地熱プール アイスランド(Bing Wallpaperより)
自分たちが生きている時代に、こんなにも大規模な自然災害に巡り合うとは思いもしなかった。
築40年以上の古いビル(銀座)で勤務していた15年前、いつまでも揺れが収まらない地震に身構えた。
時間が経つとともにその揺れが大きくなっていく。
恐怖で泣き出す女性社員もいた。
いったん長い揺れが収まり、外へ出た。
皆で恐怖を語っていた時、再び強い揺れが起きた。
周囲のビルがグラグラ大きく揺れるのがとても怖かった。
もう電車は動かないと思ったから、近所の立ち食い蕎麦屋で早めの夕食を食べた。
事務所に戻ってパソコンのニュースをじっと見ていた記憶がある。
事務所で夜を明かす覚悟は早くからできていた。
深夜になって営団地下鉄や東急電車が動き出したのを知り、なんとか自宅へ戻ることができた。
自宅に着いたのは夜中の2時半あたりだったと思う。
その後、数日間余震が続き、怖さは続いた。
何よりも嫌だったのが、原発ストップによる電気の節約が始まったこと。
事務所で照明を使わず、窓からの光だけで仕事をしたこと。
被災地の苦労には足元にも及ばないが、遠く離れた東京でも東京なりの不便さを余儀なくされていた。
