竹林
会社でボディスキャンを受けた。
ボディスキャンとはメタボ対策用の測定ツールである。
今回受診するまで私はその存在を知らなかった。
体重計みたいなものに裸足で乗り、コードの先に付いた小さな装置を
両手で持つ。時間にして一分もかからないで終了する。
ただそれだけで体脂肪率、内臓脂肪量、腕や足の筋肉量が測定できるのだ。
測定データはきれいに整理されたカラー印刷物で受診者に渡される。
私の場合は肥満に分類された。
これは織り込み済みだったから驚かない。
意外だったのは足の筋肉量が少ない点だった。
けっこう歩いているのに何故?という気がした。
腕の筋肉は普通だった。
測定後、データをもとにインストラクターがレクチャーしてくれる。
このレクチャーが大いに参考になるものだった。
「階段を使っていますか?」と語りかけたあと、以下のように
教えてくれた。
・階段を登るためには足だけでなく背中、腹、腰、尻など全身筋肉を
使わないといけないため負荷が大きい。
・だから人間は階段を登るのを本能的に嫌う。
・これらインナーマッスルを鍛えるのに、階段を登ることほど効果的な
ものはない。
・階段で4階上がる運動はエアロビクス25分分の運動量に等しい。
・おおいに食べて、おおいに運動してください。
それ以来、私は上り階段を積極的に歩いてあがるようになった。
インストラクターのレクチャーに説得力を感じたからである。
来年のボディスキャンでは劇的に改善した数値をたたき出そうという
ことがモチベーションになっている。