来た。
Wiki で調べると1975年のヒット曲。
私は当時、大学2年生。
ビルボードでNo1になっている。


一度聴くと頭に残る、軽快な歌である。
42年後の今、再び Apple Music で聴いている。
皆さんはこの曲を聴いたことがありますか。


Love Will Keep Us Together(←クリック!)

2017年5月30日火曜日

AI(人工知能)   2017.5.30

生田緑地(川崎市多摩区)



首都圏の予想最高気温は30℃と発表された。
いよいよ気温が高くなってきた。
夕方から少しづつ下り坂に入り、金曜日には雨が降るとの予報だ。


ソフトバンクが新卒採用のエントリーシート審査にAI(artificial intelligence :人工知能)を導入すると発表した。
「自己の強みを発揮したエピソード」をAIに審査させる。
これにより審査スピードを1/4にできると見込んでいる。


AIはソフトウェアであり、ソフトバンクが採用する商品はIBMのワトソンだ。
ワトソンが審査して通過しなかった書類は再度、人が目を通す運用だという。
つまり、いきなりワトソンを全面的に信頼するということではなく、慎重に採用審査をしていく姿勢だ。


少しづつ、世の中が動いている。
今のうちは珍しい事例が、遠からず当たり前のことになっていくのだろう。
私がAIに審査させたほうがよいと思っているのは、フィギアスケートや体操など評価点で競う競技だ。


審判員は訓練されているとはいえ、やはり人。
純粋に競技を評価しているようにみえて、人間だから選手に対する先入観、イメージの良し悪しなどの要素を完全には排除できないと思う。
これこそAIの出番だと考えている。


2017年5月29日月曜日

月末月初  2017.5.29

慶應義塾日吉キャンパス



今日は全国的に晴れる。


慶應日吉キャンパスの新緑も美しい。
首都圏の予想最高気温は28℃と高くなる。
降水確率は0%。
傘を持たずに外出できる。


このところ、夏の気配を感じる日々が多くなってきた。
昨日の午後は上着なし、半袖シャツだけで外出した。
夜も毛布2枚だけで寝るようになった。
シャワーだけで済ます夜も多い。


カレンダーを眺めると、今週は月末月初。
意識のなかでは5月だったが、気が付けばまもなく6月を迎えようとしている。
5月は札幌会、ゴスペルコンサートなど楽しいイベントがあった。
逆に心をマイナスに揺さぶられることもあった。
楽しいことだけではないのが世の常だ。
悲喜こもごも。
それだけはいつも変わらない。





2017年5月28日日曜日

エディー・ジョーンズ氏、大いに語る  2017.5.28

デザートの定番    杏仁豆腐




テレビ東京のビジネスオンデマンド(←クリック!)を契約している。


そのことはたびたびこのページで書いているから、”耳タコ”かもしれない。
月額540円でテレ東の経済番組を、過去ものも含めて好きな時間に見ることができる。
私にとってはメリットがあるしくみで、かれこれ2年近く継続契約している。


契約者へのサービスで、期間限定特別企画が組まれることがある。
現在、「エディー・ジョーンズ特別インタビュー」を視聴できる。
WBS(ワールドビジネスサテライト)の企画なので、番組の中で放送されたのかもしれない。


テーマは「日本ラグビーの課題」。
ここで内容すべてを紹介したらテレ東に申し訳がたたないのでやらない。
ざっくりなら許してもらえるだろう。

・日本ラグビー協会は明治、早稲田、慶応のラグビーOBが形成する村社会。

・ナショナルチームを強くしたいのであれば、協会を変革しなければダメ。この村社会の関心ごとは日本代表を強くすることではなく、出身大学の選手をいかに多くコーチとして招き入れるか、だからだ。

・サッカー Jリーグのように、スポンサー企業がつくスポーツビジネスにできる人材が必要。サッカーの川渕さんみたいな人。


示唆に富む話を聴くことができる。
特別企画ではこのほか、日銀・黒田総裁の定例会見を毎回セットしてくれるので私は欠かさず見ている。


2017年5月27日土曜日

宮里藍選手の引退  2017.5.27

工事が進む渋谷駅周辺(5月21日)



プロゴルファー 宮里藍選手の引退報道には驚いた。


「えっ?なぜ?まだ若いのに・・・。」という感想を持った人は多いと思う。
29日に記者会見が行われる。
その場で引退理由や今後の活動について語ってくれるはずだ。


ゴルフに人生を捧げて来た人だから、今後もゴルフに関係した仕事を続けるのだと思う。
米国での体験で未来の進路モデルを目(ま)の当たりにしたか、あるいは外国選手との交流から何らかのヒントを得たような気がする。
私たちの想像もつかない次ステージプランを聞かせてもらえる予感がする。


一流のスポーツ選手といえども良いことづくめの人生ではない。
むしろ苦しかった時間のほうが長いのではないだろうか。
勝てなくて焦ったり、手中にしたと思った勝利を最後のミスで逃したり・・・、心ないマスコミ報道に心を痛めた経験だってあるかもしれない。
大変さは傍(はた)から見ていても想像がつく。


勝ったり負けたり、泣いたり笑ったり、無敵だと思ったり自信喪失したり、起伏の激しい勝負の世界を生き抜いてきた人だ。
そして、押しも押されぬ女子ゴルフ界の成功者である。
これからも活躍は間違いないと思う。
彼女は引出しをたくさん持っている。



2017年5月26日金曜日

日米政界の疑惑解明  2017.5.26

渋谷



昨夜からの雨が午前中降り続いたが、あがったようだ。


今朝は珍しく寝坊した。
前にも書いたことがあるが、夜から朝にかけて雨降りの場合に寝坊することが経験的にある。
気圧と眠気と何か関係があるのだろうか。
あるいは単なる思い過ごしか。


加計学園へ獣医学部を新設する案件で、文科省元事務次官が案件に政権の関与を匂わせるメモが存在することを明らかにした。
しばらくは野党、左傾マスコミが政権を攻め立てることは間違いない。
いかなる方向に政局が展開していくのか、気になっている。


米国ではトランプ大統領が外遊から帰国した後、前FBI長官の議会証言が行われる。
ロシア疑惑の真相は気になる。
日米とも政界が建設的でないことにエネルギーを費やしている。
疑惑の解明が大事なことなのはわかっているが、早く前向きな方向へベクトルが向くことを願っている。

2017年5月25日木曜日

ソニーの決算発表  2017.5.25

渋谷駅



一昨日、ソニーの決算発表が行われた。(5月23日)


日本を代表する企業の現状はどうなのか、ここできちんと知っておこうと思った。
私より年齢が上の人は、ソニーが日本企業であることをきっと誇りに思ったことがあるはずだ。
古くはテープレコーダー、トランジスタラジオ、トリニトロンカラーテレビ、ベータマックス、ベータカムなど、独自性の高い商品を次々に開発した。
理工系学生にとって憧れの就職先でもあった。


私がソニーと聞いて思い浮かべるのは Walkman 、CBSソニー、MD、Blu-ray 、FeliCa あたりである。
最近ではデジカメのセンサー。
多くのデジカメにはソニー製が組み込まれている。
私より下の世代が思い浮かべるソニーとは、おそらくゲームなのだろう。


前置きが長くなった。長い話と長い文章は嫌われる。

◆ソニー 2016年度◆
        総売上    7兆6千億円
        純利益   2,887億円

これが2016年度の実績である。
キヤノンの業績と比較して規模感をつかんでほしい。

◆キヤノン 2016年度◆
        総売上    3兆4千億円
        純利益   1,500億円


今のソニーは柱となる事業を複数持っている。
家電や Walkman のイメージは捨てなければならない。
各事業の売上は以下の通り。


ゲーム&ネットワークサービス   1兆6,498億円
金融              1兆   875億円
ホームエンターテインメント&サウンド                    1兆   390億円
映画                9,031億円
半導体                                                 7,731億円
モバイルコミュニケーション           7,591億円
音楽                                                    6,477億円
イメージング・プロダクツ&ソリューション                5,796億円

ちなみに金融とはソニー生命である。
ここが純利益の57%を稼ぎ出している。
やはり保険は儲かる。

かつて家電事業と称していたカテゴリーは、現在のホームエンターテインメント&サウンドにあたる。
ここを残しながらもソニーは大きく変貌したのだ。


2017年5月24日水曜日

料理教室  2017.5.24

青菜の中華スープ




渋谷の料理教室(←クリック!)で洋食・中華おかずの基本を習っている。
月1回なのだが、ここで知り合った仲間と会うことも含めて、料理を覚えることはとても楽しい。


今月の料理はチャーハン、青菜の中華スープ(写真)、杏仁豆腐である。
これは汎用性の高い、使えるメニューだ。
大相撲夏場所が終わったら、わが家で私が作ることになっている。


料理仲間のひとり O君が旅に出たので、4人組がひとり欠けて3人になってしまった。
講習は4人がひとつのテーブルを囲んで行われる。
先日の講習では新たに54歳の男性が加わった。
有能なビジネスマンに見えたが、お話してみると歯科医さんだった。
都内で矯正歯科を経営している人だ。


手を動かしながら、あれこれ会話するのも楽しい。
一緒に作業をしているから会話もはずむ。
ここの講習に参加してよかったと思っている。



2017年5月23日火曜日

5月30日以降の米国上院公聴会に注目  2017.5.23

二子玉川駅ホームから




今日の首都圏は昨日に続き夏日になる。(25℃~)
明日までは暑く、木曜以降は平年並みに気温が落ちる予報だ。
降水確率は 0%で雨の心配はない。


トランプ大統領が中東訪問中である。
今日明日でイスラエル、パレスチナという難しい地域のトップと会談する。
重要な仕事なのだが、これから始まるロシア疑惑追及の行方の方が私には気になる。


5月30日以降にコミー前FBI長官が上院の公聴会に出席することが決まっている。
報道ではトランプ大統領がコミー氏へ、フリン氏(前大統領補佐官)への捜査中止を求めたとされている。
いかなる証言がなされるのか。
証言によっては大統領弾劾の可能性もある。


2017年5月22日月曜日

いつも音楽と共に生きてきた(better :Hezekiah Walker)  2017.5.22

渋谷



今日も暑くなる予報だ。


少しづつ季節が夏に向かって動いていく。
今は夏40%、春60%程度だろうか。
北海道以外の地域は夏の前に梅雨がある。
その時期に北海道で暮らせばとても快適だ。
そのまま夏を過ごして、秋に関東へ帰ってくれば言うことはない。


良い言葉、前向きな言葉を選んで使うことは大切だ。
日本には言霊(ことだま)という概念がある。
人生は言葉にして話したり考えたりする通りになっていく、という意味だ。
悲観的な言葉を頭にインプットし続けてプラスに働くことはない。


コンテンポラリーなゴスペル曲 better の映像を眺めているとそう思う。
4分40秒ほどだから聴いてみてほしい。


better (Hezekiah Walker)←クリック!



2017年5月21日日曜日

大相撲夏場所 中日(なかび)  2017.5.21

渋谷(午後1時)



今日の渋谷はとても暑かった。
都内は真夏日になると聞いていたが、予報通りの暑さだった。
今年初めて、帰宅してからシャワーを浴びた。


大相撲夏場所が中日(なかび)を終えた。
白鵬、日馬富士が全勝通過、髙安が1敗、稀勢の里ほか8力士が2敗で続く。
ここからがサバイバルである。
なかでも、髙安は大関獲りと優勝の目があり注目だ。


大好きな照ノ富士は2敗力士の一人だ。
今日はもろ差しを許した御嶽海を、太い腕で挟み込み釣り出してしまった。
照ノ富士らしい、豪快な相撲を見せてくれた。
怪我の具合が良くなったのだろうか。


白鵬、日馬富士が好調に白星を重ねている。
だから、今場所の稀勢の里に先場所のような逆転優勝は望めない。
10勝以上の数字をあげて、横綱の責任を果たしてくれれば御の字だと思っている。
せっかく苦労して横綱になったのだから、怪我を早く治し、長く活躍してファンを喜ばせてほしい。
そう願っている。



2017年5月20日土曜日

KCCゴスペルコンサートの朝に想う   2017.5.20

生田緑地





第15回KCC(川崎コミュニティークワイヤー)ゴスペルコンサートの朝を迎えた。
とてもすがすがしい気分だ。


わざわざお出かけくださる多くのご来場者の前で、好きな歌を思い切り歌えることを幸せに思う。
ご来場者の皆様にも「楽しい時間を過ごすことができた」とお感じ頂ければ幸いである。


コンサートはいったん始まってしまえば、それこそ一瞬のように感じられるくらい早く時間が過ぎるものである。
それはいつでも、あっけないくらい短い。
コンサートとはそういうものだ。


思うにコンサート自体よりも、そこに至る日々のなかにこそ幸福は宿っている。
練習回数を重ねて、集団のハーモニーが徐々に創り出されていくところが合唱の楽しさだ。
老いも若きも男も女も、同じ場所で同じ時間に同じ歌を歌う。
一人ではけっしてできないことなのだ。


このページをご覧でご来場いただける友人の皆様へ。
今日は暑くなります。
気を付けてお出かけください。
会場でお待ちしております。




2017年5月19日金曜日

無駄なパフォーマンス、再び  2017.5.19

醤油ラーメン(横浜市青葉区)




今日は全国どの地域も晴れる予報だ。


たしか今年に入ってそんな日が1回あったと記憶している。
国内のすべての地域で晴れることは珍しいから覚えていたのだ。
この週末も好天を期待してよさそうだ。


テロ等準備罪の採決が今日行われる見通しだ。
再び、民進党を中心とした野党連合議員たちが議長席に押し寄せて暴れたり、プラカードをテレビカメラに向かって掲げたりするのだろうか。
彼らはそんな無駄なパフォーマンスで国民の支持を集めるどころか、人心がますます離れていくことを自覚していないのだろう。
暴れる本人たちも法案が可決になることくらいはわかっている。
だから、無駄なパフォーマンスなのだ。
怪我人が出ないことを祈りたい。


上久保誠人氏が指摘していた。
「民進党の誤りは、一部の左翼の大きな声を国民全体の主張だという勘違いをしていること」と。
サイレントマジョリティはそんな民進党を冷めた目で見ているのである。


2017年5月18日木曜日

トランプ大統領のFBIへの圧力疑惑  2017.5.18

皇居




114円台にも届かんとしていたドル円が、一気に110円台へと進んだ。
この急激かつ大きな値動きから、今回のトランプ大統領に関するニュースの深刻さがわかる。


登場人物はトランプ大統領、フリン氏、ペンス副大統領、コミー氏である。

フリン氏はトランプ政権誕生と共に大統領補佐官に任命された。
国家安全保障問題担当だ。
氏は駐米ロシア大使と対露制裁について議論し、ペンス副大統領への報告に虚偽があったことで罷免された。


コミー氏は先日、トランプ大統領が更迭した前FBI長官。
長身のイケメンである。
トランプ大統領がコミー氏へ、フリン氏への捜査中止を要求した疑いがかかっている。


これから議会では大統領の弾劾も視野に入れた真相追及の動きがある。
北朝鮮リスクも小さく感じてしまうようなインパクトがある。
事態の進展に強い関心がある。


2017年5月17日水曜日

働き方改革  2017.5.17

深い森(生田緑地)




梅、桜、ツツジと続いた花の季節も終わった。


アヤメを見かけることもあるが、場所が限定的だ。
あちらこちらで見るというまではいかない。
これから梅雨にかけてはアジサイが広い地域で見られると思う。


”働き方改革”という言葉を耳にすることが多くなった。
経済界でときどき起きる流行のようなものである。
25年前には”時短”がもてはやされた。
”情報セキュリティ”、”クールビズ”、”企業価値向上”、”セクハラ”、”コンプライアンス”・・・
過去にたくさんあった。


働き方改革自体は好ましいことだと思う。
長時間、職場に滞在することを良しとする文化が日本の企業社会にはあるからだ。
横浜勤務時代のこと。
就業時間を過ぎ、業務が終わったので机を片付けて帰宅しようとしたら、上長が飛んできて「まだ、帰るのは早い」と制止された経験がある。


かなり前のこと。
若い社員たちを集めて会社の未来像を具申させる試みが行われた。
こうした社員参加のディスカッションは珍しいことではないだろう。
半年くらいにわたって定期的な会合が行われた後、最終的に会社幹部へ提案する場が持たれた。
提案発表では、発表者たちから「今日、発表するにあたり、徹夜になりました」という前置きが続出した。


この”徹夜”発言こそ、日本の企業文化を象徴していたと私は今でも信じて疑わない。
長時間かけることが美徳なのである。
働き方改革でこの価値観が変化するのであれば大賛成だ。



2017年5月16日火曜日

大相撲夏場所  2017.5.16

東京メトロ 錦糸町駅



大相撲夏場所が始まった。
今場所の注目は稀勢の里、白鵬、そして髙安だ。


稀勢の里は左肩怪我からの回復がどうなのかに関心が集まる。
なんせ寡黙な人なのでインタビューでは良いのか悪いのか、痛いのか痛くないのかが皆目わからない。
中学生時代は寡黙どころかひょうきんキャラだったそうだ。
先代親方に相撲取りはかくあるべしと教えられてきた影響であろう。
とにかく口が重い。


白鵬がかつての隙なしの強さを取り戻すことができるか。
稀勢の里に話題と関心が集まるなか、再び優勝して主役の座をたぐり寄せるのか。
白鵬は優勝回数40回を新たな目標に設定しているそうだ。
30回以上優勝した力士は3人いるが、40回は誰も成し遂げていない。
かちあげなど荒っぽいことをやらずに、堂々と横綱相撲を見せてほしい。


髙安は大関獲りがかかっている。
昨日はプリプリな身体で大関豪栄道を吹っ飛ばした。
どちらが大関なのかわからないくらい強い。
昨日の相撲で本人も自らの強さを確認できたのではないだろうか。
やってくれると確信している。

2017年5月15日月曜日

警視庁騎馬隊  2017.5.15

 皇居前(警視庁騎馬隊)




先週、皇居を訪れる機会があった。


皇居前広場で人待ちをしていた時のこと。
突然、凛々(りり)しい制服姿で馬に騎乗する警視庁騎馬隊の一行が現れた。
パカパカと音を鳴らして広場を歩く訓練が始まった。


世の中にはいろいろな専門職があるものである。
彼らは宮廷で行われる厳(おごそ)かな儀式で活躍するのだろう。
これを時代錯誤だとは私は思わない。


美しい伝統儀式、行事は残してほしい。
大相撲の世界も美しい伝統に満ちている。
実生活では効率を追求しながらも、その対極にあるものも永く大切にしたいと願う。


効率を上げることは必要なことだ。
効率だけ求めてもいけない。
世知辛(せちがら)すぎて心が渇いてしまう。


2017年5月14日日曜日

社会保障費  2017.5.14

東京駅




わが国の現状と未来を語るときに、財政の姿を把握しておくことは必須である。


日本の一般会計予算は約100兆円規模である。
歳出のうち、社会保障費、地方交付税交付金、国債費が約7割を占めている。
歳出全体に占める割合はそれぞれ 33.1%、15.8%、24.4%である。
社会保障費がダントツでトップの支出だ。
ちなみに防衛費は5.2%である。


次に社会保障費とは具体的に何かを押さえておかなければならない。
年金、医療費、福祉であり、ウェイトは5:3:2である。
社会保障費は年々、見事なくらい増加している。
1980年:24.8兆円、1990年:47.4兆円、2000年:78.3兆円、2010年:105.2兆円である。
高齢者の増加が大きな要因であることは疑いがない。


高齢者が増えていくことはこの先も確実である。
社会保障費を持続可能にするにはどうしたらよいか。
5割を占める年金に絞って考えてみる。

方法1:年金支給年齢の引き上げ、支給額の段階的引き下げ
方法2:制度は現状のまま、増税により財源を確保する


私は方法1には反対である。
そもそも社会保障費は人が健康で幸せに暮らすためのものである。
高齢者が増えている以上、コストが増えるのは当然である。
将来の高齢者に対して年金の支給年齢を引き上げたり、金額を減らすことは世代間の不公平を作ることでもある。


ここは増税で対応するしかないだろう。
公平な税といえば消費税である。
技術的に可能であれば、所得ではなく保有資産に税をかける資産課税が公平だ。
仮に税率を1%と仮定する。
資産1億円の家庭には年間100万円を課税する方式だ。
資産を多く持たない若い世代は負担が小さくなる。
裕福な高齢者層はより多く収めてもらうことになる。


社会保障費が国家財政を圧迫しているからといって、年金支給年齢を引き上げたり減額していくことは反対である。
そもそも、日本人が健康で幸せに暮らすためのコストなのだから、小細工による数字合わせなど論外である。


2017年5月13日土曜日

民進党  2017.5.13

みなとみらい



今日の首都圏は朝から雨模様。
夕方に向けて外出するが、傘は必携だ。


さて、民進党の件に軽く触れておきたい。

【結論】

遠からず瓦解する。
細野豪志氏が代表代行を辞任した時が”終わりの始まり”とみる。

【理由】

①何をしたい党なのかが見えてこない。

憲法改正に関する党内意見の集約は無理。右から左まで、政治スタンスが異なる政治家の寄せ集めだから、まとめあげることはできない。

③国会での蓮舫氏、山尾氏の振る舞いが醜い。

・蓮舫氏:安倍総理に「拉致被害者はいつ帰ってくるのですか」と質問。安倍総理に「政局に使うな」と叱られる。
・山尾氏:テロ等準備罪の質疑で、金田法務大臣の代わりに官僚が答えようとすると「大臣が答えろ」と騒ぐ。


【補足】

提案型政党になりたかったのだが、その能力はなかった。
安倍政権へすべての案件で反対することしかできていない。
野党第一党の地位から転落する日は近い。




2017年5月12日金曜日

ゴスペルコンサート近づく  2017.5.12





昨夜は大きな丸い月が夜空を照らしていた。


満月カレンダー(←クリック!)を参照すると、やはり昨日が満月の日であった。
美しい月を眺めながらのウォーキングはオツなものである。
気温も高く、半袖ポロシャツ姿で1時間歩き、帰宅する頃にはうっすらと汗をかくくらいだった。


さて、5月20日(土)のゴスペルコンサートが迫ってきた。
一昨日もレッスンに参加した。
指導者から細部の指示が入り、コンサート気分が高まる。
残る日々は毎日、原曲を聴いて歌詞の確認、合わせてリズムを身体に刻み込ませていく。
今回は英語の歌詞を自分の感情とシンクロさせることが目標だ。
これは簡単ではない。
普段、英語で考えることをしていないのだから。


一時期、体調不良で歌から離れた時期があった。
クワイヤーに戻ってしばらくは、かつて出せた声が出せないので困った。
練習後も数日間にわたって喉に痛みを感じたものである。
声帯は使わないでいると退化することを知った。
今ではそれほど不自由なく発声できる。
続けているうちに戻ることも知った。


コンサート開催をお知らせした友人から「来週土曜、行きますよ」との連絡を頂戴している。
とてもありがたく、励みとなっている。


第15回 川崎コミュニティークワイヤー ゴスペルコンサート

5月20日(土) 開場 14:00  開演 14:30
溝の口丸井 NOCTYホール(高津市民館12階大ホール)



2017年5月11日木曜日

トヨタとソフトバンクの決算   2017.5.11


皇居



昨日、トヨタとソフトバンクの2016年度決算発表が行われた。


日本の自動車産業は世界市場で競争力があり、そのトップがトヨタだ。
売上規模は27兆5900億円、純利益1兆8,300億円であった。
日本一の企業があげる業績は覚えておいて損はない。
円高の影響、米国でガソリン安のためカムリ、プリウスの売れ行きが落ちている、などの要因で昨年と比べて減収減益なのだが、それでも驚異的な数字だと思う。


ソフトバンクも営業利益、純利益とも1兆円を超えた。
日本の企業で利益1兆円越えはトヨタに次いで2社目だという。
前にも書いたことがあるが、孫社長の決算発表は群を抜いてわかりやすい。
映し出されるスライドも見やすく、無駄がない。
他人に何かを説明するときはかくあるべし、という手本だ。


孫社長は1兆円超えに対する感動は不思議なほどなく、単なる通過点だと表明した。
結果よりも大事なのは「何をめざして、どこへ行こうとしているのかという、ものの考え方だ」と言う。
我々の人生にも通じる至言である。
私は孫さんのこの言葉を座右の銘としたい。


皆さんも時間を作って、孫社長の決算発表をお聴きください。
1時間半ありますが、未来を見通すヒントがちりばめられています。




2017年5月10日水曜日

韓国の新大統領  2017.5.10

夕映え(横浜市青葉区)




韓国の新大統領に文在寅(ムン ジェイン)氏が選出された。


親北朝鮮、反日という政治思想の持ち主だから、日韓関係改善は期待できない。
慰安婦問題をめぐる日韓合意を見直すことも公約に掲げていた。
もし新政権が見直しを要請してきても、日本政府は当然ながらスルーだ。
当たり前である。
国家間の”最終かつ不可逆的合意”なのだから、取り合う必要はまったくない。


隣国と仲良くしたいのはやまやまだが、筋の通らない主張を行うのであればそれまでのこと。
無理してまで仲良くする必要はない。
互いに信じるところを進むだけである。
北朝鮮とは対話していくとのこと。
いかなるポリシーを持とうと勝手だ。
実績で判断したい。
火傷をしないように祈るだけである。


2017年5月9日火曜日

いつも音楽と共に生きてきた(Rock Your Baby:George MaCrae)  2017.5.9

渋谷



連休最終日(5月7日)の夜、ぼんやりテレビニュースを見ていた。


そのとき、頭の中を前触れなく流れてきた音楽が 「Rock Your Baby」 である。
かつて聴き込んだことのない曲だ。
曲名すら知らないので PC で検索して突き止め、Apple Music で音源を確保した。
Apple Music は本当に重宝している。
毎月980円支払うだけの価値は充分ある。


「Rock Your Baby」 は1974年にリリースされた。
最初のディスコ・ソングだという説もある。
真偽のほどはわからないが、当時、ディスコ・ソングが世界的に流行っていたことは事実だ。
ビージーズも ABBA も当時、アメリカでディスコ・ソングがヒットしていたことに対応して大成功しているのだ。


「Rock Your Baby」 を聴くと大学時代から社会人なりたての時代が戻ってくる。
良いことばかりではなかったが、今となっては全て良かったような気になるから不思議だ。
改めて聴いてみると、とても雰囲気のある素晴らしい曲だと思う。


George McCrae - Rock Your Baby(←クリック!)


2017年5月8日月曜日

Sell in May(株は5月に売れ)  2017.5.8

生田緑地(川崎市多摩区)



爽やかな朝を迎えている。
首都圏の降水確率は 0%だ。
最高気温は29℃になる予報が出ており暑くなる。


連休が終わり世の中は再び動き出した。
新聞は休刊日で配達されない。
新聞業界もたまには休んでもらって構わない。
フランス大統領選挙は予想通りマクロン氏が勝利した。
フランスのEU離脱リスクが消えたことで、金融市場には好材料だ。
今日は東証も上昇するのではないだろうか。


心配された事態が起きずに日数が経過し、北朝鮮リスクも下がってきている。
トランプ氏が「条件が整えば金正恩氏と会う」と発言したことは大きい。
北朝鮮は5月が農業月間で、軍人は一斉に農場へ手伝いに出る。
したがって、戦争が起きる可能性は低く見てよいとアナリストがコメントしていた。


EUリスク、北朝鮮リスクが下がったからニューヨークと東京の株は上がるとみてよいだろう。
大きく棄損した私の持ち株も好転してくれることを期待している。






2017年5月7日日曜日

人の噂も75日  2017.5.7

銀座6丁目



「人の噂も75日」という。


一時的に多くの人びとの関心を集める噂話も、次から次へ押し寄せる新ネタへと人びとの関心は移り、やがて忘れられていく様を表わす言葉である。
一年前、テレビマスコミは舛添要一氏の公私混同疑惑を夢中になって報道していた。
今となっては皆すっかり忘れてしまったかのようだ。


発端は高額の海外出張費用が判明したことだった。
続いて、週刊文春が「ホテル三日月の宿泊費用を公費で処理しているが、私的利用だった疑いがある」と報じて騒ぎが始まった。
舛添氏はホテル内で重要な会議を行ったと主張したが、正月三が日のことなのでいかにも苦しい説明だった。
さらに毎週金曜日になると、都庁を早々に退出して公用車で湯河原の別荘へ送らせていたことも人びとの怒りを招いた。
その他、絵画を公費で購入していた等々、これでもかというくらい材料が暴かれた。


最後はズタボロになって知事を辞任。
その後の選挙戦で小池百合子氏が風を起こして当選。
今に至っている。
まさに人の噂も75日、である。







2017年5月6日土曜日

いつも音楽と共に生きてきた(Silence Is Golden :The Tremeloes) 2017.5.6

新橋駅前(5月3日 朝)




朝から好天である。
ところが明日は中国大陸から黄砂がやってくるという。
洗濯するなら今日だ。
明日は外に洗濯物を干すと悲惨なことになる。


さて、The Tremeloes の Silence Is Goldenについて。

この曲を取り上げるのはおそらく2回目か、もしかしたらそれ以上かもしれない。
以前もこの曲について書いたはずだ。
何かにつけ、この歌が私の頭をよぎるのはそれだけインパクトが強い証左だと思う。


この曲を最初に歌ったのは米国の The Four Seasons である。
後に英国の The Tremeloes が歌って大ヒットした。
私は The Tremeloes を聴いて好きになった。
皆さんも60年代のヒット曲を堪能してください。
私はこの曲を聴くと切ない気持ちになります。


 Silence Is Golden (←クリック!)





2017年5月5日金曜日

Uターンラッシュ  2017.5.5

GINZA SIX




連休真っ只中である。


昨日は東京方面へ向かうクルマで、高速道が大渋滞をなしているとの報道があった。
東名、関越とも40km超というからすさまじい。
多くの人が同じ日に休むから仕方がない。
子どもに楽しい思い出を作らせてあげたいという親心は、多少の渋滞くらい我慢させる力があるのだ。


私は連休の渋滞情報を聞くと、かつての民主党政権時代を思い出す。
この政権は中間層の期待を集めて華々しく誕生した。
前原氏による八ッ場ダム建設中止決定、枝野・蓮舫氏による事業仕分けまでは順調に滑り出したかに見えた。
政権がズタボロになって崩壊した原因は、私の見たところ3つだった。


まず、鳩山氏が沖縄米軍基地移転問題で約束を反故にしたこと。
次に、事業仕分けで剰余予算を作ると意気込んだが、国家予算の組み替えは結局できなかったこと。
そして、お家芸ともいうべき内紛。
小沢氏が離党し分裂して一巻の終わりとなった。


私がこの政権で評価できる政策がひとつだけあった。
国民の休みを地域によって分散化させ、観光地・行楽地でゆったり遊べるようにするというアイデアだ。
いかなる事情によるものかは忘れたが、残念ながら陽の目を見ることはなかった。
連休の道路・観光施設への集中が解消するので、ぜひとも実現してほしかった。