2007年6月9日土曜日

クールビズ   2007.6.9


関東地方は来週末にも梅雨入り、と報道された。
これから約1ヶ月は雨模様の日々が続くことになる。


職場では6月1日からクールビズ期間に突入。
この制度も3年目を迎えた。意見を聞いてみると、男性社員は一人残らずクールビズを歓迎しているようだ。半袖・長袖問わず、ノーネクタイは首周りが楽で、しかも涼しい。
その代わり、事務所の冷房温度は28°C に設定され、省エネと地球温暖化抑制に貢献する。実際、半袖シャツでノーネクタイなら28°Cでも苦にならない。


実施1年目は顧客へ与える印象がどうなのか懸念されたが、政府主導に
よる国民運動のせいか、どの顧客からも好意を持って迎えて頂き
ほっとした。
もちろん、顧客訪問時は「クールビズ期間ですので失礼します」と
一言(ひとこと)お断りすることも忘れないようにしている。
ただし、さすがに冠婚葬祭だけはどんなに暑くともノーネクタイで行く
勇気はない。やはりTPOは大切だと思う。
まだ経験はないが、クレーム対応時も迷うところだ。
今の私なら、7 : 3 でノーネクタイと判断するだろう。
クレームの程度にもよるだろうが。


クールビズは2005年の夏、小泉内閣時代に始まった制度だ。
小泉内閣の功罪が語られる時、「格差」とか「中韓関係悪化」など
マイナス要素が挙げられやすい。
私は「功」の筆頭にクールビズを挙げる。
日本人男性会社員の夏を楽にさせ、能率をアップさせた功績は未来永劫
讃えられてよい。


政治、政権と言うと、判で押したように批判トークを展開する風潮が
この国にはある。
批判は言論の自由だし尊重するが、是々非々の精神は忘れたくない。
良いことを良いと言い、悪いことは悪いと言える判断力を持ちたいものだ。