2008年4月9日水曜日

異動直後  2008.4.9

             横浜美術館



暖かいかと思うと一転、寒さがぶり返す春の日が続いている。
こんな時こそ風邪をひかないように注意しなければならない。



後任者への引継ぎを昨日で終え、今朝から異動先の銀座へ
出勤を開始した。
引継ぎ期間中の6日間も、そのうちの4日はなんだかんだ新職場に
来て、新たなミッションに関係する挨拶まわりに時間を割いたりしていた。
今日から完全に職場を移したことになる。
もう、みなとみらいに戻ることはない。
いよいよ新しい職場に適応していくしかないのである。



異動は数多く経験してきたから、直後の不自由さは折り込み済みである。
覚悟はできている。
設定情報が揃わずにパソコンが自由に使えなかったり、交通費など出金
精算金の振込先銀行を変更したり、通勤経路の変更を届けるなど異動者
のみに強いられる負荷はけっこう重たい。
毎回、これら作業には泣かされる。



社員の名前を覚えることも重たく感じることのひとつだ。
ごく一部を除いては顔も名前も初めての人が多い。
時間の経過とともに解消することではあるが、異動直後は神経を消耗
するものである。



適応を急ぐと情緒不安定になることが分かっているから今の私は慌てない。
先は長いから最初から無理はしないほうがよい。
じっくり、ゆっくり、おだやかにじわじわと定着していけばよいのだ。
それでもしばらくは精神的に疲労感を感じる日々が続くと思う。





             横浜美術館前から眺める


             大道芸人と観客


             日本丸