2025年8月30日土曜日

医学・科学の進歩が未来を明るくする  2025.8.30

秋田県大仙市(Bing Wallpaperより)
 



医学・科学の進歩が世の課題を解決していく。
私が注目している日本発の技術がいくつかある。


まずは大阪大学発のスタートアップ企業・クオリプスが取り組んでいるiPS細胞由来の心筋細胞シート
4月に厚生労働省へ製造販売承認申請を行い、承認取得をめざしている。
米国においても治験許可申請に向けた準備を行っており、このほどFDA(米国食品医薬品局)との治験許可申請前相談会議が終了した。
重い心臓疾患を抱える世界中の患者が救われる日が近い。


次が”曲がる太陽電池”「ペロブスカイト太陽電池」。
東京都をはじめとする自治体や企業が社会実装をめざした実証を行っている。
シリコン太陽電池を代替・補完する技術として期待が高まる。
社会に普及すれば有力な電力源となるだろう。


木村建次郎教授(神戸大学 数理データサイエンスセンター:Integral Geometry Science社代表)が取り組む技術も驚異的だ。
コンクリート内部の亀裂、乳がんや電池内部の欠陥、衣服の下や荷物に隠した銃、さらには月面の地下空洞の有無などを“透視”し、検知・検出することができる。
とてつもない可能性を感じている。