うな重(1,490円:ガスト) 7月30日
8月を迎えた。
毎年、8月はやってくる。
この先、私たちがこの世から去っても8月は来るだろう。(来なきゃ困る)
さて、新聞。
すでに社会的使命を終えつつあるメディア。
デジタルの進展とともに、この伝統ある紙メディアの衰退は著しい。
その証拠に若い人(40代以下)で紙の新聞を購読している人を私は知らない。
いっぽう、「日経電子版を読んでいます」というビジネスパーソンは少なくない。
自ら購読している人もいれば、上司・先輩に薦められて読んでいる人もいるのだろう。
隠居生活に入りつつある私も日経電子版の読者だ。
かつて朝日新聞、読売新聞、毎日新聞を三大紙と呼んだ。
ネット、スマホがない時代には、多くの人が購読した。
新聞社の社員は高給取りで、新聞販売店は笑いが止まらないくらい儲かった。
20年前のこと。
ある販売店主(オーナー)は近接した地域で5つの新聞販売店を経営していた。
実務は店長を頭に複数人の配達員に任せ、主な仕事は人の採用と売上金の管理だ。
経営する5つの店から自分の給料として1店あたり200万円、つまり毎月1,000万円の給料が彼のふところに入っていたという。
年収1億越えだ。
私たちが知らないところで超高給取りが少なくない数、存在していたのだ。
それも今は昔。
この先、日経電子版だけは生き残るだろう。
ビジネスに特化している強みがあり、記事の質も高い。
三大紙の行く末やいかに。
どのような終わり方を迎えるのだろうか。