2024年2月7日水曜日

期待できる日本の半導体産業   2024.2.7-①

Bing Wallpaperより





今日は勤務がない日だ。
7時過ぎまで眠れたので身体が軽い。


先月末までは月~金、8時-12時の勤務だった。(週5日、20時間)
今月からは月・火・金・土、8時-12時に変わった。(週4日、16時間)
週休3日にはけっこう気を良くしている。


さて、話題は日本の半導体産業へ。


かつて世界に冠たる地位を占めていた日本の半導体産業だが、今世紀に入って競争に劣後した。
1988年には50%あったシェアが、2023年には6%にまで落ちている。
これが現状。


ここへきて反転攻勢をかけようと経済産業省も支援に乗り出している。
本気だ。


①生産基盤の確立  TSMC(台湾)の国内誘致

  先日、「バブる熊本」(1月30日投稿)で書いたが、世界一の半導体製造メーカーTSMCが熊本県菊陽町でまもなく生産を開始する。
  さらに、第二工場の建設も昨日発表された。2027年稼働をめざす。


②次世代半導体技術の確立  ラピダス設立

  北海道千歳市に工場を建設中。
  米国IBMが開発したGAAトランジスタプロセス製品の製造技術をライセンス購入し、大規模生産を行う。


③光半導体の実用化

  NTTが開発した画期的な光電融合技術(IOWN:アイオン)を使った光半導体の研究開発に経済産業省が452億円を支援する。
  参加企業はNTTを中心に、古川電工、新光電気工業、KIOXIA、NEC、富士通。


TSMC誘致を皮切りに二の矢、三の矢が動き出した。
大いに期待できる。