2014年3月6日木曜日

読書の原体験  2014.3.6

青空
 
 
 
通勤電車のなかで読書するのが日課になった。
混雑する急行を避けて各停に乗る。
ゆったりと読書ができるからだ。
運が良ければ途中駅で座席に座れることもある。
今朝がそうだった。
 
 
 
幼い頃、母に蒲田の図書館へよく連れて行ってもらった。
母が行きたかったのか、私がせがんだのかは覚えていない。
私が好きだった絵本は「ちびくろサンボ」。
トラが木のまわりをぐるぐる回っているうちに、溶けて
バターになってしまうところが気に入っていた。
 
 
 
母と一緒に図書館へ返しにいって、母が私に「次は
どの本を借りるの?」と聞く。
私は決まって「ちびくろサンボ」と答えていた。
つまり、借りては返し、すぐまた借りる、を繰り返していたのだ。
 
 
 
あれから50数年。
私のワンパターン気質はあの頃から変わっていない。
三つ子の魂百まで、である。