2025年4月30日水曜日

オマハの賢人に学ぶ   2025.4.30

バフェットの法則(The Warren Buffett Way) ダイヤモンド社





今日で終わる4月。


株式市場はトランプ関税の影響をもろに受け、第一週・第二週は荒れに荒れた。
ちょっと前までは38,000円台だった日経平均が、底値で31,366円まで落とした。
大きく下げたのが5日、上げたのが2日、いずれも1日で1,000円以上の上げ下げという激しさだった。


ここへきて35,000~36,000円あたりで落ち着きを取り戻している。
一度大きく下げると元のラインまでなかなか戻らない。
低いラインで安定してしまうことは株の世界ではよくあることである。


株投資の世界で誰もが知るウォーレン・バフェット。
1930年生まれの94歳。
世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主で、保有する個人資産は850億ドル(2020年)。
円換算するといったいいくらになるのだろう。(850億×142円)



「バフェットの法則(The Warren Buffett Way)」は世界的ベストセラーで累計120万部読まれている。
バフェットのようにはなれないが考え方に触れておくのは無駄にはなるまい。
そう思って読んでいる。



 

2025年4月29日火曜日

およびでない   2025.4.29

カルビ焼肉定食(松屋)  4月29日





天皇誕生日ではなく昭和の日である。


この日を天皇誕生日として30歳まで育ったから、いまだに天皇誕生日だと思っている。
切り替えられない。
今の天皇誕生日は2月23日。


昭和といえばクレージー・キャッツ。
シャボン玉ホリデーを見て育ったから、あの時代のギャグが笑いのツボになっている。




 

2025年4月28日月曜日

Sugar Ray Leonard vs Thomas Hearns  2025.4.28

カツ丼(しぶそば 菊名店)   4月28日





今日の昼食はカツ丼。
蕎麦屋のカツ丼はうまい。


さて、 シュガー・レイ・レナード(Sugar Ray Leonard)とトーマス・ハーンズ(Thomas Hearns)の一戦は1981年9月に行われた。
ウェルター級王座統一戦だ。


どちらも強い。
風貌はレナードが人懐っこいのと対照的にハーンズは強面(こわもて)。
両者が技術と力の限りを尽くして戦ったこの一戦は何度見ても素晴らしい。


15分39秒のダイジェストを堪能してください。



 

2025年4月27日日曜日

ロシア・ウクライナ停戦への希望   2025.4.27

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昨日・今日の報道からロシア・ウクライナの停戦が実現できるかもしれないと期待している。


バチカンでトランプ大統領・ゼレンスキー大統領の会談が行われた。
モスクワでは米国特使がプーチン大統領と会談している。
プーチン氏は米国特使に「ロシアは前提条件なしにウクライナと交渉を再開する用意がある。」と語った。


トランプ大統領は「彼らは合意に非常に近づいている。両者は今こそ終わらせるために高レベルで会談すべきだ。主要な点はほとんど合意している。」とSNSに投稿した。
米国がロシアのクリミア領有を承認し、ウクライナのNATO加盟を認めない2点をウクライナが受け入れれば戦争が終わりそうだ。


クリミアは2014年にロシアが実効支配して、すでに11年の年月が経っている。
実効支配の事実は国際社会では重い。
ウクライナはNATOに加盟できなくても、欧米がロシアの脅威から守ってくれる保証さえ取り付けられれば安心して国家運営ができる。


ウクライナが奪われた4州の扱いについてはまだわからない。
ロシアにとってはクリミア領有とウクライナNATO非加盟が決まれば、成果の大半は取れたと判断するのではないか。
侵略の罰として経済制裁は継続されるだろうし、解除があるとしてもごく小さなレベルだろう。


両国の歩み寄りによる停戦を強く期待している。
長すぎた不毛な戦いを止めて、前へ進むべき時が来ている。


 

2025年4月26日土曜日

今の暮らし   2025.4.26

ジャスパー国立公園/カナダ   Bing Wallpaperより





仕事は週に4日。
2日行ったら休み、また2日行ったら休む。
この繰り返しを1年以上続けている。


8時から12時までの4時間。
時間がたつのが速い。
11時を回れば「もう、終わりか。昼めしは何を食べようか。」と考える。


暇を持て余すことがなく、心身がきついと思うこともない長さ。
午後はまるまる自分の時間だ。
ちょうどよい。


帰宅したら必ずコーヒーを煎れてくつろぐ。
軽いおやつも楽しむ。
できる限りこの生活を続けたい。

 


2025年4月25日金曜日

やめてケレ オーバーツーリズム   2025.4.25

 

2014年8月  美瑛町



同世代の読者なら左卜全(ひだりぼくぜん)を知っているだろう。
ズビズバー パパパヤ、の左卜全である。




彼は「やめてケレ ゲバゲバ」「やめてケレ ストスト」と歌った。
時代背景を映している。
今ではゲバルトもストライキもなくなった。
時代は変わった。


とはいえ、いつの時代にも「やめてケレ」の対象はなくなることはない。
今なら、インバウンド客が観光地を襲うオーバーツーリズムがそうだろう。


札幌会では昨秋に計画した北海道旅行合宿をやめた。
旭川~美瑛~白金に行きたかったのだが、最新情報ではとんでもない混雑が常態化していることがわかった。
下の映像をみてほしい。
まさに観光客で汚染されている。






10年前にこの地を訪れた時は、こんなことは皆無だった。
観光立国・日本をめざすのは良いが、国民が旅行を楽しめないのは本末転倒。


やめてケレ、対策をたててケレ。
助けてー。



2025年4月24日木曜日

【日本の名曲】時代(中島みゆき)  2025.4.24

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 中島みゆきの存在を知ったのは大学生の頃である。


Wiki で履歴を確認してみた。

・1975年10月の『第10回ポピュラーソング・コンテスト』でグランプリを受賞。
・11月の『第6回世界歌謡祭』でもグランプリを受賞。
・「時代」は12月に2作目のシングルとして発売。


この頃は旭川をベースとする安全地帯もポプコンにチャレンジしていた時期。
札幌の中島みゆきがいたのでグランプリ受賞を逃したとのこと。
彼らをして「中島みゆきがいるから絶対勝てない」と言わせた実力者だった。
さすがは北海道で「コンテスト荒らし」と言われただけのことはある。


1977年には「わかれうた」でさらに弾みをつけ、どんどん大きな存在になっていった。
曲作りや個性的な歌声は、結局のところ天才という一言に行きつく。
女性シンガーソングライターとして荒井由実と双璧であり、素晴らしいミュージシャンと同じ時代を生きたことに感謝したい。




2025年4月23日水曜日

初めての転倒   2025.4.23

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朝から雨模様の一日。
仕事は休み。
雨が降る日は静かで好きだ。


さて、初めての転倒。

先日、ある場所で転倒した。
不注意からだった。
自分が転倒することがあるとは露ほども思っていなかったから、今後は足元には充分過ぎるくらい注意しよう、怖いなと思った。


どんな場所かというと、あるマンションでのこと。
そのマンションには宅配業者など外部の人が入れる共用トイレがエントランスにあった。
トイレに行くにはエントランスの床より15cmくらい低い床にいったん降りる。
つまり同一フロアに段差のある床が共存している作りだ。


トイレを出て戻る際に、その段差があることを全く意識していなかった。
そして段差にもろに躓いて倒れた。
とっさに両手をついたので事なきを得たが、床に強く打った両手の手のひらはしばらく痛かった。
四つん這いになったから膝も少し擦りむいた。


幸い両手は骨折も捻挫もしなかったからラッキーだった。
自分の反射神経に感謝した。
ほんのちょっとの差で怪我をせずに済んだのだと思った。


新しい建物はバリアフリーが徹底しているからこんな事故は起きないだろう。
ちょっと前の建物には段差がある場所もある。
今回で学んだから足元にはかなり注意をするようになった。


転んだ痛さはあったが今後に活きる転倒だったと思いたい。



 

2025年4月22日火曜日

ゴールデンウィークの思い出   2025.4.22

牛めしランチセット、半熟玉子(松屋)  4月22日





cheap、cheaper、cheapest の cheapest が今日の昼食。
いつも本サイトを見てくれている人なら意味がおわかりだと思う。
日本でもっとも安い昼食が「松屋 牛めしランチセット」だ。


さて、今週土曜日(4/26)からゴールデンウィークが始まる。
一部の大企業は5/6まで、なんと11連休!
というわけで、日本社会がどことなく緩む時期である。


大阪で暮らしていた頃の話。(1988年~1995年)
ゴールデンウィークの一日を家族でドライブしようと、豊中から中国自動車道に入ろうとした。
ところが、中国自動車道に連なる一般道から長蛇の列で進まない。


「こりゃダメだ」。
私は渋滞が大の苦手。
さっさと諦めて自宅へ引き返したことがあった。


結局、ゴールデンウィークはどこも混む、サービスレベルが落ちる、しかも高い、と何もいいことがない。
近所をのんびり散歩したり、近場に食事に出かけたりするのがベストだと悟った。
毎年、特別なことはしないのが私のゴールデンウィークである。


今年はコロナ後でもあり、少し円高に動いていることもあり、豪快に海外へ遊びに行く人も多いと思われる。
テレビ局が空港でお約束の取材報道をするはずだ。




 

2025年4月21日月曜日

ネコの遺影   2025.4.21

無人野菜販売所(横浜市緑区鴨居)   4月18日





1ヵ月に1回、鴨居の理髪店に散髪に行く。
理髪店は昨年1月まで勤めた職場のすぐそばにある。
マスターの腕が良く、散髪してくれる人を替えたくないので今も通っている。


駅から理髪店に向かう途中に野菜販売所がある。
かつてここには店番をするネコがいた。
近所の家から通いで来ていた。


この場所が好きだったのだろう。
ほぼ毎日、見かけたものだった。
店の最前列にちょこんと座っていたり、周辺の道路に寝転がっていることもあった。


おとなしく物静かなネコだった。
近所の人たちのアイドル的存在だった。


先月、散髪に来た時、ネコの姿は見えず写真が飾られてることに気づいた。
食事の茶碗もドーム型のキャットハウスも片づけられていた。
亡くなったのだ。


今月も散髪に来た。
写真はそのまま飾られていた。


 
2023年11月



2025年4月20日日曜日

リナビスの季節  2025.4.20

牛カルビ定食 ごはん少なめ   4月19日





昼食はしぶそば、日高屋の二択が日常。


昨日は気分を変えようと吉野家を選択。
カルビが食べたくて牛カルビ定食をオーダーした。
減量チャレンジ中のため、泣く泣くごはん少なめ。
これで844円。
吉野家もそれなりの価格になった。


さて、リナビス
おせっかいなクリーニング屋さんでそこそこ知られるようになった。
テレビCMも打つまでに成長した、兵庫県の優良企業である。


私がこの会社を知ったのは、数年前のカンブリア宮殿(テレ東)での放送だった。
田舎の小さなクリーニング店が父親から息子へ社長継承して、若社長がネット受注に舵を切ったのが成長の始まりだ。

①ネットで申し込む。同時に届け希望日を指定する。
②ヤマト運輸の着払いで衣服を送る。
③届け指定日にヤマトが自宅まで届けてくれる。


私は冬物のクリーニングにここ数年、毎年利用している。
クリーニング後、秋まで保管してもらい(無料)10月末に届けてもらっている。
いままで一度も事故がない。


ちなみに料金は冬物5点で、9,000円弱。
これはポイントやクーポンを利用しての価格で、定価では9,810円である。
例年、連休明けに発送していたが、今年はすでに暖かくなったので前倒しした。


私にとってはリナビスで冬物を発送することが、季節の代わり目を意識する儀式みたいになっている。


 

2025年4月19日土曜日

減量チャレンジ中  2025.4.19

日高屋 ニラレバ炒め定食(ごはん少なめ)   4月17日




先日、愛甲石田(小田急線)へ所用のため出かけた。


駅前に日高屋を見つけた。
昼メシは日高屋で決まり、と決めた。
そして計画通り、昼に立ち寄った。


たまにはいつもと違うものを頼もうかと思い、ニラレバ炒め定食にした。
ごはんは本当なら普通盛を食べたいところだが、減量目標があるので少なめにした。
日高屋はごはん量に応じて値段が変わるので少し安く上がったはず。


愛甲石田でも日高屋は繁盛していた。
オーダー用のタブレットはなかった。
スタッフさんに口頭で頼む方式である。


この会社はまだまだ伸びる余地がある
なぜなら出店地域が関東だけだからだ。
この先、じわじわと全国進出を狙っているはず。


伸びしろがあるから、この会社の株を買っておこうか。


 

2025年4月18日金曜日

おやつ  2025.4.18

稲葉ピーナッツ(株) アーモンドフィッシュ スタンドパック





 このところ、おやつはアーモンドフィッシュ。


昨秋以来、大好きなせんべいを来る日も来る日も食べ過ぎた結果、78kg だった体重が81.5kgまで増えた。
腹まわりが巨大化して、一目瞭然、誰が見ても太ったとわかる。
このままでは膝に過負荷がかかり、支障が出るだろう。


そこで採用したのがアーモンドフィッシュ。
毎日、個包装を1袋、コーヒーを飲みながらポリポリ食べる。
1袋できっちり止める。


原材料はアーモンド、味付け小魚(煮干し かたくちいわし)、食塩、砂糖、ごま。
これで体重が元通りになることを願っている。


2025年4月17日木曜日

マラソンよりも駅伝のほうが速い  2025.4.17

 

日高屋 小田急マルシェ愛甲石田駅前店(伊勢原市石田)  4月17日





セブン-イレブン・ジャパンの社長交代が発表され、さきほど記者会見をライブ中継で観た。


現社長の永松文彦さんが会長に、そして新社長に阿久津知洋さんが就任する。(予定)
永松さんは2019年から社長。
阿久津さんは1994年入社、54歳。
現在、執行役員・建築設備本部長を務めている。


永松さんが社長を退くに際して語ったこと。
「私は6年、社長を務めた。これをもっと続ける方がいいのか、次世代に引き継いで次の人がより良くしていくのか、どっちがいいのか。マラソン走るより駅伝の方が速いと思うんですね。常にフレッシュな人がやるということが、事業が持続的成長していくためには僕は必要だと思ってるんです。」


けだし名言である。
記者会見での永松さん・阿久津さん共に、さすがはセブンーイレブン・ジャパンを背負う人物だと感心した次第である。
この会社の未来は明るい。
間違いない。




2025年4月16日水曜日

レアアース泥(でい)②  2025.4.16

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昨日の投稿「レアアース泥」では、東京大学が南鳥島海底に大量のレアアース泥が存在することを発見した、と書いた。
そのポテンシャルを確認しておきたい。

※テレ東 「いまからサイエンス」2024年3月27日放送から抜粋


◆世界のレアアース生産量ランキング(2022年度)


中国 70%
米国 14%
豪    6%           


◆南鳥島海底のレアアース埋蔵量 ※対象海域の1/24を調査した結果の数値


ネオジム    国内需要48年分
ジスプロシウム 国内需要70年分
テルビウム   国内需要835年分
イットリウム  国内需要390年分
スカンジウム  世界需要2400年分


◆埋蔵量ランキング

中国      33%
ベトナム    17%
ブラジル    16%
日本(南鳥島)    12%


ぜひ、モノにしてほしいと願うばかりだ。



 

2025年4月15日火曜日

レアアース泥(でい)  2025.4.15

Bing wallpaperより




美しいオランダの風景だ。
行ったことはないけど。


さて、写真とは全く関係ないレアアース泥(でい)について。

本日の日経新聞「オピニオン」欄に重要な記事がアップされた。
日経新聞を購読している人は確認してほしい。
「資源大国呼ぶ起業家精神」という記事だ。


南鳥島の海底にレアアースを豊富に含む泥があることを、東大工学部・加藤泰浩氏(工学部長)のチームが1999年に発見。
有名な科学雑誌 nature に2011年、論文が掲載された。
このレアアース泥を事業化するべく、東京大学と日本財団が環境影響調査を今年から始める。


このレアアース泥については、テレ東BIZの科学番組で昨年3月に取材されている。
「いまからサイエンス」という番組だ。
南鳥島のレアアース泥はとてつもない埋蔵量が確認されている。


このプロジェクトを事業化できた場合、わが国にもたらされる富は大きい。
期待したい。






 

2025年4月14日月曜日

ABBEY ROAD  2025.4.14

生田緑地  4月9日





1969年にリリースされたビートルズの傑作アルバム ABBEY ROAD。


昨日、YouTubeチャンネル「みのミュージック」で全曲解説が行われた。
今まで知らなかったことが満載で興味深く観た。
この人、実に詳しい。


40分弱の丁寧な解説を堪能してください。



 

2025年4月13日日曜日

伊藤忠商事 新入社員への社長メッセージ  2025.4.13

生田緑地 桝形山展望台から  4月9日





大卒学生の就職希望ランキング1位の常連が伊藤忠商事。


今年、入社した153名に石井社長が贈った話が素晴らしい。
米国大統領へ聞かせたいとマジで思った。


◆入社式で必ず伝えている2つの重要な心得

「ひとりの商人、無数の使命」
 「商人の使命」は、商いを通して社会の課題を解決し、人々の暮らしを豊かにしていくこと

「三方よし」の精神
 売り手、買い手、世間の三方が共に満足するという共存共栄の考え

◆業務の習得以外にお願いしたいこと2つ

「人間力と感性の鍛錬」
「信用を勝ち取る」





2025年4月12日土曜日

風邪から身体を守る   2025.4.12

Bing Wallpaperより





桜も終わり次はつつじの番である。
今日、道端に咲くつつじを見かけた。
これからしばらくは赤、白、ピンクの花が咲き競う光景を楽しめる。



さて、風邪の話。

私が風邪をひくときは決まったパターンがある。
暑くて汗をかいた後、その汗を拭かずに身体を冷やした場合に風邪をひくのだ
かつて現役サラリーマン時代、冬に着込んでラッシュアワーの電車に乗り、身動き取れず汗をかいて風邪につかまった経験が何度かある。


一昨日、ある場所で小汗をかいたあとエアコン冷房の部屋で身体を冷やしてしまった。
しばらくして鼻水が出てきたので、風邪をひいてしまったかなと後悔した。
私の場合、一度そうなると、直るまでにかなり日数を要する。


ところが今回は違った。

帰宅して食事を済ませた後、ビタミンCサプリメントをいつも以上に摂った。
風邪のひきはじめにビタミンCを摂り、早めに床に就くと風邪を初期段階で治すことができるという情報に従ってみた。
なんと、翌日午後には完治していた。


風邪のひきはじめにはビタミンCサプリ。
これは効く。


2025年4月11日金曜日

アメリカを弱くする  2025.4.11

生田緑地(川崎市多摩区)  4月9日





相互関税の一時停止を受け、昨日(4/10)は日米とも大幅な株高となった。


しかしながら、今日は再び大きく下げた。
日経平均はマイナス1,023円。
関税を一時停止したはいいが、金融市場への懸念は変わっていないことが明らかになった。


報道では米国への信頼が低下している、と。
そりゃ、そうだ。
むちゃくちゃな率の関税を大真面目に発表する姿を見てしまった以上、信頼などとてもできない。

米国債の売りが増えているとのこと。
併行してドルが売られユーロ、円にマネーが流れだした。合わせて株安。
「国債安、株安、ドル安」、これをトリプル安ということを初めて知った。


中国との関税応酬で米国内の景気は悪化すること必至。
アメリカを強くするどころか、逆の方向へ導きかねないのがトランプ政権が今やっていることだ。
とても危なっかしい。

2025年4月10日木曜日

a 90 day PAUSE  2025.4.10

生田緑地 桝形山展望台から武蔵小杉のタワマンを望む  4月10日





やれやれ・・・


4月3日以降、ずっとトランプ政権に振り回されてきた。
世界中でビビらされた人が多いと思う。
「相互関税の90日間停止」は本当に良い知らせだ。


これでひとまず安心していられる。
関税に関してはイーロン・マスクを政権に起用していて良かった。



 

2025年4月9日水曜日

激動の4月   2025.4.9

生田緑地桝形山展望台から都心を望む   4月9日





昼食後、桜の見納めにと生田緑地へクルマを走らせた。


あいにく8~9割の木は満開のピークを過ぎ、タイミングを逃した訪れとなった。
それでも今日がピークかと思える木も少し残っており、青空に映える桜を眺めることはできた。


いつの間にやら、もう4月。
世間では小中高の入学式も終わり、春まっさかりである。
トランプ関税が発動され、世界の株式市場は不安定極まりない。
わが国としてはこれから米国政府との関税減免交渉が始まる。


トランプ政権の関税政策は本気だ。
わが国ができる提案はアラスカのLNG(液化天然ガス)開発への参画、コメを含む食料の購入、防衛費の負担増あたりか。
良い結果がもたらされることを願いつつ、交渉を見守りたい。





 

2025年4月8日火曜日

馬淵磨理子氏(経済アナリスト)   2025.4.8

大山阿夫利神社(伊勢原市大山)からの眺望  4月4日





4月3日、4日、そして7日と世界の株式は大きく下げた。
トランプ関税による世界同時不況への恐れが原因である。


札幌会の合宿旅行から帰って情報を集めた。
多くのエコノミストがさまざまなことを述べている。
なかでも最も腑に落ちる解説をしていたのが馬淵磨理子氏だった。


彼女の展開する論理には説得力がある。
アメリカの痛みを理解し受け入れたうえで、それに寄り添い、解決策を一緒に探っていく姿勢が必要と説く。
「大統領の言っていること、やっていることはおかしい」と対決するのではなく、アメリカがどこに痛みを感じているのかをまず理解する。


ダメだったのが藤野英人氏(ひふみ投信)。
この相場に動揺しているのがありありで表情も硬く、言っていることも飛躍し過ぎていて説得力がない。
あれ、この人こんな人だったっけ、とちょっぴり失望させられた。


馬淵氏は話し方によどみがなく聞きやすい。
対して、藤野氏は「あのぉ」が多すぎるので聞きづらい。
解説者は話し方がとても大事である。
内容もさることながら。

 

2025年4月7日月曜日

いつも音楽と共に生きてきた(老いの願い:小椋佳)   2025.4.7

厚木飯山温泉 元湯旅館から(厚木市飯山)  4月4日





2021年に小椋佳はラストアルバム「もういいかい」をリリースして引退した。


アルバムに収録されている「僕の憧れそして人生」、「老いの願い」、「SO-LONG GOOD-BYE」が好きだ。
そのうち YouTube にアップされている「老いの願い」を紹介する。
今の私にはこれらの曲がストンと入る。


音楽って本当に素晴らしい。



 

2025年4月6日日曜日

厚木飯山温泉 元湯旅館   2025.4.6-②

厚木飯山温泉 元湯旅館  4月4日





札幌会の合宿旅行では厚木飯山温泉 元湯旅館を初めて利用した。


もともとは厚木の七沢温泉が宿泊候補だった。
北海道を諦め近場で楽しもうという作戦である。
七沢はROB神奈川東部支部で昨秋に行っている。



ところが、宿泊する曜日や部屋の仕様が合わず、七沢温泉は候補から外した。
代わりに同じ厚木で飯山温泉を探してみたら、希望の仕様に合致する宿が見つかった。
それが元湯旅館である。


小田急線本厚木に送迎バスが来てくれる。
送迎バスには数組の女性客が同乗。
平日でもそこそこ繁盛しているようだ。


私たち3名は温泉を堪能し、料理を味わうことができた。
家族で再訪したいと思わせる満足度があった。



朝食
 



世界経済のお勉強(間違いに気づく)  2025.4.6-①

BECK'S COFFEE SHOP(小田原駅)  4月3日






4月3日付の投稿「トランプ関税②」の記述に間違いがあることに気づいた。
修正しておいたので関心のある方は見てください。


ドル円が変動相場制に移行したのはニクソン・ショック後の1973年12月。
となるとニクソン・ショックとは何だったのだろうか。
Microsoft のCopilot で確認してみた。


◆ニクソン・ショックとは

ニクソン・ショックとは、1971年にアメリカのリチャード・ニクソン大統領が発表した経済政策の転換を指します。この出来事は、世界経済に大きな影響を与えました。

具体的には、ニクソン大統領は米ドルと金の交換を停止することを宣言しました。
この政策により、戦後の国際通貨体制である「ブレトン・ウッズ体制」が終焉を迎えました。
この体制では、ドルが基軸通貨として機能し、金とドルの固定交換比率が維持されていましたが、アメリカの金保有量が減少したことで維持が困難になったのです。

この発表は突然行われ、世界中の国々に衝撃を与えました。
その結果、固定為替相場制から変動為替相場制への移行が進み、国際経済の枠組みが大きく変化しました。


◆なぜ、ニクソンショック以前はドルを金に交換していたのか?

ニクソンショック以前にドルを金に交換していた理由は、金本位制という国際通貨制度が採用されていたためです。この制度では、通貨の価値を金によって裏付けることで、通貨の信頼性と安定性を確保していました。

具体的には、第二次世界大戦後の1944年に締結されたブレトン・ウッズ協定に基づき、アメリカドルが基軸通貨として選ばれました。
この協定では、ドルと金の交換比率を1オンス=35ドルに固定し、他国の通貨はドルと固定相場で結びつけられていました。
この仕組みにより、各国はドルを金と交換できるという信頼を持ち、国際貿易や経済活動が円滑に行われるようになりました。

この制度が採用された背景には、第二次世界大戦後の混乱した経済状況を安定させる必要があったことや、アメリカが世界最大の金保有国であったことが挙げられます。
しかし、アメリカの金保有量が減少し、ドルの信頼性が揺らいだことで、この制度は維持できなくなり、ニクソンショックへとつながりました


 

2025年4月4日金曜日

厚木飯山温泉  2025.4.4

小田原城天守閣からの眺望(神奈川県小田原市)  4月3日





札幌会の定期合宿旅行を昨日(4/3)から今日(4/4)、1泊2日で行った。
小田原、厚木飯山温泉、大山のコースだ。


昨年の秋時点では11年ぶりの北海道旅行を計画していた。
コースは空路で旭川入り、レンタカーで美瑛を訪れ白金温泉に泊まる。
ところが最新情報によると北海道に外国人観光客が殺到し、オーバーツーリズム状態であるとのこと。
これじゃ行っても渋滞に巻き込まれるだけで楽しめない、と諦めた。


近場の温泉に計画変更し、宿泊地を厚木飯山温泉に決めた。
誰も行ったことのない場所だが調査段階では行ける!と踏んだ。
あいにく4人のメンバーのうち、ひとりが突然体調を崩し2日前に参加を断念。
残る3人での合宿旅行になった。


この歳になると全員揃って元気に旅に出かけることが至難になってくる。
そんな現実も直視しなければならないと考えさせられた旅になった。




 

2025年4月3日木曜日

トランプ関税②  2025.4.3

Bing Wallpaperより




雨も降り寒い。


春は薄着になる分、寒さをより感じる。
かなり昔、会社の花見で寒い思いをしてから「春は寒い」思いが定着してしまった。
夜桜だったからなおさらである。


今回のトランプ関税はパラダイムの変化と考えるべきか。
それとも米国の大いなる判断ミスか。
答え合わせはまだまだ先になりそうだ。


世界経済では、かつて米国が仕掛けたプラザ合意という大きなゲームチェンジがあった。(1985年)
先進国(5カ国)の為替レートを一律10〜12%切り上げ、米国の輸出競争力を上げて貿易赤字を減らす目的があった。
これも米国が損をしているという発想からだった。


変化を仕掛ける国。
対応に追われ右往左往する国。
これが現実世界だ。