2009年5月19日火曜日

新型インフルエンザ(その後)  2009.5.19

          今日の夕映え



関西で新型インフルエンザが流行を始めた。
海外渡航者ではない人々、しかも高校生での感染が拡大
しているから一般市民も警戒を始めた。
マスクの品不足はかなり深刻のようで、関西に自宅があり
東京に単身赴任している同僚は、こちらで購入して家族に
宅配便で送ったと言っていた。



首都圏で感染者が出るのも時間の問題だろう。
これだけの人々が行き来しているのだから不思議でも
何でもない。
今夜、明日にでもニュースになっておかしくはない。
今日の夕方現在、まだ対岸の火事だからマスクを着用した
人の数はほとんどいないようだ。



成田空港での検疫が盛んに報道された連休明けの朝、
私は駅という駅、電車という電車にマスク姿の人があふれたら
不気味だなと本気で心配した。
まわりが全員マスク着用のなか、私一人がマスクを着けず
白い目でみられたらどうしようと思ったのだ。
一部の親しい知人にはジョークでウソのメールを送った。
「自分以外の皆がマスクをしている」と。



今回の新型インフルエンザについては反応が過敏すぎると思う。
医学的には正しくないのだろうが、いわゆる風邪ひきの一種だ。
もし感染し発病したら、学校や会社を休めばよいだけのことでは
ないのか。
と、気楽に発言できるのは私のような責任のない者だからで、
大臣や役人は「気にしない、気にしない」とはコメントできないのも
わかる。
責任ある立場とはそういうものである。



うがい、手洗いを怠らず、栄養と睡眠を充分とって備えよう。
取れるべき対策を徹底したら、あとは腹をくくるだけである。
人生にはもっと心配しなければいけないことが多いのだから。