2017年4月19日水曜日

アジア、欧州  2017.4.19

 
 渋谷(4月16日)



外が暖かくなった。
東京は4日連続で夏日(なつび)だ。


昨日から書斎の窓を小さく開けて外気を部屋に流している。
エアコンのコンセントも抜いた。
しばらく使わないからだ。
室温は22℃程度で快適である。
これから先、エアコン冷房が必要となる時期までは外気を取り込める。


国際情勢についてブリーフィングしてみたい。

【アジア】
北朝鮮に関してはしばらく今の緊張状態が続くだろう。
中国がどこまで北朝鮮に対して影響力を及ぼせるか。
中国にとっても正念場だ。
ここで成果を出せば世界での存在感をぐっと高めることができる。
これは中国にとって国益にかなうことだ。


米国は「すべての選択肢はテーブルの上にあがっている」と言っているとおり、北朝鮮の出方によって次のアクションが決まる。
自国の安全を脅かすような行為を北朝鮮が行えば、躊躇なく武力行使に及ぶはずだ。
北朝鮮も瀬戸際を迎えている。若き指導者にその認識はあるか。


【欧州】
4月23日のフランス大統領選挙に注目。
この結果次第で EU の運命が決する。
国民戦線 ルペン氏が勝てばフランスも EU離脱へ動くことになる。
マクロン氏(前経済相)、左派党 メランション氏、共和党 フィヨン氏を含めた4人が有力候補。
世論調査では接戦。

英国でも昨日、総選挙が6月8日に行われることが決まった。
メイ首相の進めているEU離脱方針の信を問う選挙である。
首相は支持率の高い今、選挙で国民の信任を得てEU離脱交渉に臨みたいのだ。
こちらは Brexit に向かって着々と進んでいる。