ごろごろ煮込みチキンカレー、半熟玉子(松屋) 3月7日
昨日、セブン&アイHD社長交代の記者会見があった。(3月6日)
ここまで来る前に、MBOの頓挫があった。
セブンはクシュタールから買収を持ちかけられたことをきっかけに、創業家(伊藤家)を中心とした自社買収(MBO)を検討した。
買収防衛策である。
そこに伊藤忠商事が参画していることを2月5日、伊藤忠が公表した。
公表した途端、伊藤忠の株価は急落した。
7,124円の株価が6,832円へ一挙に292円も下がった。
その後も株価は下げ続け、2月20日には6,104円まで下げた。
公表前日からの下落率は14.4%にもなる。
これだけ株価が下がるということは、伊藤忠の株主がセブン救済にからむことを警戒した証である。
逆にMBOの枠組みから抜けたことがわかると、株価は282円上昇した。
市場は正直である。
今日のテレ東BIZで伊藤忠・岡藤会長のインタビューがアップされた。
創業家から頼まれて協力しようとしてきたこと、銀行の格付けが取れなかったこと( = 融資を受けられない)が断念の理由であることなどを明かしてくれた。
私も先月は伊藤忠の株価がだらだら下がるのでイライラしていたが、この番組を観て腹落ちした。
やはり、テレ東BIZは役に立つ。