2009年5月21日木曜日

自己暗示  2009.5.21

        店の外で主人を待つ犬  撮影:5月21日  大塚駅付近



「自己暗示」は非常に重要な習慣だといつも思っている。
私は自己暗示の効果を信じているし、実際に20年近く
実行してきた。
人生から脱落しないで済んできたのも、この習慣のおかげだと
信じて疑わない。



「自己暗示」とは積極的なこと、明るいこと、自らを鼓舞することを
自分で自分にインプットする行為である。
また、自分の考え方を正しい方向に導く行為である。
静かな場所に座って、ゆっくり呼吸を整えながら行えば効果は倍増
するようだ。
しかし、そんな時間が取れなくても心配はいらない。
私は通勤電車で、つり革につかまったまま毎朝行っている。



自己暗示で禁煙にも成功した。
10年前のことである。



しかし、誤解しないでほしい。
宝くじに当たれとか、急に金持ちになれなどと願っても無駄である。
もともと確率が僅少なことを願ったところで、確率が高くなりはしない。
私のいう自己暗示とはそういうことではない。



ヒトの心はインプットに影響を受けやすい。
よく「他人から・・・と言われてしまった」と気にする人がいる。
他人のインプットに心が反応してしまったのである。
他人による、事実を反映していないかもしれないインプットに
自らの心をコントロールされる必要はさらさらないのだ。



最悪なのは「自分はダメだなあ」とかのマイナスイメージを日々、
刻々とインプットしてしまうことである。
自分で自分の心を下降させる愚を犯してはいけない。
自分の心は自分で良い方向にも悪い方向にもコントロールできると
知るべきだ。



明日の朝も私は精神を集中して自己暗示をかけるだろう。
心を正しい方向へ誘導しながら、おだやかな気持で職場に
到着するのである。