2009年1月28日水曜日

インフルエンザ  2009.1.28

             摩天楼(汐留)  撮影:1月26日



インフルエンザが流行っている。
病院でワクチン注射をした人も多いと聞く。



インフルエンザは職場、電車内、病院など人が数多く集まる
場所で感染する。
すでにインフルエンザに冒された人はもちろん、感染していない
人も予防的見地からマスク着用が推奨されている。
そういわれてみると、朝晩の通勤電車内でマスク姿の人を
数多く見かける。



人ごみでのくしゃみには気を付けたい。
バスや電車で口を押さえずに「ハックショーン!」と気持よさそうに
くしゃみをする親父族は数多い。
私は以前から気になって仕方がなかった。



くしゃみ自体は呼吸器官への異物排除本能だから仕方のないこと
である。
だが、ブロードキャスト(撒き散らし)はいただけない。
できればハンカチで、それが間に合わなければ両手で受ける位の
配慮は欲しい。これはマナーの問題である。



私はワクチン注射をしていないが、まだインフルエンザに
冒されていない。
感染していない理由は睡眠と栄養が足りているからだと思っている。
このところ、夜10時をまわると強い眠気に襲われる。
だから、10時半までにさっさと床に入ってしまう生活が続いている。
これが功を奏しているように感じている。



普通に生活していれば誰でもインフルエンザ・ウィルスに
感染するリスクはあるだろう。
私の鼻や喉へもウィルスは付着しているに違いない。
しかし、身体に充分な抵抗力があれば感染することはない。
やはり、栄養と睡眠が健康維持の基本条件だと思えるのである。

2009年1月27日火曜日

ライブドア 今はいずこ   2009.1.27

             勝どきの夕映え  撮影:1月27日



このところ4年前のライブドア事件に思いをはせることが多い。
時間外取引でニッポン放送株を大量に取得し、ニッポン放送
およびフジテレビの経営権を狙った敵対的買収騒ぎである。
時期的に冬の、この季節だった。



当時、テレビニュースを見るたびに私は何か釈然としない
嫌な気分になったものだ。
それは時間外取引という株の取得方法に、合法とはいえども
ズルさと汚さを感じたのも一因だ。
また、買収を仕掛けられた側、つまりニッポン放送で働く社員の
気持を考えると絶対に納得できないだろうと思ったからだ。



当時、盛んに言われたのが「会社は株主のもの」というおかしな
理屈である。
私は直感的にこの理屈は間違っていると思った。
私の考えは違う。


会社はその社を支持する顧客のものである。
日々、顧客に奉仕する従業員のものである。
効率的に経営するよう努力する経営陣のものである。
会社が必要とする資金を融資する金融機関のものである。
株を購入する株主のものでもある。
断じて株主だけのものではない。



会社は株主のもの、という単純な理屈がまかり通るような
雰囲気があったのは、今になって思うと金融至上主義、
市場原理主義が幅をきかせていたからだとわかる。
今日の世界的経済危機を導いた偏った考え方である。



ライブドア事件をきっかけに、何か変だなと自分が感じたら
そこを掘り下げてみることは大切なことだと気がついた。
世の中やマスコミが主張していることを鵜呑みにしては
いけないのである。
自分の頭で考えること、自分の考えを持つことはとても
大事なことであるし、私はこれからもそうしていきたいと思う。





2009年1月25日日曜日

機種変  2009.1.25

ドコモショップへ出かけて機種変更した。
D506i の電池が古くなったことをきっかけに、そろそろ
ムーバからFOMAへ変更するタイミングかなと思ったのだ。



今回の機種変は私にとって少々頭の痛い事情があった。
三菱電機が携帯電話事業から撤退したため、別メーカーの
端末を選択しなければならない。
インターフェースが変わるから、すべての操作において新たに
慣れる必要がある。
いまさら三菱電機を恨んでも始まらない。
億劫だがいつかは通らなければならないプロセスであると
自分自身を納得させて購入手続きを行った。



メーカーは韓国のLG社製を選択した。
ムーバから移行するうえでコスト面が有利だったからだ。
かつての私だったら間違いなく国産品を選択したであろう。
去年、韓国へ旅行したことで親近感を抱いたことが大きい。
Made in Korea のイメージが変わったのである。



さて、覚悟はしていたというものの新しい端末の操作は
予想以上のストレスであった。
操作説明書を片手に、ひとつひとつ確認しなければならない。
新しいものに適応できなくなることが老化だとすると、私の
老化はかなり進んだ気がする。
何も考えずにテキパキ操作できるようになるまでしばらく
かかるだろう。


当分の間、不自由な携帯電話生活が続きそうだ。
ちょっぴり憂鬱である。




             使い慣れたD506i ともお別れ

2009年1月21日水曜日

代休をとる  2009.1.21

先日の土曜出勤の代休で、休みをとった。
夜中に放映された米国大統領の就任式を
観たかった訳ではない。
しかし結果的にじっくりと就任式関連の
テレビ報道や新聞を読むことができて、
タイミングの良い休みになった。





未曾有の経済危機のなかで登場したバラク・オバマ新大統領は
米国のムードを変えている。
選挙を通じて彼が発信したキャッチフレーズ CHANGE や
Yes,we can はシンプルでわかりやすかった。
人生で苦境に立った時、自信を失った時には私たちもこの言葉を
思い浮かべるといいだろう。
長く歴史に残る言葉になると思う。



午後には近所のスーパー銭湯「湯けむりの里」へ出かけて
リフレッシュした。
サウナで汗をかいた後、水風呂で身体を冷やし再びサウナへ。
これを繰り返すうちに、実に気持ちよい心境になる。
この施設ができて数年たつが、行ったのは今日が初めてである。
混みあう休日は行く気がしないが、平日ならくつろげることを
確認できた。
平日は600円なのもうれしい。



週の半ばの休みはいいものだ。
明日からまた新たな気持で仕事に戻ることができそうだ。

2009年1月19日月曜日

今年の目標  2009.1.19

読者の皆さんは今年の目標を立てただろうか?



私は定量的な目標は立てていない。
定量的とは、ゴルフで90を切るとか年間100冊の本を読むとか
数値で計れる目標のことである。
かつてそんなことをしたこともあったが、最近は面倒くさくなって
やめてしまった。



その代わりスローガンというか、定性的な目標は作った。
恥ずかしいけど書いてみる。

1.冷静な態度、冷静な行動
2.感謝できる心
3.慎ましく倹約を尊ぶ
4.No と言える自分
5.信用第一、信頼第一



5はここ数年の信念そのもの。
1~4は昨年の様々な体験から導いたものである。
手帳に書いて毎日毎日、確認している。
毎日欠かさず心に刻めば、定着することは経験済みだ。
明日もこの5項目を確認しながら一日を送ると思う。

2009年1月17日土曜日

いつも音楽と共に生きてきた(空に満月、旅心) 2009.1.17

             寒天の月     撮影:1月14日 AM6:45



取引先のイベントで昨日、そして今日も出勤していた。
数十年も続く伝統あるイベントであるが、私が企画・実行を
拝命して9月が初回、今回は二回目になる。



二回目ともなると要領がわかってしまい、精神的には
初回と較べて格段と楽であった。
むしろ肉体的な疲労のほうが大きかったように思う。
それでも帰宅してこたつでくつろぐこの時を待望していた。



iPod で聴く曲は「空に満月、旅心」。
ここ一年でどの曲よりも聴きこんだお気に入りの曲である。
去年、音楽界でもっと良い曲はリリースされているとは思うが
この曲以上に昨今の私の感覚にぴったり来る歌はない。



同じ気持の人がどこかにいればとてもうれしく思う。
男性でも女性でも構わない。
この曲を肴に語り合える人がいて欲しい。

2009年1月12日月曜日

池上を歩く  2009.1.12


昨日、O氏宅の新築祝いを兼ねた新年会があり蒲田へ向かった。
到着時間に余裕があったので、池上駅で下車し歩いてみた。
池上は北海道から転勤して1982年から1988年まで住んだ、
思い出の場所である。
かつて暮らしていた賃貸アパートや、池上線の踏切風景が
とてもなつかしく感じられた。
思えば、池上を離れてからもう20年が経過したことになる。
我が家の長男・長女も幼児期をここで過ごした。
まさに、光陰矢のごとしである。



             駅前のバスロータリー
             踏切から駅を望む
             筆者が住んでいたアパート

             蓮沼方面を望む

2009年1月11日日曜日

大学ラグビー決勝戦  2009.1.11

昨日、早稲田帝京が決勝で再戦した。
秋の定期戦では帝京がゲームを支配し、18 vs 3 で早稲田
破っている。
その時の勝ち方が圧倒的だったので、試合前は帝京が優勢と
みられていた。



前半30分あたりまでは流れは帝京にあった。
早々にペナルティゴールで先制(3点)。
帝京・ツイが早稲田ゴール前まで走りこんだ場面でパスに成功して
いたら、その後の展開は違っていたかもしれない。

早稲田・有田が反則によるシンビン(一時退場)を受けた時には、
早稲田に重苦しい雰囲気が流れた。
結果的には有田退場の10分間で早稲田が同点(3 vs 3)に
できたことは大きかった。



前半終了間際での帝京・ツイの反則はいただけない。
帝京ゴール前に攻め込んだ早稲田がラックからボールを出そうとした
瞬間に、ラックの中にいるツイが足でボールを蹴ったのだ。
このようなアンフェアなプレイは試合をつまらなくする。
もちろんシンビンで一時退場。
早稲田はチャンスをモノにしてキャプテン豊田の会心のトライ。
前半をリードして終わった。(10 vs 3)
後半もそのまま試合の流れを早稲田が離さず、少ないチャンスで
着実に加点。
20 vs 3 までリードを広げた時点で勝敗は決したように思う。



早稲田の勝因はいくつかある。

1.前回完敗したスクラムを互角に組めたこと。
2.帝京側に守備での反則が多かったこと。
3.イーブンボールへの身体を張った確保。(3回)



この試合で光ったのは相田レフリーのレフリングである。
早稲田・有田、帝京・平原へのシンビン適用は反則の繰り返しに
対するペナルティである。
シンビンというとラフプレーに対するものが多いのだが、二人に
対してのシンビンはそうではない。

反則は反則。
それを繰り返せば退出させられる、ということをジャッジで示した。
有田、平原にとっても、今後のラグビー人生においてプラスになる
判定だったと思う。

2009年1月10日土曜日

休日の喜び  2009.1.10

いつものように今朝も明け方に目が覚めた。
習慣的に「仕事にいかなくちゃ」と一瞬思う。
そしてすぐに休みであることに気付き、とても幸福な気持に
満たされる。布団の中で喜びをかみしめる。



正月休み明けの今週は長かった。
休みが明けたら二日くらい勤務し、また休日を迎えるのがベスト
だが、それは暦しだいである。
今年のように長く休んだ後、フルに月~金の勤務はきつい。



きつかった分だけ、迎えた三連休は喜びが大きい。
人生は働く、休む、また働くというサイクルの繰り返しだ。
働くからこそ休日の喜びがある。
リフレッシュして、また来週から頑張ろうと思う。

2009年1月8日木曜日

明日は雪  2009.1.8

             ホテル(赤坂にて)    撮影:1月7日




明日は雪の予報が出ている。
未明から降り積もる見込みとのことである。


いくつになっても雪を喜ぶ自分がいる。
幼少の頃の楽しい思い出。
景色が一変する非日常感が新鮮な気分にさせてくれる。


通勤の足が乱れて実際は困るのだが、それでも私は
雪を待望している。






2009年1月6日火曜日

備え  2009.1.6

正月休みが終り、普段どおりの生活が始まった。
働ける職場があることに感謝しながら通勤している。



この年末年始は、日比谷の年越し派遣村がマスコミでさかんに
取り上げられた。
新たな社会問題として政治家も取り組みだしている。

派遣制度は企業にとっては仕事量に応じて労働力を調整
できるメリットがある。
秋以降の急激な景気悪化で自動車産業を中心に解雇が
相次いだが、大量解雇した企業はマスコミに報道されて
イメージダウンを招いてしまったようだ。

ON(就業)からOFF(解雇)への切り替えがあまりにも早すぎて
住む場所すらなくなる人がたくさん発生した。
企業側が派遣社員制度をドライに運用しすぎた気もする。
100年に一度の不況が問題を際立ててしまったこともあろう。
派遣社員という制度自体の見直しも行われていくと思う。



今回のマスコミ報道から私は派遣制度の是非とは別に、
大切な原則を再確認した。蓄えの大切さである。
順調なうちに行う、将来に備えた蓄積が我が身を守ることになる。
まさに備えあれば憂いなし。
いつの時代でも変わらぬ真実だと思う。

2009年1月4日日曜日

大学ラグビー準決勝  2009.1.4

駅伝往路で盛り上がる1月2日。
山登りの5区が始まるあたりから大学ラグビー準決勝が行われた。
私は長女の部屋のテレビで観戦した。
リビングルームのテレビは駅伝のままにして二兎を追った。



第一試合は早大東海
関東大学対抗戦で帝京に破れ、明治にもよもやの不覚を取った早稲田
対し、リーグ戦で全勝優勝した東海が優勢と報道されていた。
始まってみると、スクラムで早稲田が押し気味だ。
スクラムで負けていると攻撃局面でもどこかプレッシャーを受けた
展開になるから、スクラム優勢は早稲田にとって大きい。
結局、高いスキルと体力がある外国人留学生2人を擁した東海の強さを
早稲田が素早いディフェンスで封じ込めることに成功したゲームだった。
常にイニシアチブを握った試合運びの早稲田を観るのは久しぶりだ。


第二試合は帝京法政
帝京が自分たちのペースで戦い、危なげなく勝ち上がった。
こちらは予想通り。
法政には失礼だが、できれば関東学院が勝ちあがって
きていたらもっと盛り上がったと思う。
初戦で帝京が対戦してしまう今回からのクジ方式が
残念に思った。



これで1月10日の決勝は帝京早稲田の戦いになった。
対抗戦では帝京が終始圧倒したが、早稲田がどこまで欠点を
修正し戦術を絞ってくるかに注目している。
帝京が一回勝っているから有利だとは限らない。
勝負はやってみないとわからないのだ。
早明戦での明治がそれを証明している。

2009年1月2日金曜日

第85回箱根駅伝  2009.1.2


             選手の到着を待つ白バイと警官





正月といえば箱根駅伝である。
毎年12月に入るとソワソワしてくるくらい好きなイベントだ。
今年も早朝から準備して、クルマを走らせ沿道応援に出た。
去年は京浜蒲田で観戦したが、今年は六郷橋の川崎側で
選手たちの到着を待った。
京浜蒲田では選手たちがバラけず、集団で駆け抜けていくため
一瞬のうちに応援が終わってしまうからである。



選手たちが大手町をスタートするのが朝8時。
六郷橋を越えて通過するのは9時くらいである。
川崎では神奈川県警の白バイと警官たちが待機している。
駅伝ならではの独特の雰囲気があり、いいものだ。


鶴見中継所が近いので六郷橋は選手たちの仕掛け場所である。
ここまでダンゴ状態で来たとしても、必ず誰かが飛び出す。
狙い通り、先頭集団が数人駆け抜けていき、その直後に数人が
追いかけていく様を観戦することができた。
場所取りは成功だ。



寒い中、それぞれ母校の名誉を背負いながら走る選手たちには
無条件の感動を覚える。熱いものがこみ上げてくる。
私も走り抜けていく選手たちに大声で声援を送った。
箱根駅伝は本当に素晴らしいイベントだ。



            応援旗を配る係員
                 日テレのスタッフ

            先頭集団







            監督伴走車