2009年5月5日火曜日

ハゲタカ  2009.5.5

午後になって雨が降り出した。
朝のうちに散歩しておいてよかった。



連休も今日で四日目。
テレビでは新型インフルエンザの報道が少なくなり、忌野清志郎の
葬儀関連や高速道路渋滞に関するものが多くなった。
大きな事件がなく、世の中が平和であることがわかる。



昨日からNHKが三日連続で「ハゲタカ」を再放送している。
このドラマは見ごたえのある名作である。
大森南朋、柴田恭平、栗山千明らの熱演に引き込まれる。
今朝も散歩を早めに済ませてテレビにかじりついた。
明日も朝9時から放送する。




かつて日本で村上ファンドなるものが跋扈する嫌な数年間があった。
村上氏が「金儲けは悪いことですか?」と大真面目に記者会見する
のを見て、私はなんと醜い顔なんだろう、と感じたものである。
ライブドアのような実体の乏しい会社が、一歩間違えれば
ニッポン放送を買収してしまいそうになるくらい危うい時代だった。
合法でさえあれば何でも許されるという価値観にはついていけない。



そんな時代が終わったあとに放送されたドラマが「ハゲタカ」である。
資本主義とはどうあるべきか、会社とは? を考える材料を提供
してくれる。
かなり単純化している面はあるが、短時間のテレビドラマという制約上
仕方ないだろう。



             駅の看板広告   撮影:5月4日  JR新大久保駅にて