大山阿夫利神社(伊勢原市大山)からの眺望 4月4日
4月3日、4日、そして7日と世界の株式は大きく下げた。
トランプ関税による世界同時不況への恐れが原因である。
札幌会の合宿旅行から帰って情報を集めた。
多くのエコノミストがさまざまなことを述べている。
なかでも最も腑に落ちる解説をしていたのが馬淵磨理子氏だった。
彼女の展開する論理には説得力がある。
アメリカの痛みを理解し受け入れたうえで、それに寄り添い、解決策を一緒に探っていく姿勢が必要と説く。
「大統領の言っていること、やっていることはおかしい」と対決するのではなく、アメリカがどこに痛みを感じているのかをまず理解する。
ダメだったのが藤野英人氏(ひふみ投信)。
この相場に動揺しているのがありありで表情も硬く、言っていることも飛躍し過ぎていて説得力がない。
あれ、この人こんな人だったっけ、とちょっぴり失望させられた。
馬淵氏は話し方によどみがなく聞きやすい。
対して、藤野氏は「あのぉ」が多すぎるので聞きづらい。
解説者は話し方がとても大事である。
内容もさることながら。