2010年9月30日木曜日

期末と池内淳子の死  2010.9.30


                   撮影:9月26日



上期(4月-9月)の期末を迎えた。



今まで何回、期末を迎えたのだろうか。
定年退職まであと何回迎えるのだろうか。
そんなことを考えるようになったのは最近のことだ。
先が見えてきた証(あかし)だろう。



女優・池内淳子が亡くなった。
知らせを聞いた瞬間、「えっ?」と思った。
亡くなるには少し早い印象がある。(76歳)



彼女と寿命が同じなら私の余命はあと21年ということになる。
自分の寿命は知る由もない。
ならばこの世に別れを告げる時、「あれをやり残したなぁ」と後悔する
ことを極力少なくしたい。
心を込めて充実した日々を生きたいと改めて思う。

2010年9月28日火曜日

尖閣諸島問題を考える  2010.9.28


                撮影:9月25日



尖閣諸島での事件について書いておきたい。
読者の皆さんはこの事件で何を思い、どう考えているだろうか。



土日にtwitterで情報収集したり、TVを見た限りでは、おおよそ3つの
意見に集約されていた。

1.尖閣諸島は日本固有の領土であり、侵犯してきた中国漁船が悪い。
  船長逮捕は当然であり、圧力をかけられた結果、釈放するのは
  腰が引けている。これでは中国になめられる。屈辱だ。
2.司法(沖縄地検)に政治圧力がかかったに違いない。
  政府は判断責任を地検に押し付けているが、政治判断が働いたことは
  疑いがない。
  (・・・日本政府は情けない)
3.米国(国務長官)も尖閣諸島は日米安保の対象と言っている。
  (・・・だから、いざとなれば米軍が守ってくれるだろう)



私は次のように考える。

1.領海侵犯を犯し、かつ海上保安庁の警備船にぶつかってきた中国漁船を
  拿捕したことは正当な行為である。
2.沖縄地検の判断で船長を釈放した(ということにした)ことは、日本
  政府の面子(めんつ)を保つためであり、日本にとっても中国にとっても
  現実的な良い判断であった。
3.最も大切なことは船長の釈放に関する是非を論ずることではなく、
  尖閣諸島の実効支配を至急、より確実なものにすることである。



世界に対して尖閣諸島がわが国固有の領土であることをもっと発信すべきだ、
という意見も多かったが、残念ながら無駄だと思う。
(中国を除いて)どの国も東シナ海の小島が日本領土であることに関心はない。
領土問題は”実効支配”にしか回答はないのが現実だ、という大前研一氏の
意見に賛成する。
英国・アルゼンチンの間で紛争になったフォークランド諸島もそうだし、
北方領土、竹島もそれを物語っている。
いくら日本が世界に向かって「我が国固有の領土です」と言っても、どこの
国も協力してくれはしないし日本に戻ってくることはない。



経済的に中国へ依存しすぎること---いわゆるチャイナリスク---が存在する
ことを実感した人も多いだろう。
だからといって今すぐ中国から手を引くことはできないのも現実である。
今回の事件を機に中国依存という方向を修正していく必要性を実感したし、
中長期的に中国依存度を下げていくことは大切なことだと思う。

2010年9月26日日曜日

武富士  2010.09.27


                     撮影:9月25日




冷たい雨が降る。
明日も続くようだ。
駆け足で季節が秋へと動いている。



サラ金・大手の武富士が会社更生法を適用する、と報道された。
かつては業界No1を誇り素晴らしい業績をあげていた面影はない。
借り手を探すことに必死だった時代の銀行にとって、サラ金は
業績は良く、焦げ付きの心配がないお得意様だった。
これも時代の流れだろうか。



武富士と言えば、武富士ダンサーズが踊るコマーシャルがなつかしい。
全盛期には、それこそテレビでこのCMを見ない日はないくらい放映
されていた。
今日、改めて見てみると時代の移り変わりを感じざるにはいられない。
諸行無常である。

秋の訪れ(私の愛する散歩道) 2010.9.26


                 撮影:9月26日 AM7:06



早く目覚めた休日の朝。
天気も良いし気温も下がった。
朝食前に散歩道を歩きたくなり、長袖シャツを着て一時間ほど外出した。




一週間前はセミ(ツクツクボウシ)が鳴いていたが今朝はその声が
聞こえない。
朝が早いからなのか、それとも先週の雨で死に絶えたのだろうか。
去年もセミの泣き声が聞こえなくなったのは今頃だったことを思い出す。



帰宅して玄関ドアを開けた瞬間、家の中の暖かさを感じた。
ホットコーヒーがおいしい季節になった。
これからは、ひと雨ごとに秋が深まっていく。
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋・・・。
さまざまな秋を堪能したいものだと思う。







2010年9月23日木曜日

バチェラー・ガール  2010.9.23

今日は「秋分の日」。お彼岸である。



暑さ寒さも彼岸まで、と昔の人は言った。
その言葉通り、雷も聞こえる強い雨の一日になった。
この雨は明日、明後日まで続くそうだ。
今度こそ涼しい季節を迎えることができるだろう。



雨音を聞いていたら、大瀧詠一の「バチェラー・ガール」が
聴きたくなって YouTube で検索してみた。
きっちりとヒットするではないか!素晴らしい。
オギノ氏は YouTube を称して「素晴らしいタイムマシン」と表現したが
同感である。



この曲は稲垣潤一のカバーでヒットしたが、私は大瀧詠一・本人の歌が
好きだ。
「バチェラー・ガール」(作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一)
天才・大瀧詠一は、その声までもが素晴らしい。

2010年9月20日月曜日

ドコモ スマートフォン(Xperia)を評価する 2010.9.20


In My Life(The Ventures)





NTTドコモのスマートフォン Xperiaを購入して5ヶ月。
ここで私なりの評価を記録しておきたい。



【(私にとって)良い点】

1.GMail や YouTube に最適化された仕様である点。

  Google製の携帯OS(Android)だから当然といえば当然だ。
  GMailを主メールとして利用している人、YouTubeを愛用して
  いる人には向いている。
  特にYouTube画像を表示する際に、ケータイにしては大きな
  画面は効果を発揮する。
  YouTube で好きな歌を聴く私には都合がよい。

2.日本語学習変換が優れている点。

  メールを打つ際に、ある程度入力すると変換候補が出てくる。
  慣れるとかなり早く入力ができる。



【(私が)気に入らない点】

1.画面の動きに遊びの要素が感じられない点。

  最近、電車の中でiPhone を使う人が目立つ。売れているのだろう。
  混んだ電車内ではこちらに見る意思がなくとも、その画面の動きが
  見えてしまうことがある。
  アイコンに触れた際の画面の動き、左右への画面スライド時の動きは
  Xperiaにはない素晴らしさが感じられる。
  ”ピンチ”という縮小・拡大機能はiPhoneにしかない。
  とてもうらやましい。

2.画面ロックがない点。

  画面が明るいうちにポケットに入れると、画面上のアイコンが
  僅かな接触に反応してアプリケーションが起動してしまう。
  画面ロックボタンがないのだ。
  私は画面が完全に消えてからポケットにしまうようにしている。
  消えるまでの数秒を待つのが面倒である。

3.iモードメールが使えなかった点。

  ようやく9月からiモードメールに対応したが、この点には実際の
  ところ困った。
  サードパーティ製のソフトもあるが、リアルタイムにメール受信が
  できない。最短でも15分間隔のタイムラグがある。
  15分間隔でメールサーバーにアクセスすると電力をかなり消耗する。
  実用的ではなかった。
  困り果てた私は、最終的にGMailをメインメールに選択した。
  友人に何度もメールアドレス変更を知らせるハメになった。

4.ワンセグが使えない点。

  おそらくiPhoneも同じだと思うが、テレビを見ることができない。
  
  


iモードメールを犠牲にしてまでXperiaの発売を急いだのは、iPhoneの
独走を止めたかったからに違いあるまい。
その狙いはそこそこ達成できたと思われる。
しかし、ユーザー満足はもっと向上していく余地が大きいと感じる。
ドコモユーザーとなって11年。それなりに愛着もある。
スマートフォンそのものが発展途上にあるから今後の進化は期待できる。
iPhoneに負けないよう機能と使い勝手を発展させてもらいたいと思う。
  

2010年9月19日日曜日

ひとヤマ越えた解放感   2010.9.19

















浜松町駅前から眺める東京タワー 撮影:9月18日 18:18



昨日で仕事のヤマを越えた。
二ヶ月前から企画をし準備を重ねてきた。
ひとつのプレッシャーを越えた感覚はいいものである。
昨晩は解放感や安堵感に混じって脳が軽い興奮状態にあったのか
なかなか眠れなかった。



今朝は両親の墓参りに出掛けた。
朝早く出発したことが功を奏し、大渋滞に巻き込まれずに済んだ。
横浜横須賀道路は10時前に渋滞が始まっていた。



今日だけでなく明日も休みなのはありがたい。
二日間で心身をリフレッシュし、また次の課題へ取り組む気力を
チャージしたい。

2010年9月16日木曜日

夏の終わり 2010.9.16

今朝の雨は激しかった。
久しぶりに”ズボ・ビチョ”、つまりズボンが雨でびしょびしょに
なってしまった。
私はズボンのプレスラインが消えてしまうのが嫌いだ。
傘でびしょ濡れになるのを防ごうとしたが、この雨足ではなす術も
なかった。



この雨によって、史上稀にみる長く暑い夏は終わったといってよい。
今年の夏が後年、異常な夏だったと言われるようであってほしい。
毎年、こんな夏では困る。



夏が暑いこと自体は悪くない。
冷夏も困る。
しかし、何ごとも過ぎたるは及ばざるが如し。
晴れた日もあれば曇りの日もある、雨の日もある・・・
それが普通の夏というものだろう。

2010年9月13日月曜日

谷啓逝く  2010.9.13

クレイジーキャッツの谷啓が亡くなった。
彼の死を知った時、とても寂しい気持になった。
ハナ肇、植木等もこの世にいない。



クレイジーキャッツといえば「シャボン玉ホリデー」である。

およびでない
・おとっつあん、おかゆができたわよ

これら定番ギャグが私の”笑いのツボ”を作ったことは間違いない。


加えて私が好きだったのは番組の最後だ。
ザ・ピーナッツが歌っているところに必ずハナ肇が現れる。
ザ・ピーナッツをおちょくるコメントを発すると、ザ・ピーナッツが
ハナ肇に肘鉄を食らわすのだ。
その際のハナ肇の表情が可笑しくてたまらなかった。



谷啓の死で、また昭和が遠くなっていく。
偉大なコメディアンの冥福を祈りたい。


追伸


シャボン玉ホリデー」に関する克明な記録がWeb上にあった。
ここまで詳しい記録は他に見当たらない。
熱烈なマニアに違いない。

2010年9月12日日曜日

恋したら(いつも音楽と共に生きてきた) 2010.9.12


           ケンタッキーあざみ野店  撮影:9月12日



ふとした瞬間に、突然思い出す歌がある。



今朝、起き抜けに思い出したのがグリーメンの「恋したら」
なんと美しくロマンチックな曲であろうか。
加藤和彦、北山修が作った曲であることは今日知った。
YOUTubeの書き込み欄(画面の下方)には、この曲になつかしさと
感傷を感じた人たちのコメントが綴られている。

オグラさん、もちろんこの曲をご存知ですよね。



2010年9月11日土曜日

秩父宮ナイトゲーム  2010.9.11


           リコー vs サントリー戦(秩父宮)   撮影:9月10日




朝、目覚めて休日のありがたみをかみしめる。
「今日は出勤しなくていいんだ」と思う瞬間がうれしい。



昨晩、私にとっては珍しいことなのだが社会人ラグビーの試合を
観戦した。
キックオフが7時半のナイトゲームである。
会社の同僚6名で秩父宮に繰り出した。
コンビニで買ったアルコール、つまみ持参での観戦である。



サントリーの圧勝を予想していたが意外にもリコーが大健闘。
一時は14点差をつけてリードし、番狂わせを予感させた。
最後の最後で逆転されたが、試合終了までの残り5分間はサントリー
ゴール前でリコーが攻め続けた。
あの場面でモールを形成し集団で押し込めたなら再逆転できたのだが
力及ばず、ノーサイドの笛は鳴った。



暑からず寒からず、絶好の観戦コンディションのなか熱戦を観ることが
できて、得をした気分の夜だった。
ナイトゲームも悪くない。

2010年9月9日木曜日

台風一過  2010.9.9


                銀座   撮影:9月9日



1ヶ月ぶりの昨日の雨。



降り始めは恵みの雨に思えたが、やがてバケツをひっくり返した
ような強い降りになった。
今朝、出勤時に感じた涼しさ。
記録的な猛暑も昨日で潮目が変わったと思う。



日没も日増しに早くなっている。
私の大好きな季節・秋が近づいている。
仕事上での課題は当分終りがなさそうだが、それはそれとして
季節の変化を感じる心は大切にしたい。



銀座で夕方見上げた空はとても綺麗だった。



2010年9月6日月曜日

いつも音楽と共に生きてきた(Can You Celebrate ?) 2010.9.6


                     撮影:9月5日



日中は相変わらず暑いが、朝晩の風に変化がみられる。
空も高くなってきたことを感じる。
秋の訪れまでもう少しの辛抱だ。



小室哲哉が作り安室奈美恵が歌った「Can You Celebrate ?」。
売れに売れていた彼女が突然結婚を決め、お腹に子供を宿しながら
歌ったこの歌は安室の転機となった曲である。
この曲のヒットをピークに彼女の人気は下降していく。
出産を終えて復帰した時には、かつて彼女が立っていた場所に別の
女性歌手(浜崎)が立っていた。



私がこの曲を素晴らしいと思ったのは、後に徳永英明がカバーして
からである。
安室が歌うとキーが高すぎて聴いているのが少し辛い。
小室哲哉の曲に共通した特徴である。



この歌は徳永英明のように、落ち着いてしっとりと歌ったほうが
味があると思う。
今でも時々聴くが、そのたびに素晴らしいと感じている。

2010年9月4日土曜日

爽快な休日  2010.9.4


         剣山スポーツガーデン スクール練習場 撮影:9月4日




課題をたくさん抱えて迎えた一週間を乗り切り、待望の休日を迎えた。



10時過ぎまでたっぷり寝て起きる。
野菜ジュース、ヨーグルトを摂る。
ソファに横になりながら新聞に目を通す。
急いでやることは何もない。



のんびりしながら、テレビで男子ゴルフ、女子ゴルフを観る。
5時からはゴルフレッスンだ。
レッスンという縛りがなければけっして練習になんか出掛けないだろう。
9月にしては暑すぎるから。



熱中症対策のつもりでポカリスウェットを飲み飲み、スイングする。
10分もしないうちに汗が吹き出てくる。
1時間半のレッスンを終える頃には、汗びっしょりになっている。
太っていると出る汗の量もハンパではない。



帰宅して風呂場へ直行。
冷水で頭を冷やす。
シャワーを浴びたらエアコンの効いたリビングでクールダウン。
これだけ汗をかきながら運動をした後は、身体中から余分な力(リキ)みが
消え爽快だ。
心によどみが溜まったと感じたら、サウナでも運動でもなんでもいい。
汗をかくのは精神衛生に効果があると思う。



こんなに心が解放されたのは久しぶりだ。
心からつまらないこだわりが消え、素直な気持になっている。

2010年9月2日木曜日

民主党代表選  2010.9.2


                UNIQLO 銀座店  撮影:9月2日



民主党代表選について書いておきたい。


現職首相・菅直人氏と実力者・小沢一郎氏の一騎打ちとなった。
私は菅直人氏を応援する。
理由は以下の通りである。

1.菅直人氏は鳩山元首相の辞任を受け、前向きに職務に取り組んでいる。
2.参議院議員選挙の敗北責任は菅直人氏にあるのではなく、沖縄米軍
  基地問題で迷走した鳩山氏、「政治とカネ」問題で民主党のイメージ
  ダウンを招いた小沢氏にあると考える。
3.小沢氏は権力欲が見えすぎてしまう。幹事長時代、地方からの陳情を
  幹事長室に集中させたのがその典型である。最高権力者は権力の行使に
  慎重であって欲しい。
4.短期間で再び内閣総理大臣が交代する事態は、諸外国からの信用をさらに
  貶(おとし)めることになる。


私の思惑とは異なり、民主党の国会議員だけみると小沢氏のほうが数の
うえで有利なようだ。
頼みは党員、およびサポーターの支持がどれだけ菅氏に集まるか、である。
そこに私は一筋の望みを託している。

さて、どうなるか?
私は強い関心を持っている。