2010年11月14日日曜日

ビデオ画像流出事件について  2010.11.14















海上保安庁のビデオ映像が YouTube に流出した件について
読者の皆さんはどう考えるだろうか。



本件について私は2つの観点から考えた。
ひとつは国家公務員が組織の機密情報を YouTube に流した点。
これは組織人として、やってはいけない行為である。
仕事で知りえた機密情報を一般社会に流していけないということは
組織人としての基本だ。



もうひとつは政府が画像そのものを国民に公開しない点について。
中国漁船が日本の海上保安船にぶつかってきたのか、あるいは
偶発的だったのか本当の事実はわからない。
中国政府を刺激したくないという配慮から、ということなのだろうが
参考情報として公開しても良かったのではないか。



よもやの情報流出という形で国民は画像を目にすることになった。
後味の悪い結末、という思いがぬぐえない。