2019年1月3日木曜日

雑煮を食べるたびに思い出す   2019.1.3

大田区北千束



雑煮が好きである。
正月は朝、昼、晩に出されたとしても喜んで食べるだろう。
実際はそんなに連続して食べることはないのだが、そのくらい好物だ。


雑煮を食べると必ず、子供の頃の年末を思い出す。
蒲田の家では近所の米山精米店から出来立ての御餅を届けてもらっていた。
板状で柔らかい状態の御餅が配達されると、正月気分に満たされた。


時代は変わり、米山精米店もかなり昔に店を閉じた。
酒屋の日光屋も、お菓子の前田もなくなった。
これらの個人商店はすべてスーパーマーケットやコンビニに淘汰された。
今となっては記憶のなかにしか残っていない。


しかたのないことだが、それを考えると寂しい気持ちになる。