2014年7月21日月曜日

戦う大義を失った親ロシア派   2014.7.21

世田谷美術館




ウクライナ上空を航行していたマレーシア航空機が何者かに
撃墜されたニュースはおぞましい。
300人近い乗客がウクライナ内戦の犠牲になってしまった。



ウクライナ東部の親ロシア派がハイテク武器の使い方を誤り
民間航空機を落としてしまった可能性が濃厚と報道されている。
もしそれが本当なら・・・
(情報から判断すると本当だろう)

親ロシア派はロシアへの帰属を求めてウクライナ軍と戦っている。
長年、ウクライナ国内で少数派として差別されてきた恨みを
ロシア領になることで晴らそうというのが彼らの戦いの大義だ。
しかし、罪のない民間人、しかも他国の人々を撃ち落してしまった以上
彼らの大義は成り立たなくなった。
しかも、墜落現場から死者の金品を略奪しているというから
救いようがない愚連隊である。
嫌なものを見せられてしまった感じだ。



親ロシア派は即刻戦いをやめ、自らの重大なるミスで犠牲に
なった人の国々へ詫びるのが人の道というものである。
プーチン大統領の指導力も問われていると思う。
正しい方向へ親ロシア派を導けるのは彼しかいないのだから。