2011年5月14日土曜日

たばこ

                           



新聞にJT(日本たばこ)の広告記事が掲載されていた。
震災で生産が滞っていたお詫びと、商品別にいつ供給される見通しかを
告知する内容の広告だ。
たばこを吸わない私には無関係なのだが、驚きとともに読みふけった。


私がその広告を見て驚いたのはマイルドセブンの種類の多さだ。

マイルドセブン
マイルドセブン・ボックス
マイルドセブン・100’s・ボックス
マイルドセブン・ライト
マイルドセブンライト・ボックス
マイルドセブンライト・100s・ボックス
マイルドセブン・スーパーライト
マイルドセブン・スーパーライト・ボックス
マイルドセブン・スーパーライト・100s・ボックス

マイルドセブン・エクストラライト
マイルドセブン・エクストラライト・ボックス
マイルドセブン・エクストラライト・100s・ボックス

マイルドセブン・ワン
マイルドセブン・ワン・ボックス
マイルドセブン・ワン・100s・ボックス

マイルドセブン・ディースペック・スーパーライト・ボックス
マイルドセブン・ディースペック・ワン・100s・ボックス
マイルドセブン・インパクト・ワン・100s・ボックス

マイルドセブン・インパクト・ワン・メンソール・ボックス
マイルドセブン・アクア・メンソール・スーパーライト・ボックス
マイルドセブン・アクア・メンソール・ワン・100s・ボックス


なんと21種類もある。
生産、販売、商品管理に携わったことのある人ならわかると思うが、
商品アイテム数は少ないほうが何かと効率がよい。
日本たばこ、販売店の間で受発注業務に間違いは起こらないのだろうか。
当然、商品別にコード化していて発注ミスを防ぐ手立てはあるのだろうが
業務は大変だと察する。


もう一つの疑問。
消費者にとって、こんなにたくさんアイテムが必要なのだろうか。
どうしてこんなにたくさん細分化した商品ラインアップをそろえて
しまったのだろうか。
日本たばこという会社には「選択と集中」の概念がないのではなかろうか。


他人事(ひとごと)ながら考えさせられてしまった。
これってきっと良し悪しでいえば、良くない状態だと直感的に思う。