2010年1月26日火曜日

中国恐るべし  2010.1.26


                 新横浜駅前   撮影:1月26日




今朝の朝刊に、2009年の世界の粗鋼生産量データが掲載された。
お読みになった読者もいるだろうと思う。




世界鉄鋼協会がまとめたデータである。

中国 56,784万t
日本 8,753
ロシア 5,994
米国 5,814
インド 5,660



中国の世界に占めるシェアは、なんと47%である。
まさに桁違いで、いかに隣国の勢いが卓越しているかが一目瞭然だ。
クルマの販売台数も米国を抜きさって世界一に躍り出た。
国民所得も上昇している。



過去のストックが薄いから真の意味での世界一はまだ先の話だが
いったいどこまで成長するのだろうか。
数字で確認すると、改めて中国の経済発展がすごいかを実感する。

2010年1月24日日曜日

歯の治療   2010.1.24


              澄んだ青空  撮影:1月24日



再び、歯の治療が始まる。
5年前に行ったインプラント(下の歯4本)はとくに問題はない。
”時間の問題”だった、上の奥歯が寿命を迎えたのだ。



5年前に歯科医から「だいぶ(支える)骨が減っていますが、持たせるだけ
持たせてみましょう。ご自分の歯ですから」と言われていた箇所である。
延命させていたのだけれども、いざ限界を迎えるとやはり残念だ。



ここ2ヶ月くらい、歯茎(はぐき)が腫れることが多くなった。
しばらく我慢すると腫れは引くのだが、それは直った訳ではなく確実に
寿命の終わりに近づいているにすぎない。
過去何本もこのプロセスで歯を失っているから知っている。
腫れの間隔が短くなってきた。痛いというか疼(うず)くから辛い。



抜歯した後は入れ歯になる。
「ドリームデンチャー」という、金属バネがない義歯を希望しているが
今回の治療に使えるかどうかは素人の私にはわからない。
昨日、歯科衛生士に希望を伝えたが、次回の歯科医の診療しだいだ。

2010年1月21日木曜日

衆院予算委員会  2010.1.21


               冬の朝霧  撮影:1月13日




1月も21日を数えた。
さすがに正月気分の人はもういないだろう。
2010年も動き出している。



リーマンショックで日本はどの先進国よりもどん底を見た。
2008年9月と比較した鉱工業生産指数が最悪期は33%も落ちたが、今は
他の先進国を追って徐々に回復に向かっている。
2010年の景気回復に期待すること大である。




心配なのは政治だ。
今日の衆院予算委員会のやりとりを聞いていると守り(救済、セーフティネット)の
経済政策に偏り、攻め(成長戦略)に明るい議員が少ないのではないかと
思えてくる。
福祉が大事なことは明白だが、このまま予算を膨らませていくと福祉予算で
首が回らなくなるだろう。
だんだんバランスの悪い国になりつつあると思う。

地球を七回半まわれ   2010.1.20

一昨日の朝、いつものように虎ノ門から銀座に向かって
朝ウォーキングをしていた。
やがて汐留の摩天楼が見えてくる。
立派な松下電工ビル、電通ビルがそびえたつ。



電通の DENTSU というロゴを見上げた時のことである。
突然、「地球を七回半まわれ」というなつかしい歌が心の中で流れた。
今まで意識の底に沈んでいたメロディが蘇(よみがえ)ったのだ。
こんなこともあるのか。



この歌と電通とは何の関係もないだろう。
Google で検索してみた。
あった!
本当に便利な時代に私たちは生きている。



ということで、地球を七回半まわれ

2010年1月17日日曜日

阪神大震災から15年   2010.1.17





阪神大震災から15年。



地震が1月。私が神戸から東京へ異動したのが同年4月である。
以来、神戸には一度も行く機会がない。



15年を区切りとして、復興した神戸を訪れてみたいと思う。
今まで考えもしなかったが、昨晩ふとそう思ったのだ。
かつての同僚とも酒を酌み交わしてみたい。
仕事で歩いた地を確認してみたい。

2010年1月12日火曜日

冷たい雨の降る夜は   2010.1.12

雪の予報も出るなかで、冷たい雨が降っている。



こんな情緒溢れる夜は白鳥英美子の歌が聴きたくなる。
彼女こそ、歌を歌うために生まれてきた妖精だ。



中国地方の子守唄           19446


星に願いを         8807


Norwegian Wood  3013


誰もいない海1991/白鳥英美子&財津和夫 4232

2010年1月11日月曜日

2010年の国内景気予測  2010.1.11





写真は昨年12月の上旬に購入した日経ビジネス臨時増刊(12月21日号)
である。




日経ビジネスそのものは定期購読していない。
かつてのような記事のクオリティが失われたように感じているからである。
私が社会人駆け出しの頃は、書店や駅売店では販売していなかった。
定期購読者だけに提供される”特別な”経済雑誌だった。
それがいつの頃からか、どこでも購入できるよう方針が変わった。
購読者数の増加を狙ってのことなのだろうが、かえって裏目に出ている
ように思う。



今回、臨時増刊を購入したのは偶然、通勤電車のなかで他の人が
読んでいる記事に興味をひかれたからである。
それは2010年の世界経済、日本経済を予測した記事だった。

実際に読んでみると「買ってよかった」と思える内容だ。
データに基づいてエコノミストが論理的に考えをまとめている。
なかでも、藻谷俊介氏の「国内景気」に関する見通しは説得力のある
ものだ。要約すると以下のようになる。

・各国ごとの鉱工業生産指数の動きを2008年9月を100として比較。
 (2008年9月はリーマンショック発生月)
・各国とも直後は落ち込んだ。
・中国は同年12月、インドは2009年2月に100に戻し、その後は力強く回復。
・日本はどこよりも下落が大きく、2009年2月の67が底になった。同年9月で
 82まで戻しているものの、他国と比較するとまだ上昇の余地がある。
・過去の不況でも日本は落ち込んだ後、結局は世界の流れに追いついており
 2010年は回復の年になる可能性が高い。



経済予測は占いではない。
しかし、上場企業の経営者の景気予測も根拠が漠然としていたり
願望から来る予測もけっこう多い。
典型的なパターンは「前半は不景気が続き、後半は回復するだろう」と
いう、「時間がたてば良くなるさ」的なものである。

藻谷俊介氏の予測は、そのとおりになるかどうかは別にして、データに
説得力がある。
私は氏の予測を信じるし、2010年の景気回復に期待している。

2010年1月10日日曜日

私の愛する散歩道(2010) 2010.1.10






三連休である。
正月休みがあけて4日働いたあとの連休は実にうれしい。



連休初日の昨日は午前中、スーパー銭湯に出かけた。
風呂に入ることよりもサウナでいっぱい汗をかきたかったのだ。
サウナ → 水風呂 → サウナ → 水風呂 を数回繰り返すと頭が
すっきりしてくる。
ストレスというものがあるとしたら、汗と共に流れ落ちていく感覚がある。



今朝はひとりで食事をした後、散歩と運動に出かけた。
去年のボディスキャンで足の筋肉を増やすよう言われているので、公園の
階段を昇り降りするのだ。
下の写真は私が利用している運動用階段である。86段ある。
4回も昇り降りすれば足がガクガクしてくる。
真冬なのに頭にうっすら汗をかく。





散歩と運動を終えて帰宅する。
ちょうど朝風呂ができていたので入る。
運動した後の風呂もいいものである。



この連休は何も用事がない。
毎週、マンション理事会、町内会、散髪、歯医者、内科など何かしら用事が
入るのが普通だ。
この束縛がない時間は私にとってとても心地よく貴重なのだ。









2010年1月7日木曜日

アイスクリームボックス  2010.1.9






昨日、JR鶯谷駅前のケーキ屋さん店先で写した写真である。
アイスクリームボックスとでも呼べばいいのだろうか。
なつかしいもの、消え行くものとしてシャッターを押した。



幼い頃は誰でもそうだと思うがアイスクリームやアイスキャンディーを
買うのが楽しみだった。
親にお金をもらっては近所のお菓子屋さんに走ったものである。
5円か10円で買うアイスクリームはとてもおいしかった。
今のようにスーパーで箱買いすることなど考えられなかった。
そもそもスーパーすら身近にはなかった時代である。



なかでも名糖のホームランアイスクリームは、棒に当たりくじが
付いているのでよく買った。
ヒットなら4本で、ホームランなら1本でもう1本もらえるのだ。
読者の中にも覚えている人はいるだろうと思う。



スーパーで箱買いできる、というのは豊かさの象徴である。
でも、子供の頃にアイスクリームボックスをひっかきまわして
どれにしようか迷った挙句に買い求めたアイスクリームのほうが
とても貴重でおいしかったような気もする。

ツイていない日  2010.1.7


                     撮影:1月7日


今朝は珍しく新横浜へ直行した。
自宅から近いので久しぶりに朝をゆったりと過ごすことができた。
こんな朝もたまにはいい。



そのせいだろうか。
晩に会社をひけた後、少し歩きたくなった。
会社のことで頭を冷やしたいこともあった。
そこで新橋から赤坂見附まで歩いてみた。
写真はその道中、溜池山王付近で撮影したものである。



歩くこと約45分。
ほどよい運動である。
赤坂見附から銀座線、田園都市線で帰宅の徒についたのだが、
途中で電車が止まってしまった。
渋谷を出た直後のことである。



一本先行する電車が三軒茶屋駅でドア故障を起こし、乗客を降ろして
回送になったとのことだった。
その影響で後続の電車も軒並み遅れることになってしまった。
45分のウォーキングさえしなければ、このアクシデントに出くわすこと
もなかったのだ。



これは巡りあわせとしか言いようがない。
おとなしく受け入れるしかない、と諦めるべきことである。
でも、「歩きさえしなければ・・・」という思いは何度も頭をよぎった。
結局、ツキがなかった。
歩く選択をしたのは自分なのだから。


2010年1月6日水曜日

強い寒気  2010.01.06


                    撮影:1月4日



日本列島に強い寒気が押し寄せている。
お隣・韓国、中国も大雪だという。



今日は朝から寒々(さむざむ)しかった。
日中、事務所からわずか100メートルのところへ外出する際もコートなし
では出る気になれなかった。
12月もそこそこ寒かったが、1月に入るとやはり寒さの質が違う。
2月までしばらくはこんな状況が続くと思う。



夕方、新橋駅SL前で人待ちをしている時がけっこうきつかった。
空気が芯から冷え込んでおり、頭が痛くなるような寒さを感じた。
さすがに我慢できなくなり、ニュー新橋ビルへ逃げ込んだほどだ。
ホームレスの人たちにとっては厳しい季節であろう。



SL前で立っていると、居酒屋の客引きが多いことに驚かされる。
多くは若い男性だが、若い女性もいる。
以前はこんなことはなかった。
勧誘される方も嫌だが、勧誘する側はもっとシンドイだろう。
彼らは雇い主からお客を勧誘してくるよう指示されているのだ。
ここにも景気が影を落している。




仕事を終え帰宅して、まっさきに暖かい風呂に入る。
湯船に全身を委ねていると、身体全体に暖かさが行き渡ってくる。
幸せなひとときだ。
これがあるから寒さにも耐えられる。

2010年1月3日日曜日

箱根駅伝  2010.1.3


                 撮影:1月2日  川崎市内にて




今年も箱根駅伝の沿道応援に繰り出した。
昨日の朝である。



横浜市青葉区の自宅を7時半すぎに出発。
246、尻手黒川道路で京浜川崎駅近辺まで行き、コイン駐車場へ愛車を
停める。到着は8時20分。
そして昨年と同じ、六郷橋を下ったあたりに位置取り、選手たちの到着を
待つのだ。



国道にはすでに多くの駅伝ファンが応援旗を手に集まっている。
先導するパトカー、日本テレビの放送車が見えてくると観客から歓声が
あがる。
「まもなく選手たちが到着します。応援をよろしくお願いします」との
アナウンスが合図となる。




今年、先頭を走ってきたのは明治大学、早稲田大学の2選手だ。
その後、後続の選手たちが次々と駆け抜けていく。
皆、かなりのスピードだ。
最後に亜細亜大学の選手が通り過ぎていくまで、時間にして1分もないかも
しれない。
文字通り、あっと言う間の応援ではある。



とても短い時間ではあるけれど、応援旗を打ち振りながら学生を声援するのは
気持がいいものである。
正月だけの、東京・神奈川だけを走る国民的人気イベントだ。
読者の皆さんも可能であればぜひ一度、沿道で応援してみることをお勧めします。
テレビで観るのとはまた違う臨場感と参加意識を味わうことができるから。






2010年1月2日土曜日

いつも音楽と共に生きてきた(時間よ止まれ) 2010.1.2


                   撮影:1月2日



大晦日の紅白歌合戦を観ていた人なら、あの矢沢永吉が予告なく
登場したことに驚いただろう。
私も”そっくりさん”ではあるまいかと疑ったくらいびっくりした。
彼を紅白に呼んだNHKも大したものである。



本物のエーちゃんは名曲「時間よ止まれ」を歌ったが、改めてこの曲の
素晴らしさに聴き入ってしまった。
この曲は私の社会人一年目の夏の記憶を思い起こさせる。
見習社員の私は販売実習で3ヶ月、真夏(7-9月)の大阪で生活した。



初めての大阪はとても暑かった。
エアコンもない、二人一部屋の独身寮での生活。
精神的に苦しかった飛び込み訪問の日々。
同期社員3名で観た映画「サタデーナイトフィーバー」。
自分にまだ何ができるかもわからなかった新人時代の思い出だ。




そんな大阪時代に流行っていたのがこの曲だ。
いつまでも忘れることはできない。
それにしても本当に素晴らしいメロディラインだ。
オギノくん、エーちゃんはやはり素晴らしいね。