2026年3月26日木曜日

再クローニングの限界  2026.3.26

        電気ブラン 神谷バー(浅草)




サイエンスに興味を持つ私を惹きつけるニュースである。
山梨大、放射線影響研究所のチームが、有名な科学誌「ネイチャー」に発表した。
以下の記述の多くは本日の日経新聞夕刊からの引用によるものである。

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マウスの体細胞から作ったクローン(clone)からさらにクローンを作る「再クローニング」を続けたところ、58代目で限界を迎えたという。
自然交配のマウスに比べてクローンは突然変異が多い。
代を重ねることで有害な変異が増えていき、生存できないレベルに達したとみられる。


チームは2005年にスタートし再クローニングを20年間続けた。
成功率は26代目まで上昇した(成功率15.5%)が、以降は低下し58代目は0.6%だった。
58代目の5匹は生まれた翌日にすべて死んだそうだ。

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代を重ねたクローンが、やがて有害な変異の蓄積により限界を迎えるという理屈は納得性がある。
科学の世界は尽きぬ興味に満ちている。