2023年5月14日日曜日

人生は偶然の重なり   2023.5.14

Bing Wallpaperより





計画的に生きてきたようでそうでもないと思うことがある。


進学・就職は自らの意思で決めてきた。計画的である。
しかし、”自らの意思”も家族、親戚、友人、マスコミなどからの
インプットの賜物だ。
若いから経験知も薄く、それらインプットが強く”自らの意思”と
いう決断へ影響を与えていたことは間違いない。


先ほど小説「ナオミとカナコ」(奥田英朗)を読了した。
最近、ROB東神奈川支部のシオイ氏から紹介された小説である。
昨夜、読み始めてぐんぐんストーリーに引き込まれ、2日間で読み
切った。
インパクトのかなり強い小説だった。
※ROB東神奈川支部・・・38年間勤務したR社の同期入社3名で構成する仲良しクラブ。


ストーリーの中へ自分が入っていく感覚。
これが小説の醍醐味だ。
かつてテレビドラマ化されていたことを読み終えた後に知った。(2016年:フジテレビ)


この小説に巡り合ったのもシオイ氏という友人がいたからである。
読んでみようと決めたのは自分だが、氏の紹介がなければ一生読むことはなかった確率は高い。
家族、友人から受ける影響はきわめて大きい。
そう考えると、人生は偶然の連続で構成されていると感じるのだ。