2009年7月31日金曜日

全英リコー女子オープン  2009.7.31

全英リコー女子オープンが始まった。
土日が休めてゴルフ好きの人なら、今夜から夜中のライブ中継を観る
ことだろう。



先週、米国ツアーで念願の優勝を勝ち取った宮里藍を日本のマスコミは
追いかける。
上田桃子が強いときは上田を、古閑美保が強いときは古閑ばかり、そして
今度は再び宮里藍へと戻っている。
無邪気というか節操がないというべきなのかわからないが、私は少々
あきれた気分でいる。



世界の実力者が難コースの攻略に立ち向かうオールスターズゲームだ。
なぜ、日本の選手にばかりスポットを当てるのだろう。
自国の選手を報道するなとは言わない。
私だって日本の選手を応援している。
しかし、・・・・
言うだけ無駄なのだろう。
この報道体質は変わるものではない。



それはそれとして。
宮里藍が残した優勝記者会見でのコメントで琴線に触れる言葉があった。
「(スランプの一昨年は)現実を受け入れることに葛藤があったが
プロとしてのプライドを失うことはなかった。人間的に成長できた。」

あの若さにしてこの重みのある言葉はどうだろう。
私なんかより、はるかに大人である。
厳しい勝負の世界で生きる人は、普通の世界に生きる者の数倍の速度で
内面の成長があるものだ、と思い知った。

2009年7月28日火曜日

She's A Rainbow






昨日の夕方のこと。
会社の外に鮮やかな虹が出ていることに気がついた。
仕事の手を休め、急いで窓際で撮った写真である。



滅多に見るチャンスのない虹。
虹を見るといつも私の頭のなかで流れるメロディが、ストーンズの
She's A Rainbow。



道塚小学校時代に初めて聴いた時、幻想的な情緒を感じた。
今聴いても、あの感じは変わらない。
素晴らしい曲だ。

2009年7月26日日曜日

青空と緑に誘われて  2009.7.26


             今朝の盆踊り会場



快晴の朝を迎えた。
昨日の作業で身体が少し痛いけど、軽く歩いたほうがほぐれていいかなと
思い、いつもの”愛する散歩道”を散策してきた。
綺麗な青空と緑に誘われたせいもある。



さすがに真夏だ。
歩いていると頭から汗が吹き出てくる。
歩くにつれ、体温が上昇していく感覚がある。
昨日の今日だから無理は禁物と、いつもより早めに切り上げることにした。



帰りに盆踊り会場に立ち寄ってみた。
早朝なので誰もいない。
今夜も多くの人で賑わうことだろう。



この盆踊りに遊びに来て、焼きそばなどを無邪気に食べている子供たち。
彼らが大人になった時、きっと楽しい思い出として心の中に生き続ける
ことだろう。
子供時代の思い出とはそういうものなのだと思う。







2009年7月25日土曜日

町内会の仕事(盆踊り会場設営) 2009.7.25





午前中、盆踊り会場設営の仕事を手伝ってきた。
町内会での役割であり、私にとっては初めての経験だ。



パイプ椅子や折りたたみ式テーブルをトラックへ運び込む。
盆踊り会場でリヤカーに積み替えて、所定の場所へ降ろす。
文字にすると簡単だが、作業はけっこうな力と反復を必要とする
体力勝負だ。
大粒の汗がしたたり落ちるなか、クタクタになりながら
役割を終えた。
暑かったので熱中症の一歩手前くらいだったと思う。



帰宅してシャワーを浴び、汗を流してさっぱりとする。
とても疲れているが、いつになく空腹を感じた。
食事を終えると何もする気になれない。
会社から持ち帰った仕事をするのは無理だと悟り、昼寝で
体力を回復させることにした。
3時間ほど眠ったら疲れも取れて、頭もすっきりしていた。




夕食を食べながら、盆踊り会場がどんな状況なのか
気になってきた。
盆踊りに対してこんな気持になったのは初めてだ。
やはり自分が手伝った当事者意識なのだろう。
八時すぎにふらりと会場へ足を運んでみた。
多くの住人が集まり賑わっていることを確認して安心する。



大変ではあった。
でも、小さな充実感に満たされた一日だった。


2009年7月22日水曜日

大前本   2009.7.22



「ストラテジック・マインド」(新潮社) 1987年7月8日購入




大前本(おおまえぼん)と読む。
大前研一氏が書いた本を出版業界ではそう呼ぶ。
私は30歳台に氏の書いた1冊の本(写真)に出会ってから
今日に至るまで強い影響を受けてきた一人である。



氏の経歴はユニークだ。
日立の原子力技術者としてスタートしたが数年で見切りをつけ、
世界的コンサルタント会社・マッキンゼーに入社。
初めは会社経営や経済にはまったく疎く、入社したことを後悔
したそうだ。
その後、持ち前の頭脳と努力で数々の顧客を獲得し大成功を収めた。
日本支社長職を最後に独立し、現在もさらなる活躍を続けている。



先日、久しぶりに大前本を購入した。

「知の衰退」からいかに脱出するか? (光文社 1,680円)

豊富な情報量と鋭い分析力は健在だ。
彼の著作はおそらくビジネスマン男性の読者が多いと思うが
ぜひ、世の中の女性にも読んでもらいたい。

とにかく内容が濃いし、新たな視点やモノの考え方が大いに
参考になること間違いなしである。

2009年7月19日日曜日

夏の三連休  2009.7.19


              夏に咲く花  撮影:7月18日


三連休である。
世間では高速道路がレジャー客で渋滞しているという。



私はというと、そんな世間を尻目に自宅で仕事をしている。
休み明けの販促策答申に備えてのんびりできないのだ。
昨日は午後1時から5時まで。(4時間)
今日は午前10時から3時まで。(食事休憩を除いて4時間)
結構はかどっているので気分は悪くない。



今日の仕事はここまで。
これから散髪に出かけ、帰宅したら外を歩く予定だ。
暑い季節を迎えたので頭髪も涼しくしたい。
散髪で気分転換ができれば、と考えている。
このところ、何かとツイていない日が続いている。
散髪とともに悪い運も一掃できたら、とも考えている。

2009年7月18日土曜日

全英オープン(石川遼) 2009.7.18


              夕暮れと雲  撮影:7月18日

全英オープンに出場した石川遼は、残念ながら決勝ラウンドへ
進むことはできなかった。
「日本へ帰って一生懸命練習して、また来たい」と頼もしい
コメントを残している。



17歳と若いがその発言、態度は堂々たるものがある。
英語で記者インタビューに受け答えしていたのにも驚かされた。
これだけ若くて注目されると、どこかしら生意気だったり天狗に
なったりするものだが彼にはそれが微塵もみられない。
よほど両親の教育・しつけが良かったのだろう。



今回は予選落ちしたが、全英の難しさ、厳しさを体験して
さらに成長するための貴重な引き出しができたに違いない。
あまり若くして大成功してしまうのもどうか、と思う。
これから先、すべてが順調なゴルフ人生はありえない。
スランプに悩むステージも必ず迎えるだろう。



少しずつ前進して、世界で活躍できる選手になってほしいと願う。

2009年7月15日水曜日

政局に注目   2009.7.15

ようやく衆議院議員選挙の日程が決まった。
暑いさなか、選挙戦に突入した議員(候補)たちには
お気の毒としか言いようがない。




静岡知事選、都議会議員選の結果をみるかぎり自民党は
ジリ貧で、民主党に強い追い風が吹いている。
このまま8月30日の投票日を迎えたらどんな結果になるかは
火を見るよりあきらかだ。
だから反麻生勢力が”麻生降ろし”を画策している。



自民党が党勢を守りたいのであれば看板(総裁)を替えたほうが
良いと思う。
小池百合子氏あたりがイメージ一新には適任ではないだろうか。
とにもかくにも一刻も早く麻生氏のマイナスイメージを払拭した
ほうがよい。




今の自民党低迷の責任は安倍氏、福田氏、麻生氏の3人にある。
さらには酩酊した姿で記者会見し、世界に恥をさらした中川前大臣、
古くは”ばんそうこう大臣”たちの責任は重い。

また、東国原氏の人気を利用しようとした戦略には驚きを通り越して
あきれた。
東国原氏も、おとなしく宮崎県知事の任期を全うしておけばよいものを
調子に乗りすぎてケチをつけてしまった。
「やっぱりな・・・」と思わざるを得ない軽薄さ、お調子者ぶりを
露呈してしまった。

報道が次から次へと移り変わるからつい忘れがちだが、このことは
国民としてしっかりと記憶しておくべきである。



明日以降の自民党の動きに注目したい。
このままでは終わらないと直感する。

2009年7月13日月曜日

夏来たる  2009.7.13


      数寄屋橋交差点   撮影:7月13日 11:44 


梅雨明けも近い。
今日、銀座8丁目から有楽町・交通会館まで昼前に歩いて
実感した。



晴れた空から容赦なく降り注ぐ紫外線。
アスファルトの照り返し。
ビルというビルから吹き出るエアコンの熱。
エアコンをかけたクルマからの放熱。
ただでさえ暑い都会をさらに暑くさせている。




これから9月下旬まではこんな状態が続くのだ。
外出時は汗拭きタオル、着替えのシャツが欠かせない。
外を歩くだけで体力を消耗するから、充分な睡眠と休養が
大切になる。
50歳台なかばの身体に無理は禁物だ。




また、あのケタ外れに暑い夏が到来したのだ。
今日、私は覚悟を固めた。



2009年7月12日日曜日

Nintendo Wii 2009.7.12



Nintendo Wiiが我が家にやってきた。
長女が購入したのだ。



我が家の長男、長女は電子ゲーム機とともに成長した世代だ。
(1983年、1985年生まれ)
任天堂ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、
SONY プレステ、プレステ2、任天堂64、プレステポータブル、
任天堂DS など、ほぼすべての機器を経験してきている。



私も初代ファミコン時代は一緒に遊んだ。
「スーパーマリオブラザース」は楽しいゲームだった。
「ヨッシーのたまご」、「ヨッシーのクッキー」には
かなり熱中した。
この2つは可能なら今でもやりたいと思う。
当時、ファミコンで遊びながら「任天堂も随分変わった
ものだ」と感じたものである。
機器を売ると同時に、ソフト(マリオ)も持っていることが
大きな強みだった。



その任天堂がSONYのプレステに押されてぱっとしなくなった
時代もあった。
もうこれでSONYがゲーム機市場を制覇するのでは、と思えたが
さにあらず。
現在は逆に任天堂がSONYにかなり水をあけている。



このまま任天堂が勝ち続けるのか、SONYが巻き返すのか
はたまた別の企業が台頭してくるのか、予断を許さない。
しかし、日本の2社がゲーム機市場、ゲームソフト市場で
この先も世界をリードすることは間違いないだろう。
今や自動車、鉄鋼同様、もしかしたらそれ以上に強い
「日本が世界に誇る産業」なのである。

2009年7月10日金曜日

いつも音楽と共に生きてきた(When you're down and troubled) 2009.7.10

心が落ちた時はやはり音楽を聴くのがいいようだ。



今週は月曜から散々な一週間だった。
折れそうになる心を懸命に奮い立たせて、頑張って
でも心は正直だから、本当は疲れ果てて。
誰にでもそんな時はあるだろう。



心理学の本に、心が暗転している時には賑やかな曲は逆効果で
静かでおとなしい曲が精神には良いと書いてあった。
だから、今夜聴いた曲は

I Will (Beatles)
You've got a friend(James Taylor)
Desperado(Eagles)
Alone Again(Gilbert O'Sullivan)
あの日に帰りたい(荒井由実)



確かに心のなかで溶けていく感覚がある。
これが癒しか。
自分の中のちっぽけなプライドなんか生きる邪魔だ。

2009年7月8日水曜日

期末試験   2009.7.8

バスで最寄駅へ向かう月曜・朝のことだ。



一人の男子高校生が手にした印刷物を一生懸命眺めている。
何かな?と思い、さりげなく見るとそれは明らかに試験勉強用の
プリントだ。
自分で作ったのか、学校で配られたのかはわからない。
PCで作成したプリントであることだけはわかった。



「そうか、考えてみたら期末試験の時期なんだな」
すっかり試験時期の季節感から遠ざかっている自分に気付く。
あの頃は遠くなりにけり、である。



小学生の頃は宿題だけやっていた。
中学生になってから、中間・期末試験の準備をするようになった。
学研の「中1コース」にそうするよう書いてあったからだ。
試験勉強を繰り返しながら、何ごとも準備をしておけばそれなりの
成果が得られることを覚えた。



高校に進学して1年生の1学期に、自分は試験勉強をしないで
どのくらい得点できるかを試してみた。
”ガリ勉”しないと得点できない自分が嫌いだったからである。
結果は当然のことながら散々なものだった。



このおろかな実験(?)のせいで、その後しばらく後遺症に悩まされる
ことになる。
高1・1学期という基礎固めの時期だったのに、基礎が疎かになったせい
だろう。
2学期、3学期も得点できないようになってしまったのである。
マズイ、こんなはずではなかったと内心かなり焦った。



2年生になる春休みに、一念発起して1年生の教科書をじっくり
復習してみた。同時に2年生の予習も並行して行った。
その結果、成績が徐々に上向き3年生を迎えることができた。
自分なりのペースをつかむことができたのである。



生まれ持った才能、適性は当然あるが、継続して努力する人には
かなわない。
バスのなかの高校生を見て、昔の自分を思い出した月曜日であった。

2009年7月5日日曜日

私の愛する散歩道(梅雨の晴れ間)  2009.7.5


          球場    撮影 7月4日  


二日続けて梅雨の晴れ間を迎えた。
このチャンスを逃すまいと散歩に出た。



健康のために、とかはあまり考えない。
住んでいる付近を歩くことがただただ好きなのである。
歩きながらあれこれ想いを巡らせるのは楽しいことだ。
混乱していた頭も次第に整理されてくるような感覚もある。
今の時期だと帰宅するまでに結構な量の汗をかく。
シャワーを浴びてから飲むウーロン茶が実に美味い。



歩いていると季節の変化を肌で実感できる。
昨日、今年初めてセミの鳴き声を聞いた。
そう、夏も近いのだ。





                 あじさい   

生活習慣の変化(アルコール)  2009.7.5


        撮影 7月4日 夕方


昨晩、アルコールを抜いて眠った。
寝覚めの体調がかなり良く、すっきりとした朝を迎えている。
こんなに気持がよいのなら、今後、生活習慣を変えようかと思うくらいの
軽快さを感じている。



もともとアルコールは強いほうではなく、かなり弱いほうである。
学生時代には無理をして飲んで、嘔吐することも多かったが
飲む回数を重ねるにつれ耐性がついたように思う。
社会人になってからは、習慣化してほぼ毎晩飲んでいる。




寝る直前のアルコールは一年くらい前から控えるようになった。
小水タンクが老化した結果、早朝、トイレに行きたくなって
しばしば睡眠を邪魔されるようになったからだ。
その代わり、帰宅してシャワーを浴びたあと、おかずを食べながら
350ml缶を2本あけるのが通例となっている。
これだと就寝前に体内を通過してしまうので睡眠の邪魔にならない。




この一年で定着したことがもうひとつある。
外で酒を飲んだ翌日は飲まなくなったことだ。
これは意識してそうしているのではなく、ごく自然にそうなった。
身体が拒否するようになったのだ。肝臓が疲れるのだろう。



年齢とともに少しずつ生活習慣が変化していく。
いつまでも若い時と同じペースではやっていけないし、無理は禁物。
それでいいのだと納得している。

2009年7月4日土曜日

いつも音楽と共に生きてきた(加山雄三) 2009.7.4

昨晩、中野に高校時代の同級生数人が集まった。



二時間ほどワイワイ飲み食いした後、「軽くカラオケを」と
いう流れで、並びのカラオケ店へ移動した。
入店時点では一時間を申請するも、終わってみると結局
二時間を越えていたと思う。
高校生当時に流行った唄を歌うと、たとえようもなく心地よい。
歌は人を解放するものだと改めて認識する。



高校時代よりかなりさかのぼるが、加山雄三の唄は素晴らしい。
彼の曲で好きな唄はたくさんあるが、私の今の声域に合うのは
「夜空を仰いで」である。
歌っていて苦しくなく、楽に歌えるのだ。
歌詞 ←クリック!もロマンチックそのもので、ここまで徹底すると
照れくささを通り越してナルシストにさせられてしまう。





「夜空を仰いで」、「夕陽は赤く」・・・
加山雄三はやはり偉大だ。