2007年8月30日木曜日

世界陸上   2007.8.30

8月13日  7:47 札幌・中の川の遊歩道と休憩所


連夜、帰宅後にテレビで観る世界陸上がこのところの楽しみに
なっている。
肉体と精神を鍛え抜いた世界のトップアスリートたちが頂点をめざして
しのぎを削る様は実に美しい。
運動能力に人一倍恵まれ、かつその才能を見出すことができたのだから
幸福な人達だと思う。潜在能力がありながらその能力を見出せる環境に
なかった人は古今東西、数限りなくいたであろう。


オリンピックや世界陸上は今までも観ていた。
ソウルオリンピックでの男子100m走が今でも印象に残る。 
カール・ルイス vs ベン・ジョンソン。
筋肉増強剤でムキムキになったジョンソンがとてつもない記録をたたき
出したが、ドーピング検査で陽性反応を示し失格になった試合だ。
こんなにも速い男がいるのかと驚嘆したことを思い出す。


今回の世界陸上では今までにない発見があった。
「美人」黒人女性選手がわかるのである。
かつては黒人女性の「美人」がわからなかった。
今はその美しさがよくわかるようになった。
自分でも驚いている。


かつて米国で人種差別撤廃運動が盛んな頃に耳にした言葉。
Black is beautiful.
当時は「本当にそうなのか?」と思っていた。
おそらく私の心にも黒人差別の芽が存在していたのだろうと思う。


長く生きていると新しい自分に出会う。
今夜も美人黒人女性の活躍を堪能している私である。


世界陸上で唯一残念なことがある。
織田裕二の異様なハシャギである。
彼は何か勘違いして生きてきたように思えて仕方がない。