2022年7月18日月曜日

自然の掟   2022.7.18

7月17日





今日は母の誕生日である。
母は28年前に病気で亡くなった。
いくつになっても両親の誕生日を忘れることはない。
これがわからなくなれば、私の認知機能に異常が起きたということになろう。


さて、今日は見たくない光景を目にしてしまった。
ツバメの巣を1羽のカラスが襲撃した。
目にも止まらぬスピードで巣立ち前の若ツバメをくわえてゆうゆうと飛び去ったのである。
逃げ去るカラスを親鳥たちが飛びながら威嚇したが、何の効果もなかった。


残酷といえば残酷だが、カラスも生きていかなければならない。
格好の餌をゲットしたということである。
また、巣離れする前にカラスの暴力によって命を絶たれたツバメも運命と言わざるを得ないだろう。


私たちも直接手を下すことはなくとも、他の生物の命をもらって生きている。
食物連鎖の生々しい現実を見てしまった。
生きたままカラスに食べられてしまう若ツバメが可哀そうで、しばしテンションが落ちてしまった。