2019年8月31日土曜日

倫理の問題(リクルートキャリア)    2019.8.31

センター北駅前(横浜市都筑区)



内定辞退率予測データを企業に販売していた件について。


学生個人情報の企業への提供に関して、仮に「学生の同意を取った」としても、同意した学生の誰ひとりもこのような使われ方をされるとはイメージしなかっただろう。
学生のなかには就活インフラを活用して、自らの就活を不利にさせられた若者がいるのだ。
この事案は法律解釈は意味をなさない。
企業倫理(モラル)の問題である。



学生の就活を支援するビジネスであるにもかかわらず、学生を裏切る行為を儲けのために行っていた。
恥ずかしくないのか。
さっさとこのビジネスから撤退すべきである。


いっぽうで、内定辞退率予測データを購入した企業40社近くは「採否判定に使用しなかった」と述べている。
こんなコメントを信じるものはいない。
よくよく考えなおした方がよい。