2024年4月4日木曜日

辛い夢  2024.4.4

慶応義塾(横浜市港北区)  4月2日





仕事が休みであっても朝4時半過ぎには目が覚める。


睡眠時間の平均は6時間ぐらいだと思う。
毎晩、22時半には就寝しているからそのくらいだ。
とくに病気もせず元気だから問題ないと思う。


今朝は15年くらい前の仕事の夢を見た。
横浜で仕事をしていた時の夢である。
夢を見ながらけっこう辛い心持になっていた。
長く忘れ去っていた気持ちである。


私が当時受け持った組織(営業)は一般民間企業ではなく、県内の大学を中心とする学校法人だった。
この市場は担当してからわかったのだが、会社の主力商品が売りづらい・売れない市場だった。
売れない正当な理由があるのだが、上層部はそうした個別事情に関心がなく、売れない理由をセールスの意欲不足・活動不足にしたがる。


毎月、毎期、営業成績が開示されるのだが、そのたびに”針生のむしろ”に座っているような居心地悪さを味わった。
主力商品は売れなくとも営業数字は作らなければいけないから、別の商品をこつこつ積み上げて成績だけは残していた。
それでも、ときどき主力商品の販売実績について介入してくるのだった。


だから4年間の在任中、いつも心はスカッとしなかった。
そんなかつての自分の心持が、15年以上たった今でも夢で蘇ってきたのだ。
もう過ぎたこととはいえ、けっこう戦っていたんだなと目覚めた後、妙な感慨にふけったのだった。


そしてつぶやいた。
「だから、売れないって説明してるだろ」と。