2010年5月30日日曜日

iPad 恐るべし  2010.5.30


                 汐留の朝  撮影:5月28日




肌寒い月末の休日を迎えた。
4月上旬の気温とのことである。
今年は天候不順だから冷夏になるかもしれない。



ドコモのスマートフォン(多機能携帯電話)Xperia を購入して
すでに1ヶ月以上が経過した。
ようやく使い慣れて馴染んできたところだ。
音楽をダウンロードしたり、YouTube を見たりして本来の機能を
活用している。
来月にはバージョンアップされて、文字入力機能が強化されたり
電池の持ちも改善されるようだ。これからの進化が楽しみである。



ところがXperiaあたりで喜んでいてはいけない変化が進んでいる。
アップルの iPad の評判が予想以上に良いようなのだ。
用途も電子書籍にとどまらず、病院のレントゲン写真、ファッション
業界、学校など幅広い。
ゲームソフトもアップストアから購入できる。



iPad の大ヒットに震撼しているであろう会社が数社ある。
Microsoft、任天堂、ソニーである。



iPad は真の意味でパーソナルなコンピュータの称号を勝ち取るかも
しれないのだ。
インターネットが使えてYouTube が見られれば充分というユーザーは
多いはずだ。
起動に時間のかかる Windowsパソコン が家庭から消えていく日も
近いかもしれない。
私もこのブログを書いているIBM PCが古くなったので(Windows2000)
Windows7搭載のPCへ替えようかと考えていたが、ちょっと待てよと
思い始めた。



ゲーム機、ゲームソフトで高収益を謳歌してきた任天堂も、築いてきた
地位を奪われる危険性を感じているはずだ。
同じジャンルで任天堂と競争してきたソニーも同じ思いに違いない。
ソニーの場合は WALKMAN 敗北という苦い経験があるからなおさらだ。



iPad というプラットホームが普及すればするほど、アプリソフトが
集まってくる。
パソコン業界、ゲーム業界を変えかねないくらいのインパクトある製品。
それが iPad なのである。



恐るべし、iPad。