2017年4月8日土曜日

春を歓ぶ  2017.4.8

生田緑地(川崎市多摩区)




朝食を済ませ、使った食器を洗い終えたら書斎へ入る。
毎朝のルーチンである。


10時までを目標に当サイトを更新するためだ。
今朝は室温が20℃を少し越えていたので、エアコンを稼働させることなく作業を開始した。
冬の間は毎朝、エアコンのスイッチを入れていったん書斎を離れ、暖まった頃に改めて入室していた。
今や、エアコンなしでも居られる季節になった。


入室して約2時間が経過した。
私の発する熱、パソコンの放射熱、そして外気温の上昇が相まって現在の気温は21.1℃まで上がっている。
足元が冷えるので足温器はまだしばらく必要だ。
昔から足が冷えるのだ。
あと1ヶ月もすれば足温器も不要になることだろう。


水が温(ぬる)み、草木が芽を吹き、梅・桜が開花する春を迎えた。
生田緑地の池も冬と較べてどことなく温かみを感じる。(写真)
私は冬の澄んだ青空が大好きだ。
春はその青空が失われるので、去年までは歓迎せざる季節だった。
強い風が吹く日は目が痛くなるので外出を控えていた。


だが、今年は違う。
この歳になって、初めて春の訪れをうれしく感じている。
幸せのアイテムをひとつ手に入れた気分だ。
自分の置かれている環境に何か変化があったかというと、とくに思い当たることはない。
きっと心のなかに変化が起きたのだ。
その説明がいちばんしっくりくる。


四季のある日本。
素晴らしい。
このコメントは悲しいくらい月並みだが。