2020年5月16日土曜日

カーナビ    2020.5.16

生田緑地(川崎市多摩区)




朝一番で神奈川区菅田町へクルマを走らせてきた。
土地勘のない場所だが、カーナビのおかげで苦もなく到着することができた。
本当に便利な世の中である。


カーナビなき時代はクルマを運転する人なら誰しも、地図を頼りに迷いながら四苦八苦した経験があるだろう。
地図は目的地まで複数ページにわたるので、使い勝手が実に悪かった。
どこを走っているのか、わからなくなるのだ。
とても心細かったし、初めての場所へ行くのが億劫だった。


カーナビは GPS 技術のおかげである。
GPS とは Global Positioning System の略である。
アメリカ合衆国がもともと軍事用に開発した技術だ。
上空高いところの GPS衛星から位置を知らせる信号を受け取る。
レーガン大統領の時代に民生的用途にも転用した。
1990年台のことである。


インターネットも米国で軍事用に開発された。
Google の検索エンジンも米国生まれだ。
そう考えるとやはり米国の技術はスケールが大きく卓越している。
翻(ひるがえ)って日本は?


捨てたものではない。
ウォシュレット(TOTO)、ゲームソフト(任天堂)、ハイブリッドカー(TOYOTA)、内視鏡(OLYMPUS)、イメージセンサー(SONY)、ヒートテック(UNIQLO)...
私が思いつくものでもこれだけある。
技術が人々の生活を便利・快適にするのだ。