2017年4月7日金曜日

新聞業界の苦境  2017.4.7

ゴルフ場(川崎市多摩区)



昨夜は遅い時間に雨が降り出した。


そのまま今朝まで降り続いている。
首都圏はこの先、火曜日まで雨が降ったりやんだりの繰り返しでスカッと晴れない。
いかにも春らしく、ぐずついた天気が続く。
これが春なのだからしかたがない。


新聞は斜陽産業だ。
若い人だけにとどまらず、40~50歳台でも宅配購読していない人も少なくない時代になった。
かつて華やかな業界だっただけに、さぞや経営が苦しいだろうと察する。
ネット、スマホの台頭がかつての花形産業を駆逐している。


しかし、私にはネット、スマホだけが斜陽の原因ではないように思える。
商品としての品質、報道ポリシーに首をかしげざるを得ない会社もある。

今朝の朝日新聞一面には、テロ等準備罪に反対の意を唱える婦人たちの写真が掲載されている。
法案反対のポジションに立つ、片側から見た場合の真実であろう。
私はこの写真を見た時、このお揃いのプラカードを抱えた婦人たちがいかなる政治信条の持ち主なのか、どんな団体に所属しているのかに思いをはせた。


想像するに、生協の幹部や会員は少なからずおられるだろうし、リベラル系政治団体に所属している方々が多いだろう。
政党で言うと共産党、民進党の息がかかっているはずだ。
普通の主婦たちが自然発生的に集まっているとはとうてい思えない。
第一、そんなにヒマではないし、普通の主婦はこの法律に高い関心など持ってはいない。


私はそのことが問題だと言いたいのではない。
記事にするならば写真の婦人たちのバックボーンをきちんと書けよ、と思うのである。
そこを書かずに、「国民は反対している」という印象操作が見え見えだから、こんな新聞など購読を打ち切りたいと思ってしまうのである。
さすがに朝日の購読は打ち切るつもりだ。