2010年9月20日月曜日

ドコモ スマートフォン(Xperia)を評価する 2010.9.20


In My Life(The Ventures)





NTTドコモのスマートフォン Xperiaを購入して5ヶ月。
ここで私なりの評価を記録しておきたい。



【(私にとって)良い点】

1.GMail や YouTube に最適化された仕様である点。

  Google製の携帯OS(Android)だから当然といえば当然だ。
  GMailを主メールとして利用している人、YouTubeを愛用して
  いる人には向いている。
  特にYouTube画像を表示する際に、ケータイにしては大きな
  画面は効果を発揮する。
  YouTube で好きな歌を聴く私には都合がよい。

2.日本語学習変換が優れている点。

  メールを打つ際に、ある程度入力すると変換候補が出てくる。
  慣れるとかなり早く入力ができる。



【(私が)気に入らない点】

1.画面の動きに遊びの要素が感じられない点。

  最近、電車の中でiPhone を使う人が目立つ。売れているのだろう。
  混んだ電車内ではこちらに見る意思がなくとも、その画面の動きが
  見えてしまうことがある。
  アイコンに触れた際の画面の動き、左右への画面スライド時の動きは
  Xperiaにはない素晴らしさが感じられる。
  ”ピンチ”という縮小・拡大機能はiPhoneにしかない。
  とてもうらやましい。

2.画面ロックがない点。

  画面が明るいうちにポケットに入れると、画面上のアイコンが
  僅かな接触に反応してアプリケーションが起動してしまう。
  画面ロックボタンがないのだ。
  私は画面が完全に消えてからポケットにしまうようにしている。
  消えるまでの数秒を待つのが面倒である。

3.iモードメールが使えなかった点。

  ようやく9月からiモードメールに対応したが、この点には実際の
  ところ困った。
  サードパーティ製のソフトもあるが、リアルタイムにメール受信が
  できない。最短でも15分間隔のタイムラグがある。
  15分間隔でメールサーバーにアクセスすると電力をかなり消耗する。
  実用的ではなかった。
  困り果てた私は、最終的にGMailをメインメールに選択した。
  友人に何度もメールアドレス変更を知らせるハメになった。

4.ワンセグが使えない点。

  おそらくiPhoneも同じだと思うが、テレビを見ることができない。
  
  


iモードメールを犠牲にしてまでXperiaの発売を急いだのは、iPhoneの
独走を止めたかったからに違いあるまい。
その狙いはそこそこ達成できたと思われる。
しかし、ユーザー満足はもっと向上していく余地が大きいと感じる。
ドコモユーザーとなって11年。それなりに愛着もある。
スマートフォンそのものが発展途上にあるから今後の進化は期待できる。
iPhoneに負けないよう機能と使い勝手を発展させてもらいたいと思う。