2020年5月1日金曜日

国民に覚悟はあるか(補償と増税)      2020.5.1

新緑(生田緑地:川崎市多摩区)    撮影:4月24日




5月である。
緊急事態宣言の解除はまだ先になることが濃厚だ。
確実と言って差し支えないだろう。


企業・自営業者・従業員は休業要請を受けて、何がしかが補償される。
今を生き延びるのに当然必要な措置だ。
しかし、これだけの規模で補償が行われるということは、事態収拾後に増税が行われる
そのことをきっと多くの国民はわかっていない。


「補償は欲しい。されど増税はごめんだ」を言い出す層が必ず現れる。
頼むからそんな姿をさらしてくれるな、と思う。
政府・自治体の補償は温泉のように湧いてくるものではない。
結局、国民の税金が源泉だ。


その源泉が減れば、国民が充当するのが道理というもの。
世の中に打ち出の小槌などないのだ。