2022年2月26日土曜日

遠吠え   2022.2.26-①

小田原城から相模湾を望む



ロシア軍の一部が首都キエフに入ったと報道された。


ウクライナ現政権の転覆は時間の問題とみてよいだろう。
大規模なロシア軍に取り囲まれてはとても太刀打ちできない。
一般市民の流血を防ぐためにも、現政権はプーチン大統領の要求
する非武装化・中立化を受け入れるべきである。


欧米諸国は経済制裁でロシアにダメージを与えようとしている。
兵糧攻めは時間がかかるので、今の流れを阻止することは無理だ。
ただし、将来に向かってロシアに制裁を加えることは意味を持つ。


国連は無力だ。
会議で非難することしかできない。
ロシアが拒否権を行使するので決議案採択すらできない。
何も期待できない。


わが国政府の動きも「とうてい受け入れることはできない」の
一点張りで、何ら抑止力を発揮できていない。
また、新聞社の大上段に構えた社説などどこにも届きはしない。
安全な場所から遠吠えしても無駄だからやめたほうがよい。
仕事のための仕事であり、無力であることを晒(さら)している。