Bing Wallpaperより
昨日・今日の報道からロシア・ウクライナの停戦が実現できるかもしれないと期待している。
バチカンでトランプ大統領・ゼレンスキー大統領の会談が行われた。
モスクワでは米国特使がプーチン大統領と会談している。
プーチン氏は米国特使に「ロシアは前提条件なしにウクライナと交渉を再開する用意がある。」と語った。
トランプ大統領は「彼らは合意に非常に近づいている。両者は今こそ終わらせるために高レベルで会談すべきだ。主要な点はほとんど合意している。」とSNSに投稿した。
米国がロシアのクリミア領有を承認し、ウクライナのNATO加盟を認めない2点をウクライナが受け入れれば戦争が終わりそうだ。
クリミアは2014年にロシアが実効支配して、すでに11年の年月が経っている。
実効支配の事実は国際社会では重い。
ウクライナはNATOに加盟できなくても、欧米がロシアの脅威から守ってくれる保証さえ取り付けられれば安心して国家運営ができる。
ウクライナが奪われた4州の扱いについてはまだわからない。
ロシアにとってはクリミア領有とウクライナNATO非加盟が決まれば、成果の大半は取れたと判断するのではないか。
侵略の罰として経済制裁は継続されるだろうし、解除があるとしてもごく小さなレベルだろう。
両国の歩み寄りによる停戦を強く期待している。
長すぎた不毛な戦いを止めて、前へ進むべき時が来ている。