2014年4月10日木曜日

小保方さんの件(2)    2014.4.10 

夕方
 
 
 
もうマフラーはいらないだろうと思ったが、夕方から
体温を奪う強い風が吹いた。
春は不安定だ。
 
 
 
昨晩、帰宅して小保方さんの会見を録画で見た。
昼から夕方にかけて3つの番組を録画してあったのだ。
 
 
謝罪すべきは潔く謝罪した。
込み上げてくるものを抑えきれず感涙する場面もあった。
一部マスコミの下世話かつ不躾(ぶしつけ)な質問に対しても
冷静に受け答えができていた。
 
 
所属する組織(理研)への気遣い、抑制も随所にみられた。
おおむね感心できる会見態度だった。
大人の対応ができていた。
私は彼女がウソを言っていないことを確信した。
これは私の直観である。
 
 
 
ただし、ウソは言っていないこととSTAP細胞があるかどうかは
別物で、STAPの有無はまだ証明されていない。
実験で作成した細胞が未発見の万能細胞かどうかは
専門家の所見を待たなければならない。
 
 
 
写真の取り違えは故意(悪意)か過失か。
 PowerPoint で再利用を繰り返した結果、異なる写真を本物と
思い込んで使ってしまった、という彼女のコメントで
私には腑に落ちた。
私自身もデータをあれこれ使いまわしているうちに
思わぬミスが発生することを体験しているから。
最近のことである。
時間的制約がかかるとミスの発生確率はあがる。
彼女もそうだったような気がする。
 
 
ミスをミスのまま発表しないためには、入念なる確認(チェック)を
行うことしかない。
ミスは必ず起こる。
願わくばチェックができていれば・・・。
大切な出世作なのだから惜しかった。
 
 
彼女の捲土重来を変わらず期待している。