2020年8月9日日曜日

コロナ”果”-②  免疫力の高め方 2020.8.9-②


夏空と緑(川崎市麻生区)    撮影:8月2日



※この投稿を読む前に、ひとつ前の 2020.8.9-①を先にお読みください。(続きものです)



人生に病気、感染症はつきものである。
生きている以上、リスクゼロは不可能だが、予防策を習慣化する努力によりリスクを低減することは可能だ。


私たちは手洗い、うがい、マスク着用をすでに習慣化させた。
これだけで普通の風邪をひくリスクは低減できている。
高齢者が新型コロナウィルスに限らず、風邪から肺炎を引き起こし命を落とす症例は多い。
私の父もそうだった。
また、風邪は万病のもとともいうから甘く見ることはできない。


3密回避は新型コロナウィルス感染症対策として要求されるが、この先も永遠に求められることではないと考えている。
3年もすれば今の感染症はほぼ終息しているだろう。
その頃にはワクチン、薬もきっと浸透している。
私たちは再び、スポーツや音楽コンサートを楽しむことができるはずだ。


そもそも3密回避とは、ウィルスそのものから私たちの身体を遠ざけようとする対策である。
しかし、生活を営むかぎりウィルスを完璧に遠ざけることには限界がある。
したがって、もっとも必要な感染症対策は私たちの身体の免疫力を高めておくことである。
ウィルスから逃げようとするよりも、ウィルスに負けない身体づくりをめざすべきだ。


以下は文藝春秋 2020年6月号の記事『納豆、エリンギ・・・「腸内細胞」を食事で鍛える慶應義塾大学特任教授・メタジュン社CEO 福田真嗣氏)から多くを引用する。


免疫力を高めるためには腸の働きを活発化させることである。
なぜ、腸か。

腸には免疫機能に携わる細胞の約70%が存在する。
この細胞群が免疫機能において重要な役割を担っている。
身体を有害な物質から守る、いわば防衛隊である。
この細胞群を活発にさせるためのエサを意識して摂ることが必要だ。


これを食べれば誰でも免疫力が上がる、というスーパーフードはない。
ここを間違ってはいけない。
それまでの食生活、摂取してきた薬がどうだったかで、効果のある腸のエサは人それぞれ異なる。
したがって、免疫力をあげる可能性のある食品( = 腸内細胞のエサ)を特定することなく幅広く、長期にわたって摂取することが必要である。
「最低2週間は食べ続けてください。」と福田真嗣氏は語る。 



・タマネギ ・ニンニク ・ゴボウ ・サツマイモ
・ナガネギ ・オクラ ・ワカメ ・ヒジキ ・海苔
・リンゴの皮 ・ミカンの袋・白い筋
・キムチ ・ぬか漬け ・野沢菜漬け 


これらの食品を幅広く、しかも長期にわたって食べることだ。
私はこれら食品をなるべく摂るようにしている。
さらに、ヨーグルトにオリゴ糖(シロップ)をかけて毎朝食べている。
おかげで腸の調子がすこぶる良いし、私の身体の免疫力を高めてくれていると信じている。