2017年8月16日水曜日

WBCバンタム級タイトルマッチ   2017.8.16

阿寒湖(2011年8月撮影)



毎日、梅雨のような天気が続いている。
東日本では今のところ残暑というものはない。
雨があがって晴れるようになっても真夏の勢いはないだろう。
ユニクロ、しまむらなどのカジュアル・アパレルは夏物の在庫処分に注力していると思う。


昨夜、ボクシング・WBCバンタム級タイトルマッチをテレビ観戦した。
テレビ局はチャンピオン山中選手の連続防衛記録にスポットライトを当てていたが、私はそのことに関しては興味がなかった。
対戦相手の選定の仕方で楽に勝てる場合も多いから、防衛記録自体に大きな意味はないのだ。


結果はご存知の通り。
挑戦者(新チャンピオン)は若くて強かった。
ボクシングの盛んなメキシコで23戦全勝、17KOだから強敵だとは想像していた。
強く効果的なパンチで山中は終始押されていた。
押され気味のせいで、山中のパンチを打つバランスはとても悪かった。


4ラウンドでラッシュをかけられ、ボコボコにされる前にタオルを投げ入れたのは良い判断だった。
きちんとガードできない状態でパンチをもろに受け続けたら、身体とくに頭部に大きなダメージを負ってしまう。
これから先の山中の人生を考えれば極めて妥当な判断だった。


新チャンピオンはまだ22歳。
これから脂がのり、どんどん稼ぐと思われる。
ないとは思うが、仮に再戦したとしても山中に勝ち目はないだろう。
力の差がはっきりとしていた両者だった。