Bing Wallpaperより
日銀が「生活意識に関するアンケート調査」を発表した。
全国の20歳以上の個人、対象4,000人、有効回答数2,016人。
景況感、暮らし向き、消費意識、物価に対する実感などを問う。
質問は以下のような尋ね方である。
1年前と比べて、今の景気はどう変わりましたか。
1.良くなった
2.変わらない
3.悪くなった
1年間と比べて、あなたの暮らし向きがどう変わったと感じますか。
1.ゆとりが出てきた
2.変わらない
3.ゆとりがなくなってきた
読売新聞は暮らし向きの回答結果について、次のように報道した。
日本銀行が14日発表した6月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、1年前と比べて生活に「ゆとりがなくなってきた」と回答した人の割合は3月の前回調査から5・1ポイント増の61・0%だった。リーマン・ショック後の2009年3月以来、約16年ぶりの高水準だった。
これはアンケートでよくある現象だ。
どうですかと尋ねられれば「ゆとりがなくなってきた」とネガティブな回答を選択する人が多くなる。
普段はそのことに関して何も考えていないにもかかわらず。
この種のアンケート結果はまともに考えない方がよい。
私はアンケート結果にはいつも眉唾である。